私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ソン・スンホン(宋承憲)を殺してしまいました・・28-1

2006-04-18 21:13:55 | 視聴断念 韓国ドラマ
악뭉속으로(悪夢の中で)

「眠れないから怖い話をしよう!」というウィジョンのもとに同級生シヨンから久しぶりの電話。中学、高校とウィジョンと一緒だったというシヨンは、卒業アルバムをなくしたからと同級生の連絡先をウニョンに聞きたくで電話をしてきたのだ!
そんな次の日、その同級生が心臓病で急死したと聞き驚くウィジョン。
その次の日もやはり同じように連絡先を教えた同級生が交通事故で亡くなったことを聞き、驚くウィジョン。
勿論そんなことはウィジョンの夢だったのだが、どこからが夢でどこからが現実か分からないウィジョン。

そんな眠れない夜、台所で下着姿のスンホンと偶然二人きりになるウィジョン。
スンホンの下着姿を観られて、最初は喜んでいたウィジョンも、スンホンの一言でプライドを傷つけられ激怒。花瓶でスンホンを殴り、殺してしまうのだ。
(どんな一言でプライドを傷つけられたのかは詳細不明。まぁ最初はスンホンの下着姿を暢気に喜んでいたウィジョンだから、自業自得か。)
しかしスンホンがいなくなっても心配しない下宿の面々。そして授業に顔を出さずとも心配しない教授。「スンホンがいないのにいいんですか?」そんな風に聞いても皆びっくりしない。なんとスンホンはなんと、ウィジョンの肩の上に!!
しかしそれもウィジョンの夢だったのだ。

さて、最初に電話をかけてきたシヨンは、生きているのか、死んでいるのか?

全然怖くないシットコム版@世にも不思議な物語だ。

春のワルツは1週間休みです

2006-04-17 21:15:15 | 韓国語レッスン(面白い話)
私は今インターネットを通じて、KBSの月火ドラマ@春のワルツを観ています。
でもこのドラマは全然人気がないそうです。

幼い頃一緒に暮らした男の主人公と女の主人公が何か問題があって別れた。
10年後、偶然又再会した。でも名前を変えているので、お互いに分からない。
秋、冬、夏と毎シリーズこんな出生の秘密があるので退屈だ。

多分、韓国の人はこんな風に考えるのでしょう。
私もちょっと退屈だ!興味があるのは、ダニエルの顔だけ・・・だと思いますが、ストーリが簡単なので、毎週見ています。ドラマを観ながら、台詞を書いたり、単語を調べたりしてみています。

実はダニエル・へニーは私のライバルです。
彼が韓国語を話す姿をみると「私もこれから頑張らなくちゃ」と思います。

*******
「ダニエルは本当に韓国語が上達したんですか?」という感想とともに、「春のワルツは簡単ですか?全部わかりますか?」とYさんから鋭く追及される。「ストーリーの展開が読めるので、細かいところが分からなくても十分に理解できます。音楽が流れている間、台詞のないことも多いし、その間分からない単語を調べる暇もあります。コメディのように台詞が多いと大変ですが、このドラマは景色が映っている間は台詞もないし・・・」とこのドラマの特異性も視聴を手助けしてくれていることを説明する。

Yさんが「私も来週観ようかな?」というので、撮影中の事故で17日、18日の放送が中止になったことを伝えると「ああやっぱり」と残念そうな声を出していた。

「でも、韓国の人は、事前に準備することより、こんな風に追い込まれた状況で、テンションを高くしてドラマ撮影をやって、集中力を高めるんですよね?」と尋ねると、「事前に準備して余裕を持たないからいけないんです。いつもこんなことばかりしているから」とあっさりと否定的な答えが返ってきた。

やっぱり韓国ドラマの撮影スタイルは一度見直されるべきなのだ。



連理の枝

2006-04-16 13:24:18 | なんということはない日常
難病で病院に入院している女性が偶然出会う青年実業家。
生涯最後の恋をしようと決心する女性と、彼女に出会って初めて今までの恋が遊びだったことを改めて確認する年下の男性。
チラシの言葉からも、どんなストーリーか簡単に想像できる。

