富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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太陽覆輪

2006年05月19日 | 覆輪
あれから一作。
青軸青根。葉肉薄く、筬ゆるく
柄はぼけたような浅黄色、紺地も薄いと
今の価値基準では全てマイナスになってしまいます。
不思議なことにこれだけマイナスを重ねると
逆に一気にプラスに転じるのか
たおやかな葉姿、ホンワカした柄はまさにマッチングの妙で
他に類を見ない魅力を醸し出しています。

縞物品種の太陽殿からの出物も少なく
ハデ仔が多く出て(ハデ子は育たない)
なかなか株立ちに育て上げるのもむずかしい品種です。

白縞を交える木は三光殿
その白縞が覆輪になれば御剣のような受け立ち葉になって
こちらは三光殿覆輪と呼ばれていました。

本当は良いのに不人気品種というのがいくつか有って
交換会に出てこないかとマークしているのですが
今回、あれだけ荷があっても確か一鉢も無しでした。
やはり魅力を知ったら手放すのは惜しいという事かもしれません。

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