富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

2010年03月12日 | 建国殿


あれからまずまずの葉繰り。
今年の生長はまだ始まっていませんが
昨年の9月下旬から休眠期までこれだけ生長してくれれば儲けものです。
でも、いくら葉繰りが良くても今年も花芽はてんこ盛り。くそ~
木が元気で花がたくさん咲くのは鉢花的には満点の作でも
風蘭栽培ではそうではないときたものですから
趣味者の精神が鬱屈するのも無理からぬことなのでしょう。


こちらの羆も次の仔はしばらくお預けとなりそうです。
こうして来年こそはと思いつつ年だけを重ねていくのかも
とりあえず、どちらも柄が崩れないことを祈るのみです。

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都鳥

2010年03月11日 | 都鳥



都鳥を育てているとたま~に更に小さく葉の詰んだ仔に出会います。
これは世に言う八房性というのでしょうか、
やけに仔出しが良くあっという間に株立ちになってしまいます。

更に変わった仔が出るのではと俄然期待してしまいますが



この株は親木を含めた3本立ち以外に出た仔は




柄抜けの青と、なんと普通の西出です。



柄抜けからもでかい葉がでています。
都鳥の葉がだんだん伸びて普通の西出になるケースは経験していませんが
このように出芽からいきなり大きくなる先祖返りみたいなことは稀にあるみたいです。
増え木が全部都鳥なら嬉しいことでしたが世の中ままならないものです。

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白鷺

2010年03月10日 | 都鳥



やはり中透け柄ということで弱体なのか
あれから葉半分ほどの生育でした。
でも、越冬中、痛まなくて何より。
おかげで今年も掌中の珠といえるこの芸が堪能できます。

西出系の真鶴芸は良く育ち、しかも同じ芸で株になってくれる木はなく
枯れるという前提がなかなか外れませんでした。
単独では数年くらいしか葉を維持できませんから
出てくると一芽損したという意味合いもあって嫌われ者です。
そうは言っても芸の美しさは富貴蘭のなかでもピカイチ。

なんとか育つ真鶴芸をと夢見てきましたが
それが姿の愛らしい都鳥から出たのは嬉しい限りです。
紺地が深く入り派手方向には崩れないというところがミソなのでしょう。
花芽が付き難いので仔が出放題なのも頼もしいところです。
たくさん増やさなければ~

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天賜宝

2010年03月09日 | 覆輪



あれから2作。
葉繰りの良いせいもありますが
柄は見違えるようです。
きれいな白覆輪は影を潜め(すべて焼け落ちました)
天葉は全部地味な三光中斑風になっています。
それと共に仔出しも上々になってきました。
これなら強日作りしても大丈夫そう。

まだ素材段階ではありますが
きりっとした締まった株に育て上げたいものです。



こちらの鉢も同上です。
柄は固定していますので柄抜けは出ませんね。

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雲龍滝

2010年03月08日 | 雲龍滝



手に入れてから30年近く経つというのにまだ一鉢のまま。
でも、あれからは作の向上のお陰でかなり増えました。
でもでも、柄抜けの発生もかなりのもので
同じくらいの芽数が別鉢行きです。

最近は割りと早く柄が冴える明るい木を目にしますが
これは2、3枚目から柄が冴えてくる昔ながらの雲龍の滝です。
典型的な後冴え柄ですから天葉が青なのは見慣れた光景ですが
下葉に柄があっても気が付いたら上で柄が乗っていないこともままあります。
チョビ柄は抜けてしまうし、派手だと更に派手に進むしで
上柄を維持するのがなかなか困難な品種です。
イマドキこんなじっくり付き合わなければならない品種は流行らないかもね。

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紀州白王

2010年03月07日 | 紀州白王



あれから1枚の葉繰りです。
懐いてきたせいかだんだん生育も良好になってきました。
柄に引っ張られるせいか姿はイマイチですが
一応、四方から仔が出て美術株候補。
これだけ派手だと花芽もそれほど付きませんから
まだまだ仔出しが期待できそうです。



