私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

片足立ち体操

2010-05-20 20:00:00 | なんということはない日常
勤務先の産業医の先生は非常にエネルギッシュで情熱的な先生だ。
注意しないと、健康相談しようと問診を受けたのに、逆に先生に英気を吸い取られて問診終了などということもあるらしい。
(確認したわけではないが、その可能性が多分にあることは、普段の先生の言動から容易に推測される)

先生が今熱心に勧めているのは、
「1分間の片足立ちは、約3千歩を歩いたと同様の効果がある」ということを世間に広く知らしめることのようだ。
片足立ち体操普及協会があったら、絶対に普及協会名誉会長であることは間違いない。

片足立ちというキーワードで検索したら、こんなサイトがヒット。
(このサイトの主旨はちょっと違うが・・・)
寝る前に片方ずつ計2分やるだけで6千歩歩いたのと同様の効果があるなら、騙されたと思ってやったとしても、大したダメージにはならないはずだ。

私は早速寝る前に実行中。
1週間ほど経つが、効果のほどはまだ現れない。
現れるなら、どんな効果なんだろうか。

まだ停電中

2010-05-19 19:16:26 | なんということはない日常
先ほど帰るコールをしたところ、電気系統のトラブルは原因不明で直らなかったらしい。直るのは金曜日ということと、トラブルの原因は以前のいい加減の電気工事のせいだと言って業者の人は帰ったらしい。
原因不明なのに本当に金曜日に直るのか、理由も本当に以前の工事のせいなのか、やや疑いたくなる気持ちで一杯だ。
腹立ちまぎれに
帰るコールなんていう懐かしい言葉を思わず使ってしまった。

停電中

2010-05-18 20:34:29 | なんということはない日常
屋根を修理しているのだが、何かトラブルがあったらしく、二階の電気が全滅。寝る前のテレビが唯一の楽しみなのに。。。。電源全滅なので、待機電源の灯りさえなく、モデムも死んでいるのでパソコンも繋がらない。懐中電灯だけでもあってよかった。

追記
この懐中電灯だけは心もとないので、以前コンサート用に購入してそのままになっていたライト(仲間内では蛍光棒と呼んでいるが、ケミカルライトというらしい)を使用。

私にまで影響が・・・・

2010-05-17 21:59:16 | なんということはない日常
英ヒースロー空港閉鎖、アイスランド噴火で(読売新聞) - goo ニュース

自分にはあまり関係のない出来事だと思っていたのだが、先月この噴火関係のせいで、ちょっとした影響を受けそうになったことあり。

ロンドン在住の日本人ピアニスト↓

ラフマニノフ:ピアノソナタ第1番&第2番
田山正之
ハイブライト

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4/25の日曜の午後に彼のコンサートに行く予定にしていたのだが、なんとロンドン在住ゆえ、飛行機が飛ばず来日出来ないかもという連絡が来た。
知り合いから誘われていたのだが、彼の話によると「ぎりぎりに来日の予定なのでなんとも分からない」という。
結局、先月は空港が再開し、無事に来日、コンサートも無事開催となったのだが、余裕を持っての来日の予定だったら、空港が閉鎖中だったので飛行機が飛ばず、キャンセル待ちをしようにも待っている人が沢山ということで、コンサートも出来ずという可能性があったらしい。

彼のピアノは何年か前にも聞いたことがあるのだが、その時はもっと小さいホールだったせいか、演奏の雰囲気もややカジュアルな感じだった。
今回は情熱がほとばしる感じだったので、その違いにびっくりしてしまった。
日曜の午後に上野の森で聴くクラシック。
普段の生活からは考えられない優雅な時間だったのに。。。すっかりブログにアップすることも忘れてしまっていた。

個人の趣向 第13,14話

2010-05-16 19:32:27 | 韓国ドラマ か行
ケインが住む韓式家屋の地下室を見つけたジノだが、ケインはそれを見てショックで倒れてしまうのだ。
寝ずに一晩中看病するジノ。
「何があっても絶対そばから離れない」というジノと、ケインの誕生日を2人にとってドラマティックなものにしてあげようとする友人。そしてケインの誕生日にとアイススケートリック場のチケットをくれる美術館館長。

