12月とは思えない暖かさで気持ちのいい土曜日だった。
12月も中旬になろうというのに、カレンダーを見なければ気分はまだ秋の午後だ。
これは、先週の日曜日の玉川上水のそばにある保存樹林の様子。
これも12月の様子とは思えない・・・
今は動植物保護のため中に入ることが出来ないが、子どもの頃は柵もなかったので、この中に入ってよく遊んでいた。
(当時も中に入るのは禁止だったのだろうか?看板があったようにも思うが、暇だと毎日のように意味もなくうろうろしていたように思う。)
栗の木もあったりしたので、秋には靴のつま先とかかとを使ってイガをむき、小さな栗を家に持って帰ったりした。
友達は「栗ご飯を作ってもらう」と熱心に栗を拾っていたが、私は母に「こんなに小さいと剥くのが大変」と夕飯を栗ご飯にするのを断られたりしたので、残念な事に栗拾いにあまりいい思い出はない。
こんな風に誰も遊んでいない雑木林を見ながら子どもの頃の事をのんびり思い出したり出来るのも、歩いていてちっとも寒くないからだ。
寒くなったら困ると新しいコートを買ってみたのだが、暖かい毎日が続くのでまだ着るチャンスがやってこない。