多分この話を16話のドラマにしたら、最初の4回目ぐらいまでが出会いの章。青年実業家ミンス(演 チョ・ハンソン)の自信満々な態度が気に入らないヘウォン(演 チェ・ジウ)
次の4回で、友達も交えた交際が始まり、お互いに一緒にいると楽であることに気づき始める二人。
展開の起こる次の4回。ヘウォンの病気がとても深刻なことに気づくミンス。ヘウォンはミンスを避けるが、ミンスはヘウォンの側にいることを選ぶ。
そして最後の4回。
二人は別れを前にどこまでも明るく装う。連理の枝のしたで寄り添う二人。
しかしヘウォンを見送るミンスにも、ヘウォンにいえない秘密が・・・

ずっと涙だと辛いから、これに友達のちょっとコメディチックな恋愛話と年上カップルのお話が絡んできてと、非常に定番の展開だ。(私はミンスの恋人を演じるヒョニョンの声を聴くたびに笑いそうになってしまった。コメディ場面では結構笑いも起こっていた。多分笑っていたのは、韓国ドラマ視聴経験者と思われる。)
同じような展開の韓国ドラマを何本か簡単に上げることが出来そうだ。

勿論これはドラマでなく2時間の映画故、前半はコメディタッチ、そして後半は涙と分かりやすい構成。
そういう意味では、韓国ドラマ未体験の人に「韓国ドラマ:難病と悲恋の法則」を説明するにはいい見本だと思う。

私はチョ・ハンソン演じるミンスの秘密が分かったところで、ちょっと椅子から落ちそうになった。「そう まとめるんだ・・・」かなり呆れたが、これぞ韓国悲恋物。ここでめげては今まで見た時間が無駄になってしまう。逆にこれぞ韓国物と思って最後まで鑑賞。

チョ・ハンソンにはこれからも頑張って欲しいと思う。
逆に、チェ・ジウはこれからどこに行くつもりなのか、聞いてみたい。

*****
連理の契、連理の枕という慣用句もあることを知る。
連理とは案外色っぽい言葉なのだ。

連理の枝(僕よりちょっとだけ高いところに君がいるだけ・・・)

2006-04-15 19:37:54 | 映画鑑賞
シン・スンフンが好きなので、この歌がエンディングに流れただけでも嬉しい。

僕よりちょっとだけ高いところに君がいるだけ・・・
(以下私のいい加減な超訳)

僕は又生まれても、君だけを愛するだろう。
僕の全部である君だけを・・・
又生まれて、君がいなかったら、又違う世界で待って生きるだろう。
君は楽に眠っていいよ。それから覚えているだろう・・・
愛していた僕の姿を。

別の世界で偶然に会っても、ただすれ違うことがなく、または見ることが出来ないことを知っているよ。
君の呼吸も最後だということを・・・
でも、僕は今あてもなくさまよっている。君は確かにこの世界にいないけれど・・・

でも今は泣かない。
僕よりちょっとだけ高いところに君がいるだけ。
これ以上は悲しまない。
習慣のように空だけをみるだけ。
君と僕は一緒にいるから・・・

もう僕は泣かない。
別の世界で僕たちが会う時、お互いに違う姿でも、
僕は君を探すことが出来る・・・・・


******
ちっとも正確ではないと思うが、気分だけは伝わると思う。
悲しくて、でも前向きで、でもやっぱり悲しい歌なのだ。
この歌が、主題歌なのだから映画も当然悲恋物だ。
映画の感想を書かずに、先に主題歌のことを書いている場合ではないのかもしれないが、感想は明日ゆっくり書こうと思う。
(ちなみに、お客さんの入りは、先週見た@タイフーンより、ややよかった)

プチサイズ

2006-04-14 21:32:36 | なんということはない日常
先週の日経新聞に「見栄くすぐる「大」と「小」」という記事が掲載されていた。
冷蔵庫では、安心感と見栄という二つのニーズを満たす大型冷蔵庫が売れ、「子供服でも着られるという優越感」からいわゆる小6サイズと言われる子供服が売れるという二つの現象が紹介されていた。

