数量限定という言葉に弱い。
風が強かったが、陽射しに春の雰囲気が感じられる日曜日の午後、散歩の途中で立ち寄ったミスタードーナツのドーナツの棚に「数量限定」と書かれたこのパイを見つけてしまい、迷わずトレイの上に載せてしまう。
口にした途端、赤ワインの香りが漂ってくるのに驚く。ミスドとはミスマッチな芳醇なワインの香りがフルーティに感じられるのだ。ミスドのトレードマークとも言える赤いコーヒーカップや黄色のカフェオレカップとはちょっとミスマッチな大人な味。
パイらしくサクサク感がありながらも、モチモチしており、食べかすがポロポロしないのは、先日食べたクリスプショコラ ダブルチョコにも通じるもの。
数量限定という言葉を見る前は、「ミスタードーナツなのだから、やっぱりドーナツにしよう」と思ったのだが、今回は数量限定という言葉を信じてよかったと思う。