まるごと富貴蘭さんのブログでは
千手観音という名前が付けられていました。
それらしい雰囲気があってよい名だと思います。
で、こちらでもこの名前を使わせてもらいます。
あれからほぼ1作。
2枚ほどの葉繰りはこのタイプの中では良いほうではありません。
若木のうちはそれほど姿に特徴はありませんが
年を重ねると葉が詰んで本芸を表してくるようです。
ただ、そうなると生育が更にゆっくりで
仔は出ず、芯止まりになることもあるそうで
なかなか厄介な品種のようです。
そのせいか
20年ほど前、宮崎県北郷町において
3本立ちで発見されたと伺っていますが
現存するのはまだ数鉢のみのようです。
開花もまだのようですし
芸が今後どのように進展していくのか
静かに見守りたいと思っています。