多くの人が女子柔道選手の谷亮子選手を見るたびに「ああ!あんなに小柄なのに柔道世界一なんて!」と尊敬と驚きの眼差しを向けると思うが、私は違う。彼女とほぼ同じ背格好故「ああ 私も他の人と比べたらあんなに小さいのだ・・・」と現実を確認するだけだ。
新聞記事には優越感から「小6サイズ」を購入する女性をターゲットに、パンツの裾を長くするなど改良しているなどと書いてあったが、そんなことはして欲しくない。普通の店で買えないから「小6サイズ」を愛用しているのだ。裾を長くなどされたらますます着るものが無くなってしまうではないか。
そのためにも、普通のお店で購入できる女性は、是非普通のお店で購入していただきたい。優越感などは是非他の場所で感じて欲しいと思う。

更に寂しいのはお手頃価格の「小6サイズ」より割高な「小6サイズ」の方が多いことだ。新聞記事で紹介されていた「セオリープチ」などは非常にお高く、全然プチではないのである。

Sサイズコレクション

ソン・スンホン(宋承憲)が不治の病なんです・・・17-1

2006-04-13 21:51:34 | 視聴断念 韓国ドラマ
버스 안에세(バスの中で)
(写真は、女子大生チェ・ジウちゃんの気を引こうとして、彼女の膝の上に倒れこむという捨て身の作戦に出たスンホン)

通学途中のバスの中でいつも同じ席に座っている女子大生チェ・ジウちゃんに一目ぼれしたスンホン。ドンヨプとギョンミンに手伝ってもらいなんとか女子大生ジウちゃんの気を引こうとする。「スンホンは不治の病なんです。一目ぼれしたジウさんと死ぬ前に一度デートをするのが夢なんです。どうか彼の夢をかなえてください」って・・・こんなシチュエーションはシットコムでも通用しないと思う。

勿論女子大生ジウちゃんも「あんなに元気そうなのに?」と最もな質問を悪友二人にするが、「あんなに元気そうだから余計かわいそうなんです」と口からでまかせ。更に女子大生ジウちゃんが「不治の病って病名は?」と尋ねると「だから不治の病って病名なんです」と質問の答えになっていない。が結局心優しい女子大生ジウちゃんはスンホンとデートしてあげるのだ。
調子に乗ったスンホンは「ジウさんは本当に天使みたいですね~ 」とレストランでのデートでも絶好調。

スンホンがドンヨプとギョンミンにお礼をしているのを見たウィジョン。
「私の髪の毛はレーダーなのよ。何かが匂うわ!スンホンに女が出来たに違いない。」と恋する女性の野生の勘を発揮。
喫茶店にスンホンを尋ねてやってきた女子大生ジウちゃんに総てを話し、悪乗りしたスンホンにお灸をすえるというお話。

「あっ・・めまいが・・・」という韓国ドラマ定番の場面を、女子大生ジウちゃんでなく、筋肉隆々なスンホンがやるところが今回の見どころか。

DKNYの鞄を肩にかけた女子大生ジウちゃんは、ちょっと化粧が濃い。化粧が濃いせいでかなり老けて見える。・・・。今、食わず嫌い王に出演しているのをみたが、化粧もナチュラルメイクで同じ人とは思えず。新作@連理の枝では彼女が不治の病に冒された役だ。勿論ナチュラルメイクで出演しているはずだ。




一日の時間配分

2006-04-12 21:44:28 | なんということはない日常
最近の一日の時間配分。

在社時間→12時間
通勤時間(往復)→3時間
起きてから出勤するまで→1時間
帰宅してから就寝まで→3時間
睡眠時間→5時間

もうすこしゆったりした1日を送りたいが、これ以上どこをどうすればいいかわからず。
(在社時間を減らせばいいのだろうが、ダメダメ会社員なりに、これ以上ないくらいにがんばっているのだ。
ちなみに最近はこのブログを書くのもスピードが格段に上がった。時間がないのだから仕方がない。気合で入力し、推敲などすることもない。誤字脱字もお構いなしだ。)

