私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

主君の太陽 第14,15話

2013-09-29 19:45:12 | 韓国ドラマ さ行
どうしてもゴンシルのことが気になり、彼女が住むアパートを訪ねるも、保安チーム長に対抗して無理やり預けたビールを持って帰ることになるジュウォン。
ジュウォンを危ない目にあわせてしまったゴンシルとしては、何があっても彼を諦めなくてはならないのだから何でもする。
さらにあの怪しい霊媒師に何でもすると約束したのだ。
墓場に行って嫁に行く前に亡くなった幽霊を探し出し、彼女が行っているゴーストウェディング事業を手伝わなければならない。
永遠の幸せを約束した恋人を諦めきれずにいる女性の幽霊に「生きている人を邪魔してはだめ」と諭さなくてはならない。
怖くて寝ている暇もないいやな仕事だが、ジュウォンに触られたら営業妨害だとつらく当たらなくてはならないのだ。

大事なことを思い出せなくていらいらしているジュウォンも、ぼんやりながらも何とか色々思い出したい様子。
ハンナが意味ありげに太陽印のネックレスを触っても、騙されない位にゴンシルのことは覚えているようなのだ。
さらにジュウォンには、パンシル(!)を不憫に思っている暢気な副社長もいる。
副社長の中途半端なアドバイスもあり、キングダムで幽霊担当だった彼女が自分にとってどんなに大切な女性だったかを思い出し、彼女がネックレスを捨てようとするところを何とか阻止するジュウォン。

「確かに以前は私の防空壕だったかもしれないけれど、今はそんなでもないんです。もうそんなに幽霊が怖くもないし、そうなると社長もそんなに魅力的でも....」とすっかりテンションが下がった様子のゴンシル。
仮病を使って彼女を自宅に呼んだ末に彼女から聞けた話がこれなのだ。
自信満々のジュウォンががっかりする姿が非常に可愛らしい。

「俺は見えるものしか信じない」というジュウォンだが、別にゴンシルが見る幽霊を否定しているわけではないのだ。ただ彼女に自分だけを見て欲しいからそんな風に言っているのだが、幽霊が見える自分とずっと一緒にいることはジュウォンの幸せにならないと考えたゴンシルは、その言葉を逆に利用して、ジュウォンの元を離れようとするのだ。
(お互いを思いやっているのに、なかなかうまくいかないものである。)

ハンナのサインがジュウォンの元婚約者の双子の姉妹のサインと一緒なことに気づいたチーム長。そしてロンドンに居るはずの姪が整形して別人になっていることにやっと気づく室長。
(整形の上、まったくの別人というのは、韓国ドラマだからこそありえる設定だ。だけれども、韓国ドラマならそれもありだなと思える)
亡くなったジュウォンの元婚約者が守りたかった本当の犯人は別の顔を持ったハンナだったのだが、なんと亡くなったのがハンナで、韓国で孤児院で育った自分にはない者を持ったハンナに成り代わりたかったということらしい。
(欲望が生んだ悲しい別人物語だ)
誘拐事件が解決するものの、「あなたは見えるものしか信じないでしょ。私は自分と同じものを見える人のところに行きたい」とジュウォンの元を離れるゴンシル。

謎の3年間に何があったのか、どうしてゴンシルに不思議な力が備わったのか?それが最後で最大の謎らしい・・・・