富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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太陽覆輪その2

2012年06月29日 | 覆輪




太陽覆輪がお気に入りの時期があって
本命を持ち崩したら寂しいとこれを入手したのが5年前。
陰作りの長い葉でしたのでそれを日作りすれば当然ながら下葉はパラパラ落ちます。
結果、5年の歳月でこちらの作り葉に全て入れ替わり
空いていた株元に仔がたくさん付きました。
さすがに頻繁に白縞が出るものではないらしくこれに白縞は見当たりません。
そしてまだ縞の木が混じっていますからサブにしていますが
これはこれでそれらしい株です。

最初目にしたときは寄せ植えかとも思ったのですが






こうして立ててみると上の木が元親だったと判ります。
良くある事ですが、表側からしか仔が出ず仕方なくだんだん寝かせていったのでしょう。
ここまで来るにはたぶん20年以上は掛かっている事と思います。
見栄えの悪い時期があってもかまわず何十年も育てていればそれなりに鑑賞出来る株になるものです。
めまぐるしく人気品種が入れ替わる今日この頃ですが
一方でこんな付き合い方もあるのが富貴蘭です。

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