帰宅してから就寝するまでの3時間の間で、@春のワルツを見たり、他の韓国ドラマを見たり、この暢気なブログを書いているのだが、往々にして睡眠時間にまで食い込むことがあり・・・まだまだ万年寝不足は続く。
そんな思いをして見ているドラマ、@春のワルツ。
もう少し盛り上がってもらえれば、寝不足でもいいのだが・・・
なんと大事件勃発だ。

『春のワルツ』ソ・ドヨン、ダニエル・ヘニーになぐられ顔面負傷

なんとか時間をやりくりして観ていたドラマが、まさかこんなことになろうとは・・・観ている私が想定外なのだから、制作スタッフ、出演者の心労はいかばかりか。

春のワルツ 12話

2006-04-12 21:29:07 | 韓国ドラマ は行
「みんな君が好きだ」と静かにジェハに語るフィリップ。辛くて言い出せなかったというジェハに、あの日、川での出来事を見たと告げるフィリップ。
謝るジェハに「ただ僕が好きになっただけだから・・・」とだけいうフィリップ。(非常に可哀想である。)

可哀想なのはフィリップだけではない。
「ジェハのところにはいかないでといったわよね?私たちがジェハにピアノをさせるためにどんなに努力してきたかわかる?あなたが出来ることは何?運転?コーヒーを入れること?」(ふんと鼻で笑いながら・・非常に怖い)「外国語が話せる?ジェハに何をやってあげることが出来る?キンパプ屋でどんな風に育ってきたか知っているのよ。」
ジェハ母の怒りはとどまるところなしだ。
涙ぐみながら「ジェハさんを愛しています」と訴えるウニョンに「これが夢ならさめるといいんだけど」とまで言っている!
勿論イナにも呼び出され、ビデオが流れる前で「出て行って!」と叱責されるのだ。

そんなウニョンに「どんな気持ちかわかるよ!乗って」と優しく気分転換のドライブに連れ出すジェハ。「ウニョンを笑わせたかったんだ」とプレゼントを差し出すジェハに、気持ちだけ受け取るといい、帰りを促すウニョン。
(ウニョンが別れるつもりなのをジェハは全然気づかず・・・いいのか?そんなことで)
翌日、出勤しないウニョンのことを知り、激怒するジェハに「ウニョンが望んだことよ。私たちとはつりあわないわ!」とあくまで冷たく言い放つジェハ母。

そしてジェハ母はイナとともにどんどん二人の婚約の準備をすすめようとするのだ。涙ぐみながらジェハ母に感謝の気持ちを表すイナ。
(どこかでみたような場面だ。二人が秋の童話のユミとユミ母に見えてくる)

スタジオの仕事を辞め、アクセサリーの売り込みをしているウニョンの後を、心配そうに見守るフィリップ。
なんて優しいジェントルマンだ!(ストーカーともいえるが、ジェントルマンなので許そう)「もうこんなことしないで。こんな風にされたら、もうフィリップに会えないわ」というウニョンに「僕のせいで辛いだろう」と、どこまでも優しい言葉をかけるフィリップ。しかしウニョンの「私たちこれでまた友達ね?」という言葉にはなかなか素直にうなずけないのだ。
(でもフィリップの優しさに泣けてくる・・)

「これ以上ジェハを困らせたくない。両親もフィリップにも辛い思いをさせないで」というウニョンに「どこにもいくな。オレの横にいろ。ただ横にいて。俺の横に場所はあるんだ」と優しく抱きしめるジェハだが、いいのかジェハ?もっと現実的になったほうがいいのではないのか?そんな風に優しい言葉をかけるだけで、なんとなく頼りがいのない感じがするのはなぜだろう?
そんな風にウニョンに言葉をかけながら、ウニョンに寄りかかって目を閉じている場合ではないのだ!
主役不在で婚約パーティらしいものが始まっているではないか!

**********
視聴率が悪いはずなのに、通信状況が悪く半分ほど見ることが出来ず。
フィリップ演じるダニエル・ヘニーのこぶしが顔面にあたり、骨折したジェハことソ・ドヨンの顔面の状況もよく確認できず。
低視聴率から打ち切り?などと思っていたら、撮影そのものに支障をきたすような大事件勃発だ。
来週、ドラマの続きを見ることが出来るのか?

