私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

VIP 韓国ドラマ 第11,12話

2019-12-11 20:48:06 | VIP 韓国ドラマ

自分の右腕として信頼していた部下が自分の娘と懇意になっていたことを知り、態度が変わらない父親がいるだろうか・・・・

昇進したはずのソンジュンの立場は一気に危ういものになる。
夫の後に外商チームの室長となったジョンソンの立場も一緒だ。

副社長の娘であるユリに対する社員の態度もそうだし、副社長も自分の娘に対する行動を配慮するように有形無形の圧力をかけてくる。
(会社というのはそういうところなのか・・・・)

子どもの死産で傷ついた二人・・・更にソンジュンの心が自分から離れてしまったことに傷つたジョンソンに「自分も辛かった」と言うソンジュン。多分 こんな話を辛くとももっと前にすべきだったのだろう。

しかし、今更時間は戻らない。彼女を気遣うあまり、更に自分のプライドからか、自分の事を何も語らなかったソンジュン。偶然彼の状況を知ったユリに心が傾いた事をジョンソンが知ってしまったら、更に傷つくだろう。「もし」を言っても仕方ないような事の積み重ねで、もう後戻りできないような状況だ。

若いユリは、ソンジュンとジョンソンが別れれば、彼が自分の元戻ってくると思っているようだ。母を亡くしている彼女の元に行くことを選んだソンジュンはどうするのだろう・・・と思ったら・・・ユリの母親が亡くなったことをきっかけに、妻のジョンソンとでなく、彼女のそばにいることを選ぶソンジュン。

娘と別れることを望んでいる副社長の気持ちを理解しながらも彼女を選んだのは、真面目な性格の表れなのか・・・優しさ故彼女を見捨てることが出来なかったからなのか・・・

動画流出問題があっても、娘を認める記者会見をしたこととで副社長に有利に思えた社内のパワーゲームは、別の候補者の出現でまた別の様相を帯びてくる。

(オーナー企業故、後継者も親族の中から選ぶらしい。親族故、その争いも逆に熾烈なのか?)更に人の口に戸は建てられない。副社長の腹心の部下だったソンジュンとの間に不穏な空気が流れていることを察した反対派は、「副社長の派閥を抜けて私の方に来ないか?」とソンジュンに誘いをかけるのだ。

そんな中で起きた課長による過去のセクハラ告発。
ミナがマーケティングチームのチーム長からセクハラを受けていたことを知った課長は、過去の自分の出来事を掲示板上で告発するのだ。
「なぜ今になって?」「もともと奔放な彼女にも落ち度があったのでは?」さらなる噂が広がり、告発したことで二次被害に遭う彼女だが、「私以外の人が被害に遭っているのを知り告発した。控訴も考えているし、引くつもりはない。」と覚悟を決めている彼女。

会社側としては、静観を含めた対応を考えるも、事実と受け止めて真摯に対応した方がいいというソンジュンの意見に沿った対応をすることにするのだ。(このあたりの真面目な対応はいかにも彼らしいのだが・・・)

ミナを疑っていたことを謝るジョンソンだが、その際にユリ本人がジョンソンにメールを送っていた事がはっきりする。
ユリを選んだソンジュンも同じ事に気づき、それを彼女に正すのだが・・・

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ユリの境遇を考えれば、彼女の行動も分からないでもないが。。。妻であるジョンソンからすれば、彼女の行動は許されないもの。

VIPというタイトルとは全く別の展開を見せるドラマに驚きながら、毎週鑑賞。