いい人ばかりに囲まれて交際順調に思える二人だが、イニだけは着々と計画をたててケインを追い込もうとするのだ。
付き合っている最中にさえケインの誕生日を忘れたチャンリョンに彼女の誕生日をわざざわ教え、ジノの母親には「チャンリョンともジノとの付き合っていて、ジノさんが悩んでいます。」とわざわざ告げ口。
どうしてジノの見方をするの?というジノの母の問いには「ジノさんのプロジェクトを応援したい」とちゃんとそつなく答えを用意しているのだ。

もうジノが自分に対して秘密がないと思っているケインだが、なぜ自分がケインの家に住もうとしていたのか、なかなか打ち明けることが出来ないジノ。
(嫌な事はさっさと済ませた方のに・・・・)
で、結局秘密を打ち明けることが出来ないまま、コンペの仕事に入ることになるジノ。
恋も仕事も順調というのを絵に描いたようなジノは、忙しい仕事の合間に、韓式家屋の地下室を直すこともこっそり進める。ひとえにケインに喜んでもらいたい一心からなのだが、知らないというのは恐ろしいもの。
ジノが何も知らずにこっそり部屋を直したことによって、なぜ小さい頃父親が自分に辛くあたったのか、何故自分にいつも何も説明しなかったのか、なぜ自分が母親のことを何も覚えていなかったのか、全部思い出してしまうのだ。

建築家の家でそんなことがあるのかどうか分らないが、地下室の天井をガラス張りにし、うえの子ども室で遊んでいるケインを見守れるようにした部屋で、なんとガラスが落ちるという事故発生。
上の部屋で遊んでいたケインは助かり、下にいた母親が亡くなってしまうという事故だったらしい。

息子ジノを心配してケインを訪ねて来たジノの母親の前でその記憶がフラッシュバックしてしまうケイン。
帰って来た父に泣きながら訴えているところを見て、びっくりするジノだが。。。。。
良かれと思ってやったことがきっかけで、ケインの記憶は甦り、そして自分がケインの家に来た理由を先延ばしにしていたことで、彼女が傷つくだろうとはあまり考えていないジノ。
恋は盲目、そして恋はなかなか思った通りに進んでくれないものらしい。
そして事務所を一緒に経営している先輩がジノが見つけて隠していた韓式家屋の設計図を見つけてしまったではないか!!やっぱり隠し事はどこからかほころびが出て来るものなのだ。

****
ジノを演じるイ・ミノの方が年下だと思うのだが、落ち着いた風に演じておりそんなに違和感なし。ドラマのイベントでは随分ハイテンションな俳優さんだなと思ったのだが、このドラマを見る限りではハイテンションな感じは一つもなし。

9 <ナイン> ~9番目の奇妙な人形~

2010-05-15 20:03:12 | 映画鑑賞
麻で出来たつぎはぎだらけの人形。
背中に9と書かれたその人形が目覚めた時は世界は滅びた後。

廃墟という言葉そのものの街には、ビーストと呼ばれる機械。そして隠れてなんとか生き延びている麻の人形達。

どこがどうという風に上手く説明出来ないのだが、私はこういう質感が好きらしく、それだけでも見ていて頑張れという気持ちになる。
色調は暗いが、冷たい暗さではないのだ。
麻はざらざらしているけれど、それはささくれ立ったものでなく、どこか温かみと安心を感じさせてくれる質感だ。

麻の人形なのに、表情が感じられ、喜怒哀楽が感じられるのはなぜなんだろう。
私は表情がないはずの麻の人形の顔を見ながら、能面を思い出した。
能面に喜怒哀楽を吹き込むのが演者なら、麻の人形に喜怒哀楽を吹き込んだのは何人ものアニメーターの努力だろう。