春のワルツ 11話

2006-04-11 20:50:24 | 韓国ドラマ は行
あんなにきつい言葉を言われた後だったのに、ジェハを拒まないウニョン。
(突き飛ばしたりしないのか(笑)こんな突っ込みを入れてはみるが、画面は非常に穏やかな場面だ)

ジェハのピアノを微笑みながら聴くウニョンの姿を見ることに耐えられず、席を立つフィリップ。
「ジェハとなにかあったの?」心配するイナの言葉にも返す言葉がなく、物思いにふけるフィリップ。
(言葉もわからない韓国で親友に裏切られ、愛するウニョンを失い、当然だ。)
しかしここでへこたれないのがフィリップのいいところだ。キンパプ屋に笑顔で出向き、ウニョンを食事に誘うのだ。
フィリップの前向きさに拍手を送りたくなるが、レストランではイナとジェハも食事中。
フィリップはピアノを演奏し、ウニョンとの出会いの思い出を語り、ウニョンへの愛情を示すものの、ウニョンから返ってきたのは「フィリップの気持ちを受け取れない」という悲しい言葉のみ・・・

ジェハ母とイナは相変わらず、ウニョンに辛くあたる。(ジェハ !もっと積極的にウニョンをかばわないと・・・)
更に親友が自分を裏切ったという状況に耐えられないフィリップ。
しかし周りの状況にもかかわらず、あっという間に親しくなるウニョンとジェハ。(毎回見ていたはずの私もびっくりだ!バッファ中で見られないときに何かあったのか?いやそんなことはないはずだ。兎に角あっという間に仲良くなっている。あの一回のキスでこんな急展開なのか!いままでのノンビリした展開は一体なんだったのか?)
仕事として頼まれたビデオ撮影も、「小さい頃からそんな性格だったの?」「そんなってどんなだ?」と冗談と笑顔が満載で、とても仕事とは思えない。
そんな二人の親密さに危機感を覚えるジェハ母。
キンパプ屋に行き、ウニョンの様子を探ったりしているのだ。
ジェハ母は、ウニョンに手切れ金まで渡そうとしているが、勿論ウニョンは拒む。そしてそんなウニョンの姿を見て、益々親友が信じられなくなるフィリップ。

両親の前で「ウニョンは僕の好きな女性です」と宣言するジェハに、理由も言わず大反対するジェハの両親だが、反対されればされるほど盛り上がるのが運命の恋。
運転中も手をつなぐ二人を誰も止めることは出来ず。
親密そうな二人のビデオを見、凍りつくイナとフィリップに、二人の恋は止められるのか!!!

*****
今日のフィリップ(ダニエル・ヘニー)
「待っているよ」の言葉にも「これからは楽にしましょう(友達として付き合いましょう)」といわれてしまうフィリップ。
フィリップにしてみたら、何時の間にかあんなにも親しくなってしまった二人の仲など理解できるはずがない。
ピアノを諦め、フィリップのマネージャーとして仕事をしてきた5年間がなんだったのかと自問自答したくなる気持ちも大変良く分かる。
二人が運命の恋人と知ってドラマをみている私も、何時の間に二人があんなに親しくなってしまったのか、不思議なくらいなのだから・・・

覗いてしまったソン・スンホン(宋承憲)13-1

2006-04-10 20:55:16 | 視聴断念 韓国ドラマ
@못볼거 봤네(どういう意味だろう?見られないものを見たわね!とかそんな意味だろうか?タイトルの意味が分からずとも、シットコムの視聴は続く・・・)

すっかり暑くなった5月、下宿の女子用のシャワーが壊れているからと2階の男子用のお風呂を使ったヒジン。シャワーの最中に何も知らないスンホンが開けてしまったのだ。(鍵はかからないのか?トイレもあるのに・・・と思うが、シットコムなので細かいことは気にしないらしい)
「後ろ姿しか見てなかったよ」というスンホンだが、お互いに非常に気まずい雰囲気だ。

