富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

白妙

2006年09月13日 | 白妙







昨年までは何とかうまいこといっていたのですが
今年は柄無しの葉が出てがっかり。
仔もすっかり青になってしまいました。

親木の天葉にまたちょこんと柄が見えますが
どこまで信用してよいのやら
なかなかの通じない頑固な木ですね。
やっぱり白絶えなのかなあ~
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玉川錦

2006年09月12日 | 縞物
秋の深まりと共に黄縞が更に山吹色にまで冴え渡る玉川錦。
櫛目最上柄が揃った姿の整った株立ちは息をのむほどの美しさです。
ただし手持ちの株は理想には程遠いものばかり。
柄と姿をそろえるのはむずかしいものです。
ま、今のところ寄せ植え状態ですから贅沢はいえませんが・・・。












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青光墨

2006年09月10日 | 縞物

何鉢か別の品種も混じっていますが
手前から向こうまでほぼ青光墨系をまとめています。

青軸羆は相変わらずきれいですし
青軸紺縞に白縞が混じったもの、
慶賀のような美しい全面散り斑柄の青光墨
西出芸をした木など
見れば面白いのがいろいろあります

そんなのを取り出して姿良く育てれば
さぞかし見事だろうとは思うのですが
ウ~ン、まだちょっと遠い将来のような気がします。


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都鳥と墨

2006年09月09日 | 都鳥
先日の中野覆輪のところでもちょっと触れましたが
天葉近くの軸に墨が縞状に流れると
なぜか筬が詰まって木が小型化するようです。
つまり、墨のあることが都鳥の証かと思います。

都鳥が大きくなる棚でも墨を流した木は筬が詰まって
普通の西出とは雰囲気がぜんぜん違うものです。
とりあえずウチの棚にある都鳥の画像の連張りです。













良く増えるものですから中には墨の抜けた本芸落ちの木が出て
それは徐々に大きくなってしまうのもあれば
いきなり西出都そのものになってしまうのもあります。
下の画像です。(一番下のみ過去画像ですが・・)





都鳥だけじゃなく隼や小町姫にしても各人各様、見解はおありでしょうが
これに関しては墨が決め手となれば
どなたでも有る無しは見れば判ると言えるかと思います。
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伯青龍

2006年09月09日 | 縞物

紺地の深い葉に純白の縞。
コントラストはバツグンです。
不思議なのは比較的荒い縞柄なのに青が一本も出ないこと。
着々と鉢数が増えていくわけです。

一株ずつ植え込み、整形しながらていねいに育てたいのですが
事情が許さず、10鉢にまとめ植えです。

覆輪の剣竜が滅多に出ないのは不思議なところ
実はこれが一番の狙いなのに~・・・。
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銀世界

2006年09月07日 | 銀世界


今年は珍しく銀世界が本芸をしています。
気候は毎年違うのでしょうが
置き場、水遣りなどはいつもの環境で
変えたことといえば煙突植えぐらい。

ん、待てよ・・・
そういえば今年は肥料をほとんどあげていませんでした。
植え替えが遅れたものですから
7月一杯まで雨が多かったこともあって
きれいな水苔を汚すのがいやで肥料はほとんど無し。
8月は暑すぎましたので様子を見ながら極々薄いのを2度ほどのみ。
今後も生育が止まってから水苔に肥料分を残さない為に与えないつもりです。

ということは今年はほとんど無肥料栽培ということですが
全体的には若干根が細めながらも生育に影響はないようです。
影響があるとすればこれからの仔出しかな?

まあ、無肥料だと水苔や鉢がそんなに汚れませんから
頻繁に植替えせずにすみそうな感じで
そちらのほうを重視したいと思います。
肥料代も浮くことですし~

というわけで銀世界。
肥料無しでも天葉はスッと立ち
ちょっとひねった感じが力感を感じさせます。

銀世界から出た西出の仔をまとめ植えした鉢の中でも
か銀世界に返ったものが出ています。
本芸落ちするのはもしかしたら日の強さのせいじゃなかったのかも
また謎が増えました。
といっても普通の西出都が何かに変わるわけではなさそうです。

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無名紺縞

2006年09月06日 | 縞物


雰囲気は立司殿ですがそれより大型になり
また、耳摺り斑は出ませんし、紺縞はより鮮明です。

立ち葉品種は大株にしても
隣の鉢の邪魔にならないところが良いですね。

青にもならず派手にもならずで剪定要らず、
木が丈夫なのでまだまだこのまま行けそうです。

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無名縞

2006年09月05日 | 縞物

     九州産とのこと。

良く見なければわからないハッキリしない縞ですが
良く見ると細かい縞が全面に満遍なく入っています。

渋い芸とはいってもこれは渋すぎですが
こんなのも有りかなと大事にしていました。


それが今年の春、水を吸う前に外に出したためか
急に日が当たってが焦げてしまい大失敗。

枯れないだけましと作り直し中です。
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弁慶丸

2006年09月05日 | 弁慶丸
富貴蘭 弁慶丸


つい先日、下葉の色がちょっと変わってしまった弁慶丸。
日陰に移して様子を見ていましたがすでに手遅れだったようです。
それにしても潔いものであっという間の落葉でした。
新しい仔がせめてもの慰めです。

これが二昔前だったらしばらくはさぞが不味かったろうと思います。
安くなっても木が丈夫になる訳ではないのですね。

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墨光

2006年09月04日 | その他の芸


墨流し牡丹など、墨が多くなると小型化することは
良く知られています。

墨光もその例に漏れず、同じメカニズムが働いていますが
細長葉の為か無芸の仔芸をした仔では
極端に大きさに差が出ています。

墨芸をした上の仔にはハッキリと縞が見えてちょっと(いや、かなり
気になります。
墨のない木にも柄はありますがこちらはあまり気にならず。

でも、もともと縞があるのを見つけて買ったわけじゃありませんから
これはもう、温泉気分で楽しめるというものです。
墨と縞の二芸品なら結構なお値段でしたでしょうから

これを買ったお店にはたまにしか行けませんが
アレも良くなってる、コレも良くなってるといった具合に相性抜群
そんな行きつけのお店が何軒かあったら良いですね。

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紫宸殿

2006年09月03日 | 覆輪


紫宸殿の派手目の柄ってなかなか元の柄には戻らないもので
葉持ち悪く、出る仔は更にハデ、小型化するなど
美しさと引き換えに苦労もたくさん背負ってしまったようです。

     そんな株から出た縞の子。

うまくで固定してくれたらと思っていたのですが
だんだん地味な中斑になってしまいました。
しからばそれから出た仔はというと全部青

紫宸殿そのものはもちろんすばらしいのですが
青になると葉は長く伸びるわ、捻るわで
普通のフーランより育て甲斐がなくなってしまいます。

それを乗り越えて更に何十年も作りこめば
また何らかの変化が待っているのかもしれませんが・・・。
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松風

2006年09月01日 | 青物


ラベルに書いた松岡という字が達筆すぎて
松風と読まれたとか。
ルビーさんがおっしゃっています。

でもこっちの名前のほうが良いかも
松林を渡るさわやかな風のイメージが浮かびます。

品の無い私がこんなことを言うのは気が引けますが
一見、普通の豆葉のようでも
バランスのとれた整った姿には気品が感じられ
しみじみ眺めると非常に味わい深いものです。

軸の色がちょっと黄味掛かっているのは
確か昔は透かし軸と呼ばれていたような気がしますが
ここも目を引くところですし、小さい仔でも美しい姿です。

豆葉それぞれに個性がありますから
その違いを愛でながら株立ち作りを目指すというのも
今後は面白そうですね。

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