****
「友達を信じる」「勇気を出す」という前半と、アクションシーン満載の後半。
80分という短さは非常にシンプルな感じで私には丁度よかった。

****
ティム・バートンが惚れ込んだのも分る。雰囲気はちょっと違うが同じ香りは漂っていると思う。


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五十鈴の思い出

2010-05-14 20:00:00 | なんということはない日常
日経新聞の朝刊に掲載されている私の履歴書。
人生の先輩達が書いている文章は非常に重みがあるのだが、自分の時間の流れとはやや違うので、思い出が重なる部分は少ない。
そんな中で今日は私が知っている店の名前が出てきたので懐かしくなってしまった。

新宿三丁目にあった居酒屋@五十鈴。
うなぎの寝床のような店で狭い間口の割には奥に長く伸びた店内。
壁と並行して長いカウンターが店の奥まで続く。
「年配の演劇関係の人がよく来る店らしいよ」
入り口に貼ってある舞台のポスターを指差しながら職場の先輩が教えてくれたが、「明治、大正、昭和の初期のホステスがいます」という手書きの張り紙が張ってあるそのお店は、私にとって夜食のおにぎりを頼みにいくお店でもあった。

新卒で入社した小さい会社は、新宿の三丁目の雑居ビルの中にあった。
新宿の中央口から新南口に繋がる道は、いまでこそ人の流れが絶えないが、20数年前は新宿のわりには人通りがすくない裏道のような雰囲気のある通りだった。
いまならいたるところにあるコンビニも当時は殆どなかった。夜食用のちょっとした食べ物を購入出来る店が回りになく、「あそこの五十鈴でおにぎりを○○個握ってもらってきて」などというおつかいを頼まれた私はおびえながらおにぎりを頼みにいったのだ。
「居酒屋におにぎりを頼みに行くって・・・」とおびえながら訪ねた店内は年配の男性で一杯だ。
そんななか「そんなにおにぎりばっかり頼まれても、ご飯がなくなっちゃうから出来ない」と明治、大正のホステスさんに一度は断られる。
職場では昭和初期の会社員の人達がおにぎりを待っているのに、新人の私は手ぶらで帰ることなど出来ない。
「近所のよしみで握ってあげる」と昭和の初期のホステスの人に言ってもらえるまで、頑張ってお願いするしかなかったのだ。

もちろん居酒屋なので、会社帰りに立ち寄ったことも何度もある。
冷奴、冷トマト、くさやの干物などをつまみにしながら日本酒を飲んだと思う。

****
勤めていた会社は、平成の声が聞こえた頃、地上げのため、よそに移ることになった。
五十鈴も同じように地上げにあったはずだ。
「五十鈴は○○円だったけれど、おたくはいくらでした?」という地上げ屋からの電話があったのを覚えている。


2010/5の私の履歴書は演劇研究家の河竹登志夫氏
河竹氏が若かった頃通った飲み屋として、五十鈴が紹介されていた。

オー!マイレディー 15,16話

2010-05-13 21:38:27 | 韓国ドラマ あ行
「見つからなかったらどうしよう・・・」涙ぐむケファを抱きしめるミヌだが彼とて、自分の名前も言えないイェウンを心配する気持ちは一緒。
デパートで居なくなったイェウンを探す二人の気持ちは一緒になったところを見て、複雑な気持ちの社長とユラ。
1人トイレから帰って来たイェウンが等身大のミヌの看板の前に笑いながら立っているのをみながら安心する2人だが、スターミヌに6歳の子どもがいるのはそれはスキャンダルということで、広告の仕事もキャンセル。ファンクラブミーティングもキャンセル。
ミュージカル制作会社の社長としては、リスク管理もしなければならないということで、ミヌを降ろすことも視野に入れて新しい俳優を探したりしているのだ。
「会社のことがあるから仕方ないのは判ります。でもミヌには可能性があるのに。。。」というケファに「何で可能性があるって分かるんだ?」と当然の質問を投げかける社長。
「前と全然眼つきが違います。一生懸命やっているんです。私は彼を信じているんです。」
降ろされるかもしれないミヌも、「彼女は特別な人だ」とユラに打ち明け、ケファを信じて、一人練習にはげむのだ。