非常に気まずいため、皆の会話が一々気になる。
ウジョンは「女同士でもお風呂に行くのは恥かしいわ!。私の肌を観てもいいのはソン・スンホン(宋承憲)だけ・・」などとふざけるし、「覗いてしまった男は大体「後ろ姿しか見なかったというよな!」」などと言うものだからお互いに皆に言い出せなくなってしまう。
結局スンホンとヒジンは「これからはお互い気をつけましょう!ドンヨプには秘密ね」と普通の仲直りをするのだが、勿論それをドンヨプが立ち聞き。

「生きるべきか。死ぬべきか」を現代風に解釈すると(というか時代によって解釈は変わるのだという自論を展開)ハムレットになりきって「殺すべきか?生かすべきか!」と勝手に悩むのだ。
勿論その後は「目には目を!」ということでスンホンをからかおうとするも、目には目をの餌食になるのは勿論ギョンミンというオチで終了。

しかしスンホンが見てしまったにも関わらず、スンホンが自分の身体を隠すのは何故か?

スンホンファンにはなかなかのサービスショットか!

プロジェクトXで盛り上がる

2006-04-10 20:50:46 | なんということはない日常
職場での今日の話題は、先週の金曜日の夕方に行われた@創立記念パーティの盛り上がりぶりだった。
パーティの最中、パーティ準備スタッフの人が作成した@プロジェクトXもどきのビデオが30分ほど流されたのだが、出演者は勿論全員社員だから、盛り上がりも凄い。
誰かがビデオに登場するたびに拍手や歓声が上がり、@株価○○円からの再出発などというテロップが流れると、会場は大爆笑の渦になった。
アジアに関係する会社だからだろうか、インタビューのBGMにフェイ・ウォンの@夢中人が流れるというこだわり具合にも関心する。
(スタッフの人はパーティ前の1週間ほどは殆ど徹夜の毎日だったらしいが、それもうなずける凝ったビデオだった。)

転職した時「早稲田慶応の文科系サークルの香りがする会社だな」と思ったのだが、(注 早稲田も慶応にも知り合いはいないし、文科系サークルののりも知らない。あくまでもそんなイメージがすると勝手に思っているだけだ・・・)
先週のパーティの盛り上がりで再度それを確認する。体育会系の礼儀正さはなく、
全社をあげての非常にカジュアルなパーティだった。

タイフーン

2006-04-09 14:47:37 | 映画鑑賞
脱北の夢破れ海賊にしかなれなった男と、亡き父と同じ道を歩む海軍のエリート。
海賊になった男はたった一人の肉親である姉を見つけることにだけが望み。そして海軍のエリートはいつでも命令に忠実である。
肉親が姉しかいない海賊の悲しみ、父親と同じ道を歩む海軍のエリート。お互いのバックグラウンドもよく分かる。
そんな二人が追い駆け、そして追われる立場になるのだが、もうそうなってからは力技の展開だ。

大きな台風がぶつかり合う海上は、大きな波がうねり、雲は走り、そして風と雨。どこもかしこも水浸しだ。
男達が大きな声を出そうとも、肉親を失くし涙を流そうとも、すべて大きな波と台風の雨にかき消されてしまうのだ。
二人の男の悲哀も、総て台風の風でどこかに飛んでいってしまうのだ。

体重を絞ってこの映画に望んだというチャン・ドンゴンの目力はいつもの通り。
対するイ・ジョンジェも鶏肉を食べる(!)という方法で身体を絞り、この映画に臨んだのだという。
チャン・ドンゴンの役柄と比べると見せ場が少ないのは仕方ないが、計画遂行のために同僚たちに熱く語る場面は男らしい見せ場だ。

勝負師 18話

2006-04-07 22:42:50 | 韓国ドラマ さ行
ヒジョンの変わりようが受け入れられないミンスは「ヒジョンさんの望むようにしてもいいです。でも№1は死んだんですよ!」と訴えるがヒジョンはその場を立ち去るのだ。

