BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔法科高校の劣等生 第16話 『九校戦編 IX』

2014-07-22 23:52:45 | さすおに
モノリスコード決勝、一条との対決だったわけだけど、なんかいまいち盛り上がらなかったね。全体的に間延びした構成というか。

特に一条が吉祥寺を援護してレオを倒すあたりの前後の流れは、いくらなんでも緊張感なさすぎ。

いや、だって、どう考えても、一条がレオに気を取られているうちに達也が接近してくるに決まってるじゃない。それを何事もなかったのようにのっしのっし歩いていく一条って、何だ、こいつ?って思わないのかなー。

あのあたりは吉祥寺がサンキュー!ってアイコンタクトした瞬間に、達也が疾走して一条に向かってくるカットが入って、それに振り向きざま、焦る一条!って感じにしないとダメでしょ。じゃないと、焦った結果、規定違反の殺傷力の高い魔法を繰り出してしまった!ってことにならないじゃない。

なんか、ほんと、演出、下手だなー。

幹比古と吉祥寺の場面にしたって、反逆するまでの時間を取り過ぎだろ。

というか、藤林たちのフラッシュキャスト云々の解説にしたって、一通り試合が終わったところでおもむろに説明しても全然問題ないはずなのに。あの解説のせいで、試合の密度がおもいっきり崩されているよね。

というか、実は、今回、深雪のミラージュバットの予選開始前のあたりまで進むと思っていたんだよね、だから、決勝戦は少し長めのAパートで終了するばかりと思っていたのだけど。

それも含めて、今回は間延び過ぎ。

九校戦編の最初の山場だったはずなのに、こんな緊張感のない画面をつくるとは。
なんていうか、もうホント、原作の流れには一切手を付けずつくる、とかいう契約なのかね。にしても、もうちょっと工夫してアニメらしく見せる手もあるだろうに。

逆に、達也が防御する場面であんなに銃を投げたり掴んだりする演出は必要なかったと思うんだけどね。

なんか力の入れどころを間違えていると思うけどな―。

しかし、これ、ホントに横浜騒乱編までやるのかな?

このペースで行くと、九校戦編にあと3話ぐらい使いそうなんだけど。そしたらもう19話だよ。横浜騒乱編は6話ぐらいでやるってことなのかね?

てっきり、夏休み編として雫の別荘に行く話と、新生徒会選挙の話とか一話ずつインターミッション的に扱うと思っていたのだけど、それらいれると21話だから、横浜騒乱編は4話になってしまう。さすがにそんなバランスの悪いことはしないよね。

それとも、もしかしてこれ、3クールやるのかな?それなら納得できるけど。

何にしても、もう少し動かすところは密度ある動きをするような演出と構成にして欲しい。

なんか、ダメだった禁書目録の映像化を見ているようで、嫌な予感しかしない。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする