以前から、チャンスがあったら、イル・ディーヴォのコンサートに行きたいと思っていた。
何度も来日公演はあり、観に行くチャンスはあったのだが、平日の夜はどうしても腰が重くなる。
今回の来日公演の武道館の日程も火曜、水曜、木曜だったのだが、金曜の夜に追加公演が行われると知り、重かった腰もあっという間に軽くなり、13年越しの夢実現となった。
後半は、ニューアルバム、タイムレスの曲、前半は懐かしい曲が中心だった。
時々トークに40代の男性らしいゆるい感じを見せながらも、(タイムレスはオンライン、店頭で絶賛発売中との事!)歌い出したらその歌声の響きに圧倒される。一人ずつの歌声だけでも厚みがあるのに、四人が揃うとそれが何倍にもなって押し寄せてくるのだ。生の歌声に圧倒される。
映画からはいくつもの素晴らしい歌が生まれたと言い、懐かしい映像をバックに歌った@追憶、ある愛の歌…
ウエストサイドストーリーや、国旗を手にして最後に歌ったマイウェイも良かったが、ラブ・ミー・テンダーのシンプルなメロディがあんなに素敵だとは思わなかった…
追記
当初の席は2階の南西だったのだが、当日、武道館に行ってみると2階席の人は皆1階席に振り替えられているようだった。私も1回西G列に変更してもらう。武道館4日間連続ということで、満席にはならなかったようだ。
武道館→仙台→大阪→広島→福岡そして10月3日の名古屋までコンサートは続くと事。大阪は3日ともソールドアウト、広島も福岡もソールドアウトのようだ。
タイムレス | |
クリエーター情報なし | |
SMJ |
★★★
2005年9月のブログにはこんな事を書いていた。
★★★
イル・ディーヴォ
05/09/24 17:01
クラシックと聞くと、子どもの頃音楽室に飾ってあった作曲家の肖像画を思い出すのが先で、有名な曲の旋律さえも思い出せない。どうも音より姿形の方が気になるのは、子どもの頃からの性分だったようだ。
このCDを視聴コーナーで聴いて見る気になったのも、ポスターがファッション誌の広告と見紛う位お洒落だったからという理由だけだったのだが、四人の声がムスクの香りが漂ってきそうなほど色っぽいのにびっくりしてしまった。
音楽でなく姿形に心引かれて手にしてしまったCDだが、たまには普段聞くことのない、イタリア語の甘い音の響きを耳にするのも悪くないかも知れない。
注)勿論この四人は歌も大変上手い。ただ素人の私はどんな言葉で形容していいか分からず、結局甘いだの色っぽいだのしか思いつかなかったのだ。
見かけだけを語るなら、デイヴィット・ミラーは鼻のあたりがケビン・ベーコンを思わせ、カルロス・マリンはおでこから眉にかけてのラインがちょっと特徴的だ。長髪のウルス・ブーラーは典型的なファッションモデル風、独学で歌を習得したというセバスチャン・イザンパールは正統派美男子といったところだ。歌が本業なのに、こんな風に見かけでしか四人を賞賛できない自分の至らなさがかなり恥かしい。