あれから7ヶ月。
下葉も落ちずに夏を越して秋も過ごし
それなりの姿になってきました。
あの時のボロボロからは見違えるよう。
とりあえず葉数は9枚半。
この状態が維持できたらまずは御の字です。
とはいえ仔はユウレイ。
というか真鶴芸です。
親木はかなりの古木でようやく出た仔ですのに残念です。
こちらは新たな仔出しは無いものの
新根がたくさん出て力を付けてきました。
普通の品種なら割り頃の仔ですが
これは外したとたん派手気味の葉が速攻焼け落ちてしまいそうで躊躇しています。
親木に付けている分には多少派手気味でもスクスクと大きく育ちますので・・・。
こちらは親木の下葉が何枚か落ちて現状維持といった感じです。
紺地は同じくらいあるのですがどこか弱いところがあるのでしょうか。
それに伴いというか仔も小型のままで推移しています。
思うにこれは仔が付き過ぎなのかも。
親木は仔育て疲れなのかもしれません。
そうだとしても剣龍のこんな株立ちはなかなか見当たりませんから
贅沢な悩みではありますが・・・。
これは伯青龍から変わった三光中斑でない普通の剣龍。
このタイプは何度か枯らしていますがこれはどうなりますことか。
そういえば剣と名が付く品種は受け立ち葉が特徴となりますが
三光中斑タイプの剣龍はその柄の影響で姿が姫葉っぽくなってしまいます。
パッと見、御城覆輪に似てなくも無いような・・・。
でも、成長の過程で天葉が黄色に出てその後、白く冴える
というような幽玄な芸も見せてくれますので
それでつまらないということは全然無いんですけどね。
こちらは前回はイイ感じの姿でしたが
下葉がポロポロ落ちてちょっと間が抜けてしまいました。
最高の生育条件で育てているつもりですが
鉢数ある分、いろいろあるということで・・・。
ただ、仔は姿、柄共に良い雰囲気で株分けしてみたい気にさせられます。
そうそう、最後の極小木は葉が1枚増えていました。
下葉落ちず枯れもせず良くぞ育っているものです。
これが育つようなら上の株立ちでもバリバリ割れそうな気がします。
しかしまあ、調子に乗ったら痛い目にあうのが世の常ではありますが・・・。