障害を前に信じあう二人だ!!!そして社長はキャスティングを諦めたのかと思ったらなんとダブルキャスティングという裏技を使い、ミヌを降板させずに使うという手段を取るのだ。
(いいな~心優しいドラマだ)
勿論舞台は成功。満を持してミヌはケファに「家に戻ってくれ。イェウンのお母さんになってくれ」とプロポーズまでしているではないか!!
(分かり易くて優しいドラマだ。。。)

おばさんケファの心は勿論揺れる。
ミヌを信じていても「結婚して欲しい」でなくて「イェウンのお母さんになってくれ」という言葉はやっぱりちょっと寂しいし、自分が若いミヌの将来に邪魔になるのではと、心配している。(ミヌが日本進出の話を断ったと聞けばなおさらだ。)
しかし覚悟を決めてプロポーズしたミヌは、ケファの娘のミンジにも許しをもとめ、ケファの友人にも援護射撃を頼み、そして別れた夫のもとをわざわざ訪ねて、「彼女に謝ってください。彼女が離婚でどれだけ傷ついたが分かりますか?僕の大事な女性に謝って欲しいんです」と着々と彼女の心を得るために出来る限りのことをするのだ。

ケファにこれからの提案書を差し出すのも泣かせる。ロマンティックなプロポーズもいいけれど、提案書か・・・
1ヶ月で結婚して、5年後は世界一周(子ども2人は、どうするんだ)なんて、ライフプランとともに、ケファが作るトッポキとキンパプは芸術だ!なんてお料理の腕を誉めることも忘れていない。ケファがもう一度やり直そうと思うに十分な優しさを見せてくれたミヌ。

ドラマの雰囲気も、主人公のミヌのキャラクターも子どもっぽいな~と思っていたのだが、必要以上に悪い人は出てこないし、気持ちよく楽しく見られるドラマだったので、個人的には非常に楽しむ。

ただ、私が楽しいのと視聴率とはあんまり関係ないようで、非常に静かな幕引きだった様子。

新作映画の話題

2010-05-12 08:29:41 | ソン・スンホン(宋承憲)
朝ごはんを食べながら観ていた朝の報道番組「ズームイン」でスンホンと松嶋菜々子でゴーストニューヨークの幻のリメイクをするという話題が紹介されていた。
リメイクだけどストーリーはオリジナルという報道がよく分からないが。。。。
日本の報道なら、それなりに固まってからの報道だろうから、企画の段階で霧散霧消することはないんだろう。

有名なろくろ回しの場面を除くと、オリジナルで印象的だったのは、ウーピー・ゴールドバーグの演じた怪しい祈祷師だろうか。
友人と映画館で見た時も、ろくろ場面よりも祈祷師登場の場面のことばかり話題にして盛り上がっていたことを思い出す。
リメイクだけとオリジナルでは、祈祷師は登場するんだろうか。。。。

***追記****
実際に撮影が始まって、上映されるまでは何が起こるか分からないなどというのは杞憂だったらしい。
各所でニュースが上がっており。

公式HPまで出来上がっていた。

私はオリジナル脚本の作品だったよかったのに・・・とちょっとだけ思う。
(でもリメイクは作品の仕上がりをイメージしやすいせいで、資金繰りなどなど、大人の事情を考えると、利点も多いらしい。)
勿論素材としての魅力があるから、同じ素材を違うキャストで20年も経ってからまた映像化しようということなんだろうけれど、前の作品のファンの人も沢山いるだろうし、完成された作品がすでにあるのだ。
わざわざ同じ作品を手がけるということは、それを超える何かがなければ意味がないと思うのだが。。。
アメリカからアジアへ・・・というだけでない何かがあったらいいのにと思う。


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コラボ商品

2010-05-11 22:17:31 | ソン・スンホン(宋承憲)
なぜ今このコラボなのか??は分らないが
2010年05月10日【ソン・スンホン おすすめの商品を発売!】
“ファミリーマートはLOVE韓流”


今日から発売らしいので、お昼に食べて見る。
豚キムチチャーハン(とろーり玉子のせ)は名前の通りとろーり玉子がのっており、コンビニのおにぎりとしては頑張っている方なんだろう。値段も158円。
コンビニおにぎりとしては値段高めの部類だし。

