私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

素敵な夜、ボクにください

2006-12-19 21:03:43 | 映画鑑賞
(新宿シネマート・フェスティバル クロージング作品として鑑賞 12・15)
青森出身の売れない女優が一発逆転を狙い、韓流スターにそっくりのカン・スヒョンと寝てみるものの(彼女になれば、映画に出演出来るという大変分かりやすい考え)彼はただの似ている人。

開放的(非常に好意的な言い方だ)で、突っ走る売れない女優と、軽い男かと思いきや、真面目なところもあるカーリング選手の韓国人男性の、すっきりそしてあっさりの1時間44分のラブストーリー。

27歳の女性ならもう少し思慮があってもいいと思うのだが、彼女の頭の中は思いつきだけで一杯だ。「カーリングならまだ競技人口も少ないから、オリンピック選手になれる!」という簡単な理由で周りの皆を巻き込み練習を始めるのだ。

青森を舞台にしたこの映画、カーリングも爽やか、恋も爽やか、重苦しくなくて丁度いい軽めの映画だった。実はこの映画を見たのに特に理由はなく、金曜日の夜で見にいけそうだからという理由だけでチケットを購入。
だからこんな風にちょっと軽めのコメディで丁度良かったのだ。


キム・スンウはスターというより、近所のいい兄貴という感じだ。
相手役の吹石一恵は、劇中で「お姉ちゃんて無駄に綺麗なんだよね~」という台詞があったが、この台詞が妙にぴったりくる感じだった。

****
韓流スターカン・スヒョン(キム・スンウの二役)が出演する焼酎のCMのキメ台詞「素敵な夜 ボクにください」が映画のタイトルになっているという設定なのだが、まぁなんとも韓国らしく、直接的なCMキメ言葉だ。

ビリヤード

2006-12-18 23:22:33 | ソン・スンホン(宋承憲)
今日気が付いたこと

今までビストロスマップのコーナーしか見たことがなかったこと。
(コントやゲームのコーナーになるとチャンネルを変えていたのだ)

ビリヤードのルールも知らないし、やったことも無かったこと。
誰かがやっているのも見たことがなかった。(映画のハスラーも見たことがなかった)
上手なのか、下手なのかの区別もつかない。(ゴローちゃんがあまり得意でないことだけは分かった)

こんな風にスンホンが日本のバラエティに出演する姿を見ることが出来るとは思わなかった。12月18日はスンホン・ビリヤード記念日とでも勝手に命名しよう・・・と思う。


日韓スター競演!ソン・スンホン、除隊後初TVは「スマスマ」(サンケイスポーツ) - goo ニュース

王の男

2006-12-18 22:01:08 | 映画鑑賞
王を笑い者にしたと宮殿に連れて来られる旅芸人二人。
イ・ジュンギ演じるコンギルは女性より美しい容姿としなやかな物腰で王の寵愛を受け「王の男」になるが・・・

2時間の映画だが、最初から最後まで飽きさせない展開。
王、妓生、旅芸人、誰の気持ちもストレートに伝わってくる。
この映画の凄いところは、後世暴君と名を残すヨンサングン王の気持ちさえも、観客に伝わってくることだろう。
頂点に立つしかなかった王の寂しさが伝わってくるからこそ、宮廷の様々なしがらみに翻弄される旅芸人二人の気持ちもよりストレートに伝わってくるのだ。

イ・ジュンギの美しさ、韓国でセクシーと言われるカム・ウソンの男気。
そんな要素があったからこそ、韓国でヒットしたのかと思っていたのだが、それだけではなかったのだ。とにかく話が面白く出来ているのだ。
韓国になんの興味がなくても2時間飽くことなく見ていることが出来る。
韓国映画に興味のない人に2006年公開された韓国映画でお奨めするとしたら、グエムルでなく、この@王の男をお奨めしたい。

王の男 オリジナル・サウンドトラック(DVD付)
サントラ, チャン・ジェヒョン, イ・ピョンウ
ポニーキャニオン

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私たちの幸せな時間(仮題)

2006-12-17 14:58:33 | 映画鑑賞
(新宿シネマートオープニング・フェスティバルで鑑賞 2006・12・9)

幼い頃の出来事がきっかけで母親を許すことが出来ない女性と、人を殺めるという許されない罪を犯した青年。
シスターである叔母と一緒に週に一回、死刑囚の青年の下を訪ねることになる女性。
貧しさから結局は人を殺めてしまった青年。幼い頃から自殺未遂を繰り返す彼女と差は、経済的に彼女の方が少しだけ恵まれていたからとしか思えない。
とても似ており、同じ痛みを持つ二人は次第に同じ時間を過ごすことを心待ちにするようになる。
許し、そして許される事を待つ二人の間にやってきた週一回の幸せな時間。

