富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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蘭舎

2015年07月12日 | その他
ご無沙汰しておりました。
梅雨の時期ではありますがこちらは毎日快晴。
長いこと良いお天気が続いています。
しかしその日差しが強すぎるのか棚の黒牡丹系など
下葉がポロポロと落ちてしまいます。
昨年張り替えたダイオネットは50%遮光ですが
それでも漏れてくる日差しは強すぎたようです。
ただ、いまさら張り替えるのは一苦労。






そこでふと思いついたのが夏は使っていない蘭舎でした。
夏は暑くなりすぎるという先入観があり
生育期は外棚でというのが習慣となっていましたが
さすがに今の時代、そんなのに対応したいろいろな素材はあるものです。

まずは暑さ対策に東側と南側に熱線カットのポリカ波板を
複層パネルの上に重ね張りしてみました。
屋根のほうは一昨年でしたか、すでに張ってあります。






東側は熱線吸収タイプ。
熱線吸収剤を練りこんであり主に外側に放熱するそうです。
直射日光が当たっているときに触ると熱いのはこの為かも。
クリアに近く蘭舎内は明るいのに暑くならないのは不思議といえば不思議です。
耐久性もありそうですね。







南側は熱線反射タイプにしてみました。
乳白色で光の透過は穏やか。
触ってみると冷たく熱を反射してるんだなあと実感します。









そしてここまでやったらついでに蘭舎の棚も改造することに・・・。
まずは今までの棚を解体。











そして位置を変えて組みなおしました。








今回は棚下にも2段の釣り枠が下げられるよう
棚の柱を長くしてみました。









棚を高くした分、天井方面に吊り下げる為の針金も短くしなければ。











そしてめでたく外棚から風蘭を移動させました。(早っ)
さすが上下6段の威力でスペースはまだ広く開いています。
しかし置き枠は3列並べるようにしましたので奥には手が届きません。






上の釣り枠に吊るしたものも奥のほうは水やりするのも一苦労。
これはもしかしたら失敗だったかも。









しかし上に吊るした釣り枠を高い位置から見たところですが
散乱光が程よく当たって気持ちよさそうです。







棚下も散乱光のため午前中はそこそこ明るくなんとかなりそう。
今までよりも間延びはするかもしれませんが。









地面には使用済みの木炭を敷き詰め湿度維持に努めます。

扇風機と換気扇を稼動させていますが
水遣り後など、晴天の日の外の気温よりも涼しく
なんか良く出来そうな気がしてきました。

それにしてももう鉢を移動さなくても良いのは大きなアドバンテージです。
それに外棚が空きましたのでこれを解体して
もう一個同じような蘭舎を建てることも出来ます。
それはもう少し先の話でしょうが
一鉢に十数本などという詰め込みを解消し
姿良く育てて、しかも倍になった鉢数というのを見てみたいものではあります。

とりあえず一か月分の来し方行く末のご報告でした~
死んではいませんし盗難にもあっていませんので~

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