***
おにぎりを食べては見たものの、何故?今?この時期に?このコラボなのか?は不明のまま。




行って見たい場所

2010-05-10 22:03:37 | なんということはない日常
土曜日 知人が作ったマカオの街角のポストカードをもらう。
黄色い光でぼんやりと浮かび上がる街角の短い階段。
ポルトガルと中国がミックスされた街 マカオはいつか行って見たい街だ。
エッグタルト、牛乳プリンを食べるのもいいし、世界遺産を見て回るのもいいだろう。
鳩料理も食べたい。


今 行ってみたい場所 上海

あの妙に印象的な形のテレビ塔のライトアップされた姿を生で見たいとは思っていたのだが。
GWにイロイロな情報番組で万博の話題が取り上げられていたのを見て、すっかり乗せられてしまったらしい。
ライトアップされた万博会場は綺麗だった。
パビリオンが閉館後も、ライトアップした会場内は見て回れるようになっているらしい。
パビリオンは見られなくてもいいから、上海の街の雰囲気と万博の雰囲気を楽しみたい。

今 行ってみたい場所 奈良

鹿男 あをによしを観てから、機会があったら高校の修学旅行で行っただけの奈良に、もう一度行ってみたいと思っていたのだ。
こちらは遷都1300年で記念行事が目白押しらしい。
奈良なら、行く場所を決めて「始発で出発し、最終で帰途につく」という日帰りも可能では?と、かなり具体的に行くことを考えている最中。
朝目覚めて「今朝は体調もいいようだし、天気がいいから行こう!」と急に思い立って日帰りで行くのもいいな~と、かなり本気で考えている。

****

↓この本を読んだ後、メキシコに行きたい!!と思ったかどうかは覚えていない。
でも旅行記はいいものだ。自分で行ける場所は限られている。こんな風に誰かの旅を追体験するのもそれはそれで想像する楽しみがある。
お洒落な旅でもいいし、こんな風にかなりすっとこどっこいな旅でもいい。


ほげらばり―メキシコ旅行記 (幻冬舎文庫)
小林 聡美
幻冬舎

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母の日

2010-05-09 19:20:16 | なんということはない日常
「毎日が母の日じゃないと困るのよ」
子供の頃、母の日にプレゼントをしようと計画していた時に母に言われた一言だ。
お小遣いも殆どなく、何をプレゼントしていいのか途方にくれていた小学生には非常に有難い一言だった。
もっともらしく「はい」と頷きながらも、「何も買わなくてよかった」とホットしたのを覚えている。
その教えを守り、毎年母の日だからと特別なことは何もしてこなかった。そして今年・・・
今年も特別なことは何もないのだが、気持ちはいつもと違う母の日になってしまった。

去年の秋、体重が落ち、倦怠感が抜けないという母は検査入院をした。
足も腫れ、おなかに水がたまってきたことで素人目にもいい状況ではないことは良く分った。
2週間もしないうちに病院に呼ばれ、病状を説明され、主治医の先生に母に残された時間を告げられた。
様々な状況から緩和治療しか出来ない状況だったので、残された時間のことだけは告げずに、それ以外は母に全てを話すしかなかった。
家族も辛かったが母も辛かったと思う。
9月の下旬までプールにも通っていたのだ。それが11月には「治らない病気です・・・」なんていわれるなんて・・・・

冬の間はそれでも、よかった。週1回、私と一緒に買い物に行き、帰りにスタバに寄るのを楽しみにしていた。
オリンピックが終わった頃からそれも出来なくなり、殆どベットから起き上がれなくなった。何もしないのに、息が上がるということで調べて見ると胸にも水がたまっていることが分った。
痩せていき、面変わりする様を見るのはとても辛い。
自分でも頬の肉が落ち、眼が目立ち、子ザルちゃんのような顔になっているのを鏡で確認しながら「サル山のおサルちゃん・・・だ」などと言っているのだ。