外に出ることが出来ない青年のために、景色を、そしてちょっとした心温まる品物をカメラに収める女性。
ショーケースの中のショートケーキを写す彼女の笑顔が、ショーケースに映って写真の中に写り込む。写らないはずの撮影者が被写体として写真の中に残るのだ。
写真の余白に書かれた「木曜日 私たちの幸せな時間 10時~13時」という文字と、偶然写ってしまった彼女の笑顔が重なる。切り取られた時間の中の幸せだ。

青年の胸の赤い札は死刑囚の印だ。残された時間を常に感じながら過ごす青年と女性の時間。

ラストシーンで雨が降っているのが悲しい。雪の降る季節が終り、春になっていたのだ。

過ごす時間の濃さを感じた映画だった。

女性を演じるイ・ナヨンの事を常々不思議ちゃんと呼んでいるのだが、こんな雰囲気のある役にやっぱりぴったりである。どこか浮世離れしているところがあり、でも痛みも感じることの出来る女性の役をその不思議な感じで演じていると思う。
死刑囚の青年を演じるカン・ドンウォン。上目遣いの視線から段々と明るさを感じさせる眼差しになっていくところなど、やってきた仕事をキチンと自分の力にして少しずつ歩んでいる成果の表れだと思う。訛りがある口調も印象的だった。

****
アンケートの感じからすると、公開時の正式なタイトルはどうやらこれから決めるようだったが、変に小細工せずに、韓国語タイトル直訳のこのタイトルでいいような気がする。

くじ運の強いchikoさんのおかげで鑑賞することが出来ました!ありがとう!

K live tour 2006 winter

2006-12-17 00:04:01 | なんということはない日常
友人に誘われてKのコンサートへ行く。
日頃「歌!いいですよ」と薦められていたので、一通り歌は聴いてはいたのだが、TVの歌番組で見せる「来日間もないのに、日本語を妙に流暢に操り、○○トークを繰り広げる妖しい韓国人」という印象が余りにも強すぎた。

始まる前にも「○○トークあるかな?」などと期待し、友人を呆れさせていたのだが、たっぷり三時間、一人で楽しませる術を持った23歳の(!)の若さを堪能する。
「モシモシ」と「モミモミ」、「ワクワク」と「ムラムラ」などという得意の○○トークを披露しつつ、ピアノを弾きながら歌い上げるのだ。

1本のスポットライトと点灯する球体のライトを中心にした照明も印象的だった。(ペンライトが厳禁だったのも頷ける)
○○トークもその歌とピアノの上手さがあってこそのものなのだと、改めて納得。これは面白いというところだけを切り売りするTV番組では気が付かないことだった。
アップテンポの曲とは違い、静かな会場の中で、一人ピアノを弾きながら歌う歌は、まるで自分の部屋で一人で歌を聴いているかのような気分になった。恐らく他の観客もそんなような気分を感じていたと思う。

○○トークが好きなちょっとナンパな若者かと思っていたのだが、「日本でやるなら、通訳なしてやりたいと思っていました」となかなか意志の強いところもある真面目な一面もあることを知る。

****
楽しい誕生日の夜を過ごすことが出来た。一緒にコンサートを楽しんだNさんに感謝。

注)○○トークなどと書かずに、そのまま書きたかったのだが、変なTBが増えるとことまるので、仕方なしに○○とする・・・

Only Human
K, Mai Osanai, Nao Tanaka, Hideki Ninomiya, Joe Jackson, I.S.O., 小山内舞, 田中直
ソニーミュージックエンタテインメント

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いつか楽園で!

2006-12-15 23:22:00 | 韓国ドラマ・映画
ヒョンビンの共演者であるソン・ユリの演技を確認してみようと見たドラマ。
チャ・テヒョン演じるリゾート王の御曹司と、母親の一人の手で育てられた仕事の出来る男キム・ナムジンと、可愛いソン・ユリの三角関係の恋物語が、日本のサホロ、バリ、タヒチ、そしてソウルでと繰り広げられる物語。
勿論ここに息子と父親の確執と、出生の秘密が絡んでくるのは、韓国ドラマのお約束だ。
日本同時放送ということで話題になったドラマのはずだが、話題ほどは盛り上がらなかったはずだ。リゾート地でのロケに頼りすぎていること、前半部分でチャ・テヒョンの魅力が活かされなかったことが敗因だと思う。

