スホがこっそりと退職届を提出したことを知り、ショックを受けるカンホ。
ソウンの見習い期間があと10日ほどで終わるのだ。いつかは辞めねばならないと分かっていても、それまでは彼女との約束を守りたかったカンホ。彼女に何も言うことが出来ず、やれることと言ったら、仕事中にこっそり抜け出して彼女と一日楽しく過ごす事位だ。
それだけでもショックなのに、スホを狙った野球帽の男に再び拉致されるカンホ。
スホが深く考慮もせず、母を殺した兄を罰したことで、弟と兄の婚約者の人生はすっかり違ったものになってしまったのだ。何も分からずに収監されている兄の仇を討つためには、スホを拉致するしか方法がないと追い詰められた二人によって再び拉致されることになってしまう。二の腕の刺青を見せて、双子の弟だと分かってもらい釈放されるカンホだが、翌日の仕事を休むことになってしまう。その間に自分の退職の事がソウンに知られてしまうのだ・・・・
ソウンがカンホのために書いた救急隊員への判決文を読み上げた、無事に最後に判事の仕事を終えるカンホ。
カンホに残されたのは、自分の身分を彼女に明かすことと併せて、行方不明の彼女の姉を探すことだ。
旅券のブローカーに「判事を辞めた兄は今度大統領府に入ることになっている」とかなり壮大な嘘をついて、ブローカーから情報を仕入れようとするカンホ。
判事を辞めても彼を信頼するソウンとの関係は良好だ。後はソウンに正直に全てを話すだけだったのだが、スホが過去にしたことを思い出したサンチョルが「スホはお姉さんの裁判の時に嘘の証言をした。」と話てしまうのだ。恐らく金を貰って財閥の息子たちを庇ったのだろう。
姉が全てだったソウンにとっては、何よりも大きな裏切りだ・・・
カンホの下した判決により、財閥の息子たちが窮地に立たされるということは、サンチョルも絶体絶命ということ。(父親の事も裏切っているのだ。カンホも絶体絶命だが、サンチョルもかなり厳しい状況だ)
起死回生を狙い、カンホに賄賂を渡そうとした財閥御曹司の反対勢力に近づき裏切り工作をするだけでなく、嫉妬心からスホの秘密をソウンに告げてしまうサンチョル・・・チャンスを失ってしまったカンホはどうする・・・・
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金庫に入れたままの嘆願書に目を通し、自分がやってきたことをがどんなことだったかを改めて考え直すスホ・・・「お兄さんがお母さんを殺したことは確かだけれど、もしやり直したいのなら、僕がお兄さんを弁護をします。」という彼も、カンホと同じようにいい人になろうとしているんだろうか・・・