ミンスたちは弁護士事務所に勤務するという新たな詐欺の方法でウギルに臨む準備をしている。そんな弁護士事務所にヒジョンから電話が来、ハンガンで話し合うも、お互いの手の内を明かしあい「ミンスさん。あなたの行動に期待しているわ」なんて心にもないことをいうヒジョン。

どうやらウギル主催のソウルホテルの集まりをミンスたちが邪魔するというものらしい。
同じ時間にヨンドホテルを借り、ソウルホテルの集まりへ向かい車をヨンドホテルに誘導するという大変原始的な方法だ。
こんなお手軽な方法で騙されるはずはないと思うが、ウギル主催の青年団体協議会は見事に失敗。ヒジョンは№2に謝るが、勿論№2の怒りはミンスに向けられているのだ。

№2と通じているコ刑事はミンスたちの事務所に様子を見に来るが「俺だって法律を勉強したんだ」というソンシグに簡単に追い返される。(コ刑事なにをたくらんでいるのか?)
そして昔の同僚から相談を持ちかけられたミンスは、詐欺の常習犯と同僚たちの協力を得て、ソンスリとコ刑事をまんまと罠にはめるのだ。いい気味だと思うが「先輩にたいして・・・」なんてちょっと弱気のミンスだ。
******

そんな弱気のミンスの恋の手助けをするソンシグ。
ヒジョンを喫茶店に呼び出し「「もう遅すぎます」というヒジョンに「ヒジョンさんが変わってしまったことをミンスは悲しんでいます。戻ってきてください。ヒジョンさんが手を差し出せばミンスは手を握りますよ。ミンスはヒジョンさんを愛していますよ。」とミンスの代わりに愛の告白までしてあげるのだ。

******

ヒジョンとの恋は上手くいかないが、偽弁護士としての仕事ぶりはなかなかてきぱきとしている。そして何度も映し出されるハンガンそばの63ビル。今度ソウルへ行った時は是非展望台へ行ってみようと思う。ソウルが一望出来て綺麗に違いない。

春のワルツ 10話

2006-04-06 21:24:55 | 韓国ドラマ は行
遅れてソウルに戻ったウニョンとジェハを待っていたのは、勿論イナの怒りだった。謝るウニョンにあたり、ウニョンを庇うジェハには「どうして私を悪者にするの!」と泣きながら訴えるのだ。
勿論ジェントルマンのフィリップは「僕も沢山電話したんだよ」とどこまでも優しいのだ。
ジェハとフィリップに諭され「今日のことはあなたにも辛かったでしょうけれど、私も辛かったのよ」と一応ウニョンを許す素振を見せるが、許しているはずなどないのだ。
ジェハ母からも「あの子は気に入らないわ。」とマネージャーを首になりそうなウニョン。更にジェハ父からは「田舎はどこだい?」とジェハと同じ質問をされたりするのだ。
過去の秘密の事を考えたらジェハの両親にとって、ウニョンは危険な女性でしかないのだ。

そんなことを知らない二人は、マネージャー兼運転手とピアニストとして、毎日を過ごすことになる。
ウニョンはジェハに向かって「私はピアノが嫌いなんです。歌謡曲が好きなんです。」と暢気な発言。ジェハも「楽に行こうよ」などと気軽な仲を装った発言。
「朝目が覚めたら、隣に好きな人がいる。そんな風に暮らしたい。」とジェハに向かって自分の気持ちを伝えるイナがいるのに、ジェハの気持ちはどんどん普通少女なウニョンの方に傾いていくのだ。
ピアノが嫌いというウニョンに電話をしてピアノ演奏を聞かせたり、イナの誘いを断ってウニョンの運転する車に乗りたがったり。
とうとう「まず、ごめんと言いたいんだ。君とは友達でいたいんだよ。」と仕事中にも関わらずイナに自分の気持ちを打ち明けるジェハ。
(アーティストは仕事中でも自分の気持ちに忠実なのか?)