なんにも考えていない御曹司が、ソン・ユリの優しさに触れ好青年に代わっていくという展開なのだが、いかんせん前半部分の御曹司の性格がどうしようもない。演じるチャ・テヒョンに随分同情してしまった。改心する後半部分は見せ場がかなりあるのだが、下げて上げるという展開が見えてしまうこと、ソン・ユリがどちらを選ぶか観る前から分かってしまう筋運びも面白さが半減した要因だろう。

チャ・テヒョンそしてキム・ナムジンも与えられた役柄の中で出来うる限りのことはしていると思う。しかし如何せんお話と人物設定が・・・

昔のお姫様言葉を酷使する「千年の愛」、普通の女性の「いつか楽園で!」寂しいお嬢さまの「雪の女王」とソン・ユリ出演の三本のドラマを観てきたが、可愛さだけでここまでやって来たことに別の意味で感心する。綺麗っていいな、可愛いっていいなと思う。

いつか楽園で! BOX 1

ビクターエンタテインメント

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雪の女王 9話

2006-12-13 22:23:03 | 韓国ドラマ や行
インターンのジヒョからボラがチョンギュの妹だと聞き、ボラの元に駆けつけるドゥック。「一回だけ抱きしめていいかい?」ごめんと謝りながら自分を抱きしめるドゥック。貰った雪の女王の絵本を眺めながら、ごめんの意味を考えるボラ。


「おめでとう・・・なんでこんな簡単なことがいえなかったんだろう。おめでとう。ごめん・・・」そういって自分の前からいなくなったチョンギュに、「そんな奴だったのか!そんな奴友達じゃない」と言ってしまった自分が許せないドゥック。チョンギュの墓の前に座り込み、昔の出来事を、ボラとのやり取りを何度も思い返すドゥック。

「指輪を貰ったらあなたに申し訳ない。だから貰えないの・・・」ゴヌからの指輪も受け取らずゴヌに別れを告げたボラは、ボクシングジムで倒れているドゥックを見つけ、思わずゴヌに助けを求めてしまう。
なんでそこでゴヌに電話をするのだ。しかも泣きながら。
そしてゴヌも何故駆けつける。さっきまでドゥックのせいで指輪を受け取ってもらえないのかと、ボラに詰め寄っていたではないか。
これが反対にこの辺りがこのドラマのいいところかもしれない。

更にもう大丈夫だから一緒に帰ろうとうゴヌの言葉にも従わず、その場に残るボラ。ゴヌでなくても、「随分じゃないか!」といいたくなってしまうボラの行動。

何も尋ねようとしないボラに「友達がいたんだ。でも俺のせいで死んだんだ。申し訳なくて本当に申し訳なくて・・ずっと逃げていたんだ。それが昨日どこにいるか分かって・・・それで会って来たんだ。」
ボラの後ろにチョンギュの面影を探しつつ、語るドゥックに「その人おにいちゃんに似ているのね。可哀想ね。あなたも友達も・・・」そんなボラの何気ない一言に涙ぐむドゥック。(見ている私もしんみりする)

そんなボラを母親の食堂に連れて行くドゥック。
「今日連れて来なかったら、もう連れて来れないと思ったんだ。彼女はチョンギュの妹なんだ」息子の恋人が、息子の好きな人が、偶然にもチョンギュの妹だと知り、母親も驚きを隠せない。そして「好きな人がいたら連れてきなさい。」そういった自分の言葉を覚えていて、ボラを連れて来た息子をどんなにか愛おしく思ったに違いない。

何も知らないボラは、何故ドゥックが自分が雪の女王の絵本を欲しがっていることを知っていたのか、何故今日自分を食堂に連れて行ったのか、更にドゥックが仕事を辞めるつもりなのも何も知らないのだ。

最後の仕事として会長の使いでチョンギュの部屋を訪れるドゥック。
会長にチョンギュの好きだったクラシックのテープを渡し、何も知らない会長に亡くなった友の思い出を語るドゥック。「息子が亡くなったのを、皆は友達のせいだというが、そうじゃない。私のせいだよ・・・」そんな風に語る会長だが、「友達に会いたいですか?」というドゥックの問いかけには「時々気にはなるよ。どこで生きているのか・・・でも会えば胸が痛むだろう。たとえ偶然でも会いたくないよ。」と静かに答えるのだ。(涙するドゥック・・・)

ボラに知られないようにと、勤めも辞め、インターンをしているジヒョにも口止めを頼むドゥック。「ボラが好きなのね?だから傷つけたくないのね?」というジヒョに「この後もドゥックで生きるから・・・」というドゥックだが、そんな彼の元を訪れるボラは「ゴヌのせいなら、もう別れたわ。あなたが好きなの。私のカイはあなたなの・・・」と衝撃の告白だ。
(若干告白の仕方がお嬢さまっぽいと思うのは、私だけか?)

