私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

破門 ふたりのヤクビョーガミ

2017-02-04 20:36:45 | 映画鑑賞
限りなくヤクザの下っ端に近いカタギと生まれながらのヤクザと自覚している二人のバディ物。

映画を作りたいといういかにも怪しい話に投資して逃げられ、金を回収するために、大阪からマカオそしてまた日本という適度にスピーディで適度に暴力もある展開。

生まれながらのヤクザと自覚している男を演じる佐々木蔵之介が、やや安っぽく、義理堅さもあるが、最後は目つきと力技で解決しようとする・・・という私の想像するヤクザそのものだった。
また、映画を作りたいという怪しいプロデューサー役の橋爪功の安っぽさもいかにもな感じだった。
(ここでいう安っぽさというのは、怪しい感じがあるという意味で、決して演技が安っぽいという意味で遣っているわけではない。深刻なヤクザものでない映画では、この安っぽさがある方が気軽に見られるという意味で、私の中では誉め言葉だ。)
この二人の素敵な安っぽさを感じさせるいかにも感があったため、2時間ドラマにならなかったと思われる。

ただ残念なのは、映画では二人がどのようにして出会って、望むと望まざるに拘わらずバディになっていく場面が描かれておらず、既に関係性が出来ているという設定のため、やや残念だった。
一応堅気の建設コンサルタントを演じる横山裕と北川景子との件を削ってでもこの二人の関係性が出来上がる場面があった方がよかったように思うのは、おせっかいな感想だろうか・・・・・


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当初、全然見る予定ではなかったのだが、時間があったことと併せて、主演二人がテレビ番組に出て全力で宣伝活動している姿を目にした影響もあって鑑賞・・・・・


破門 (角川文庫)
クリエーター情報なし
KADOKAWA


ミックスフライ (神田 七篠)

2017-02-02 21:24:09 | なんということはない日常
昨日、ちょっと寒かったのだが風もなさそうだからと、会社から歩いて7,8分の洋食屋@七條でお昼を食べる。

「お店は11:30開店だけれど、開店前に並んでいる人もいるから」と言う同僚の言葉をやや甘く見ていたのがいけなかった。
11:30まできっちり仕事をし、さらに食事前に手を洗いたかったので洗面所に寄ったりしていたら、ちょっと会社を出るのが遅くなってしまった。
遅くなったにも関わらずのんびり歩いていると、私たちの少し前をコートを着た3人組の女性会社員が小走りに走っているのが見えたる。
同僚は「きっと七條に向かっているんだよ」と言っていたが、その時点でもどうしてもオフィス街の大通りから一本入ったところにあるお店が開店と同時に一杯になるだろうか?とまだちょっと疑っていた。
しかしお店に到着したら当然満席。
ちなみに私たちの前を走っていた女性3人組は並ぶのを諦めたようだったが、私たちはわざわざ7,8分かけて歩いてきたので、あきらめきれない。
食べログなどをチェックしつつ、順番を待つ。



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開店前から並んでいたのかもしれない男性たちが早々に席を立ってくれたおかげで、そんなに待つこともなくエビフライ2本、帆立、カニクリームコロッケが食べられるミックスフライを食べられることが出来た。

エビはもちろんだが、帆立が美味しい。更に普段はあまり好きでないはずのキャベツもやわらかくて美味しい。
胃が喜んでいるのが感じられるランチタイムだった。

1340円だが、美味しさを考えれば決してお高いランチではないと思う。

7,8分小走りしても、また食べに行きたい。


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美味しいと言いながらも、話は「遠近眼鏡」のあれこれについて・・・・

追記:並んでいる際には4つだった食べログの★が、食べる際になったら★が3.7に下落。それでも美味しいことに変わりはなかった。


ミッシングナイン 第3,4話

2017-02-01 21:22:27 | 韓国ドラマ ま行
何故飛行機事故から生還したのがスタイリストのボンヒだけだったのか、彼女が事故前後の記憶を失っているため、謎の多い事件の解明はボンヒの意思とは関係なく進む。彼女を悲劇のヒロインにするか、それともほかのメンバーを見捨てた(いや殺した?)犯人に仕立て上げるのか・・・情報をコントロールすれば、どんな方向にでも話を進めることが出来るということらしい。

睡眠療法で少しずつ戻ってくる彼女の記憶。

当初は二人だけだったはずなのに、他のメンバーも続々と見つかる。
食べ物もない、不安に駆られ海で自殺を図るメンバーもいれば、そんな彼女を助けようとして怪我をするメンバーもいる。
更に自殺を図ったソヒは、事件前の飛び降り事件は売れなくなったタレントのジュノのせいだと恨んでいる様子。
一見するとちょっと楽しい無人島生活にも思えるが、同じ事務所のメンバー同士でも事件前にいろいろあり、仲が良かったわけではないらしい。

事務所の新入りメンバーで詳しいことが分からないボンヒは、 飛行機から投げ出されたスーツケースを浜辺から運びだし、食べ物を調達し、何も出来ないタレント女子とは桁違いの生活力の高さを見せる。

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事故調査委の他にも一人戻ってきたボンヒに興味を持つのが検事の男性。自殺を図ったソヒの兄である彼は、ボンヒがソヒのネックレスをつけていることに不信感を抱く。
そして検事あることを利用して彼女に近づき、飛行機事故とその後の出来事の謎を探ろうとするのだ。

ちょっとずつ記憶が戻るボンヒは、自分たちが過ごした無人島に再び連れてこられたことで、ソヒとのやり取りを、そして自分が彼女を崖から突き落としたことを思い出すのだ・・・・

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ちょっと記憶喪失に頼り過ぎとも思える各種の謎。
さらにボンヒがあまりにも生活力があり過ぎるのが気になる。

案外、全部造られた記憶なんじゃないだろうか?とも思いたくなる。