勿論ジェハの気持ちなど全然知らないフィリップ。
「お前にとってオレはどんな人間だ?」「お前にとってウニョンはどんな人だ?」そんなジェハの質問に「前は韓国人が嫌いだったんだ。でも今は幸せだ。ウニョンに恋して。そして友達も出来て・・・」とどこまでも純粋なフィリップ。そして「ジェハが怪我をしたら、僕は失業だ!」とおどけながらもジェハを庇うフィリップの優しさ。

耐えられなくなるジェハは、「僕は友達の彼女を愛しています。でも愛してはいけないのです・・・」と神父に涙ながらに懺悔するのだ。(もう日頃のクールさはどこかに飛んでいってしまっている!)号泣しながら助けを求めるジェハに「愛は罪ではありません。心に従いなさい」と話す神父。
いいのか、神父そんなアドバイスをして。心の通りに行動したらどうなるのか?
そんな言葉をもらったジェハは、急にウニョンを怒鳴りつけ、マネージャーを首にするぞと言い、川に向かってウニョンの名前を叫び、そして涙ぐむウニョンを急に抱きしめキスをするのだ!
いいのかそんなに心の赴くままに行動して。案の定フィリップが凍りついた表情で二人を見つめているではないか!
「勘違いするな。オレが優しくしてやったのはちょっとした興味と退屈だったからだ」なんていっておきながら、抱きしめてキスするとは!どういうつもりだジェハ!

今日のフィリップ(ダニエル・ヘニー)
ピアニストになる夢をジェハとであったことで封印したフィリップ。
ウニョンと上手くいくかと思ったらウニョンからは「もう私に優しくしないで・・・フィリップがしてくれるほど、私はあなたに優しく出来ないから・・・」と別れの言葉が。ウニョンの上にステンドグラスが落ちてきたのも、身を挺して庇ったのに・・・あんなにウニョンを元気付けていたのに・・・
又韓国が嫌いになってしまうのではないかと、心配になる・・・

国家の品格

2006-04-06 21:23:18 | たまに読んだ本
本文にではなく、はじめにの中にこんな一文がある。

「現在進行中のグローバル化とは、世界を均質するものです。日本人はこの世界の趨勢に敢然と闘いを挑むべきと思います。普通の国となってはいけないのです。欧米支配下の野卑な世界にあって、「孤高の日本」でなければいけません。「孤高の日本」を取り戻し、世界に範をたれることこそが・・・・・」

グローバル化に敢然と闘いを挑むのはいいが、何故孤高でなくてはならず、何故普通の国であってはならず、何故世界に範をたれなくては行けないのか?そんなにオレ様な国でなくてはならないのか?

結局、作者がどんなオレ様の国を目指しているのかを確認するためだけにこの本を読むことになってしまった。

*******
正直なところ「各論賛成総論反対」としか思えなかった。

論理では説明出来ないことが沢山ある。(問答無用。悪いことは悪いのだ)
長い論理は危うい。(間違ったものが、何乗もされるととんでもないことになる)
自由と平等という概念の危うさ(自由と平等は両立しない)
愛国心ではなく祖国愛を(自分が生まれた国の文化、伝統、情緒、自然を愛することは大事だ)

こういうことには本当に頷くことが多い。その通りだと思う。
法律に違反していないことは何でもやっていいのか?許されるのか?と問う件は私もおおいに頷くところだ。

しかしそんな各論の行き着き先が、「ここ四世紀間ほど世界を支配した欧米の教義は、ようやく破綻を見せ始めました。世界は途方に暮れています。この世界を本格的に救えるのは、日本人しかいないと私は思うのです。」

こんなまとめでいいのだろうか?
武士道を書いた新渡戸稲造が欧米人から尊敬されたのは、違う常識を持つ国に対してもキチンと尊敬の念を持って接したからではないのか?

著者のいうところの祖国愛という言葉の裏に「オレ様」が見えるような気がしてならない。
更に武士道についてなにも知らない私は@武士道イコール問答無用と覚えてしまったが、それでよかったのか?武士道については新渡戸稲造の@武士道を読んで勉強したほうがいいかもしれない。

今朝の日経新聞に大きな広告が掲載されていたが、時間のない人は広告を読むだけでも十分なような気がする。

国家の品格

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