それでも私達家族に出来ることはなるべく普通に接してあげることだと思い、極力さりげなく世話をすることにした。
なるべくそっと手を添えて、さっと済ますように・・・
本人は私達家族が負担に思うの望まないだろうし、私も何かするたびに「ありがとう・・・ありがとう」と涙ぐまれるのも非常に辛い。
そんな風に出来ているかはわからないが、とりあえずそんな風に思いながら毎日過ごすようにはしているのだ。母にどの程度通じているのかは分らないが・・・

母の日を一緒に過ごせるのは多分今年が最後になってしまうだろう。それでも特にいつもと変わらない日曜日になってしまった。
それでもいいだろう。毎日が母の日でないと困ると言っていた母にはそれが一番いいことだと、勝手に思っている。

****
こんな風に書くと毎日大変そうに思われるかもしれないがそうでもない。
会社にも普通に通い、以前よりちょっと頻度は落ちてはいるが、映画も行くし、飲みにも行く。勿論韓国ドラマも以前と変わらずに楽しんでいるし・・・
(普通にしているのが、一番の親孝行と、私が勝手に思い込んでいるだけかもしれないが・・・・)

介護保険の内容にも詳しくなった。便利になっている介護グッズにもびっくりだ。
両親のケアマネージャーの人も親身になって相談に乗ってくれるので非常にありがたい。


***
写真は母が以前使っていたエプロン。
今は私が毎日使っている。

***追記***
メッセージを頂いた。
優しい言葉ありがとうございました。


個人の趣向 第11.12話

2010-05-08 20:00:00 | 韓国ドラマ か行
チャンリョンとイニの前で「彼女を女として愛しているんだ」と告白するジノ。
今までジノをゲイだと思い込んで苦しんでいたケインは、うれしさもあるが、今までの自分のつらい気持ちを考えると素直に喜べず。
(もちろん喜んでいるのだが・・・まぁひとつ望みがかなうと、もっと幸せになりたいということで、人は欲張りになるんだろう)
ジノは職場でいつもとはまったく違った明るい雰囲気だし、ケインは早速友人に「ジノはゲイじゃなかった!!」と明るく報告。
もう、二人を邪魔する障害はないということで、いきなり明るく付き合いはじめるのだ。
ジノは早速母親にもゲインを紹介。
なんの迷いもないところが好感度高しだが、もちろん難問あり。チャンリョンの父親は教授の娘であるケインを息子の嫁にしたいとたくらんでおり、止める息子の言葉など聴く耳もたず、彼女が住む韓風家屋にプレゼント攻撃だ。
それを見て反対するジノの母親。
さらにケインはチャンリョンへの復讐もやめなければならない。チャンリョンとの別れ話の最中になんとケインが車に轢かれそうになり、それを助けようとしたチャンリョンが逆に怪我を負ってしまうのだ。
久しぶりに見た大事な時に交通事故という韓国ドラマのお約束。
二人一緒にいるところを見たジノはもちろん面白くない。
もちろんジノがケインに近づいた最初の目的が、彼女が住んでいる家目当てだったということを知っているチャンリョンはもっと面白くない。
「なんて卑怯な奴!!」とケインにその秘密を打ち明けようとするチャンリョンをなんと一瞬の元妻イニが止めるのだ。
最大の切り札をなんでそんなに簡単に取り出そうとするのかということらしい。
さすが、イニ すべては計算ずくなのだ。

ジノはなぜ自分が彼女に近づいたのかということにはあまり気を使っていない様子。
逆に彼女が顔も覚えていないという母親の記憶を思い出す手がかりになればと、自分たちの住む韓風家屋に隠された地下室の存在をを彼女に喜んで報告するのだが・・・・・

なんとそれが彼女が母親のことをすべて忘れていた秘密につながっていたのだ!!!

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ジノからゲイではないと告白されて、ショックを受ける美術館長。
しかし一人その苦痛に耐えようとする館長。ケインの仕事ぶりも気に入っているようだし、今後館長の存在がキーポイントになりそうな感じだ。

いきなり交通事故とか、イニの策略とか、いつも通りの韓国ドラマな感じだが、韓風家屋が舞台なのは雰囲気があっていい感じだ。