******
雪の女王は、女王、ゲルダ、カイの三角関係の話なのか?

自分が絵本をほしがっていたことを何で知っていたのかを、教えないドゥックへのボラの一言。
(考え込んだ様子のドゥックの態度を見て)
「1ラウンドは三分でしょ?三分だけ考えて」
そんなボラの一言を受けてドゥックも一言。
「お前も三分間だけ泣けよ」
二人の前では、リングゴングさえも、ロマンティックな小道具の一つだ・・・

検索ワード お迎え@携帯

2006-12-12 13:59:45 | ソン・スンホン(宋承憲)
昨日のデータを見てみると、ブログの検索ワードの一番最初に@ソン・スンホンさんのお迎えに行きますという文章が・・・
検索ワードに文章が来るのも珍しい。単語ではなく文章というのがスンホンを愛するファンの皆さんの心の叫びだと思うのだが、残念ながら私のブログには役に立つことは一つも書いていないのだから、非常に申し訳ない気持ちで一杯である。
諸事情により、迎えにいくという選択肢もなく、明日(今日?)の情報番組を録画してチェックすることが精一杯のファンとしての行動だ。

追記
今会社から戻り、録画しておいた夕方の情報番組を見た。
6千人のお出迎えと報道されており、びっくりする。とりあえず男前なことだけはニュース映像で確認する。
          

恋する指さし会話帳(4)韓国語編

2006-12-11 21:58:46 | 韓国語レッスン(面白い話)
友人が本屋に行くのに付いて行き、見つけた一冊。
恋する指さし会話帳(4)韓国語編と非常にニッチな市場を狙っているなと思いながら見たのだが、これが非常に使える一冊だと分かり購入。
「出会い」「自己紹介」「語り合う」「待ち合わせ」「デート」「愛し合う」「危機」「結婚」「新生活」こんな大項目があり、更に細かい小項目に分かれているのだが、この流れの通り「恋する時に使えるのか?」いや違う!。そんな事は全然無いのだから・・・ではなんの時に使えるのか?
韓国ドラマを観る時に非常に使える一冊なのだ。


どんな韓国ドラマでも、大体「出会い」「自己紹介」「語り合う」「待ち合わせ」「デート」「愛し合う」「危機」「結婚」「新生活」という流れで物語が進んでいく。これに「交通事故」と「不治の病」という項目があれば更に完璧だ。

好みのタイプなどというページには「いたずら上手」「愛嬌がある」「カリスマがある」などという単語まで網羅。
恋するなどというニッチな言葉を使わず、「韓国恋愛ドラマを観る時に使う本」とした方が絶対にぴったりだと思う。

「韓国恋愛ドラマじゃなくて、韓国ドラマってしたほうがいいかな?」と一緒にいた友人に確認してみると「恋愛ドラマじゃない韓国ドラマってある?」と言われる。鋭い指摘だ。やっぱり「韓国恋愛ドラマを観る時に使う本」というタイトルでいいと思われる。

恋する指さし会話帳 (4) 韓国語

情報センター出版局

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雪の女王8話

2006-12-10 16:20:08 | 韓国ドラマ や行
ボクシングジムの前で一人座り込むボラを部屋へ入れ、何も聞かずに温かい物を飲ませ落ち着かせるドゥック。「泣くなボラ・・・俺は何をすればいい」そんな優しいドゥックの言葉に「お兄ちゃんのところへ連れて行って」というボラ。そこで初めてボラに兄がいたことを知り、この間のお墓が母親の墓でなく兄のお墓だったことを知るドゥック。

「お兄ちゃんが可哀想。お母さんを許さないって決めたのに・・・」自分一人だけ生きていた母親に会ったことに罪悪感を感じるボラに「俺がお前の兄さんだったら、会えてよかったっていうよ」そんな風に慰めるドゥック。

「まさかボラを好きじゃないだろうな?」そう言いながらジムに戻ったドゥックを殴り、ドゥックと一緒なのは楽だからというボラの言葉に「重要なのは今だ。初恋は初恋でしかない。」と自分で自分に言い聞かせるが、心穏やかなはずがない青年医師ゴヌ。

「いくら連れて行ってくれって頼まれても断れよ。そんな事は恋人のすることだ」ドゥックの行動を心配するチュンシグの忠告に「ここまで生きてきていままで欲しいと思ったことなんて無かった。でも今欲が出てきたんだ。横に居たいんだ。ただ一人で好きでいることが何で駄目なんだ?」
(奪うわけでもなく静かに好きでいる道を選びたいドゥック。悩み方も好青年らしい。)

ドラマも半分まで来て急展開だ。
ボラを好きなことを自覚するドゥック。亡くなった息子チョンギュの部屋を訪れるボラの父親。(ボラの亡くなった兄はあのテウンの親友チョンギュだったのだ)そして友人からチョンギュが亡くなったのは自分のせいでないと説得されても「チョンギュは俺のせいで死んだんだ。チョンギュの最後の姿が忘れられないんだ・・・」というドゥック。
更にボラの心をどうしても自分へ向けさせようとする青年医師ゴヌ。

ゴヌと喧嘩をしたボラを慰めるドゥック。
(無理やりスキー場へ誘うとは、ゴヌらしからぬ行動だが、これもボラが好きなあまりの行動か・・・)
「何で私に優しくするの?」ボラの後を心配してついて行くドゥックに、関係ないから放って置いてというボラだが、放っておける訳がない。
母親からも「好きな子いるんでしょ?期待せず、望まず、ただただ良くしてあげなさい」と言われているのだ。お母さんに優しい言葉をかける青年は恋人にも優しいのだ。

「来年の四月に検定試験を受けようかと・・・」勉強も忘れたわけではないドゥックの言葉に「何で大学院の試験じゃないんだ」という数学教授。
(一生懸命やれば道はあるというのは、ドゥックに脈があるということなのか?やっぱり数学の天才なのか?)

「これからは会長の運転手として忙しいから今日が最後だ」とボラを家まで送るドゥック。
「もうこんな童話の本は見ないだろうけれど、これはもともとボラにあげようと思っていたものだから・・・これはハン・ドゥックからでなくて、8年前にボラが家出して偶然に出会った高校生のお兄ちゃんが可愛かった女の子にあげるものだ・・・」
こんな風に言われて泣かないはずがない。涙ぐむボラ。しかしそんなボラに「はじめからやり直そう」という青年医師ゴヌ。始められるはずなどないではないか。

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病院のインターンをやっている高校の同級生ジヒョからチョンギュに妹がいたことを聞くドゥック。
高校の時に紹介しようとした女性がその妹だったのではと懐かしく思い出すドゥックだが、勿論その妹はボラなのだ。
事実を知り驚くドゥック。

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どうやらチョンギュは殆ど家の事をドゥックに話さなかったらしい。
だから今まで妹がいることも知らずにいたのだ。(このあたりの細かい家庭の事情についての説明があったのかどうかは今ひとつ自信なし。多分あったのかもしれない)とにかく後半はドゥックいやテウンの苦悩の日々が語られるものと思われる。。。

アイルランド 第12話

2006-12-10 15:15:27 | 韓国字幕つきドラマ感想
ジュンアとの思い出のコインを拾おうとして、車に轢かれるジェボク。一度轢かれ、二度轢かれ・・・さすが韓国ドラマ。やることが激しい。入院しているジェボクを見舞うグクとジュンア。
「帽子なんか選んでいるから、病院に行くのが遅れたのよ」とグクに八つ当たりをし、ジェボクを自分の勤める病院に運び看病をするジュンア。
このあたりの周囲の人間には予測できない行動がジュンアらしいとも言えるのだが「二人を好きになるのは許す。でも離婚は駄目だ」という夫グクの言葉に「今分かった・・・私は一人だけ好きなんだって」と言うとは・・・

夫グクの「二人を好きになるのは許す。でも離婚は駄目だ」という台詞も究極の台詞だと思うが、それに対する返事が「私は一人だけ好きなんだって、分かった」とは、一体。
要求する方もする方だが、それに対する答えがこれとは・・・この夫婦やっぱり不思議なところがある似た者夫婦なのだ。

しかしそんな夫グクも、人気の出たシヨンをボランティアのように守り、見つめ、そしてとうとう寂しさからか、親しみを感じ始めたようだ。
女性のせいで開いてしまった心の穴は女性で癒すしかないのか・・・
ジュンアを失った寂しさからか、シヨンを誘うグク。そしてそのグクに「自分を好きな女のところに来たのね?」と言いながらも、彼についていこうとするシヨン。

世の中の人はみなこんな泥沼の恋愛模様を潜り抜けているのだろうか?
この台詞にこの答え・・・とは・・・
このドラマはそういう驚きがあるので、なんとも不思議なドラマだ。
そして面白いのだが非常に感想を書きにくいドラマでもある。)
(何度も同じようなことを書いているような気がするが・・・見るたびにそう思うのだから仕方ない

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ヒョンビンが若い!雪の女王と比べると苦悩する表情に中にも若さあり。