親木の長い下葉が振るえばちょっとは良い姿に生まれ変わりそう。
とりあえず当面の目標はそんな姿を見ることです。

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金広錦

2010年03月06日 | 縞物



あれから2年。
なんとなくばらけた感じで美術株にはなりそうもありませんが
柄、増え共まずまずといった感じです。




こっちは一株ずつ植えなければと思いながら、まだそのままです。
これでも特に差し障りないところが風蘭の良い所でもありますが・・・。
柄はというとやや派手な木は更に派手柄に、地味な木は青に近くと
もうすっかり入門種になった金広錦といえども思うに任せません。
それでも一鉢のまま株はずいぶん繁ってくれましたので嬉しい限りです。


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灘黄龍

2010年03月05日 | 



あれから一作。
あまり日当たりが良いと柄が爆ぜすぎて葉持ち、葉繰りは思わしくない
さりとて陰作りでは光合成が十分でないのか葉繰りが良くない・・・
といった感じで悩ましくも栽培意欲をかき起たせてくれる品種です。
昨年は陰作りをしましたのでやや紺地を戻してご機嫌そうですが
ちょっと木が痩せてしまったような気も・・・。
早く腕を上げてこの品種特有の雄大な姿に育ててみたいものです。

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和泉牡丹

2010年03月04日 | 



久々かと思ったら12月にしたばかりでした。
飛び飛びのでご迷惑をおかけしてますが
記事もおかげさまで千件以上になり
自分でも何を書いたか分からなくなっています。

明るい柄の割には丈夫で増えも良さそうですから
このまま割らずに育ててみたい株です。
こんもりした株立ちになったら、
さぞ見ごたえがありそうな品種ですね。
コメント (4)
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司光殿変わり

2010年03月03日 | 縞物


あの時(上のほうの木)の無名縞です。
気合を入れて育てましたので
2本子付きくらいの木が6年でこれぐらいに増えました。

やはり株分けしたほうが増えるものの
この頃は気が抜けたのか、また寄せ植えです。

無名縞で入手しましたが、これのコートメ柄は巷で言われる所の八千代、
ちょっと明るめの柄は五十鈴川とか言われているクチかも

ややこしいことをせず
素直に司光殿変わりとして売り出したらもっと高評価だったかもしれません。
とはいえ入手価格は高価でした~。



それにしてもこの仔は味わい深い面白い柄です。
柄の影響か葉先丸止めで葉姿もなかなかのもの。

普通の司光殿を100本以上育てていますが
こんな柄は気配のけの字も現れませんから
やはり突然変異で出た珍品なのでしょう。

柄物はこんな渋いの好みなんですが
ぱっと見、棚が殺風景になるんですぅ~

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青光墨黄縞

2010年03月02日 | 縞物



天葉の白縞が気になりますが
あの時の画像を見てみると後に黄縞に変わるようです。
仔は良い柄に恵まれずちょっと残念ですが
親木も上でだんだん柄が良くなっていますから
そこに期待したいと思います。
でも、青光墨は青を量産しますからね~

芽変わりとしてはピカイチかもと、いつも手に取っては眺めています。
いわば慶賀に黄縞が出たようなものですから。

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2010年03月01日 | 建国殿
ご無沙汰でした~。
先週はこちらも暖かく、春気分を満喫していました。
風蘭への水遣りはすでに5回ほど。
暖かさと相まってすっかり皺も伸び、すでにスタンバイ状態です。
でも、風蘭はほんとに春が来たのかな~と考え中。
なかなか慎重で、まだ生育を始めてはくれません。



いちばん皺の酷かった羆ですが
これもすっかり元通り。
冬越しの途中経過の画像がありませんから
昨年と全然変わりはありませんが
変わり無くて何よりとしたものです。


どちらかが仔だったら更に嬉しいのですが・・・。

昨年秋に全部の植え替えを済ませたものの
冬の間、痛まないかなと少し心配でしたが
ほとんど異常無しでした。
もうすでに根の状態も把握していますし
しばらくは水遣りだけの手間要らず。
いつもは追い立てられるような気持ちで春を迎えていましたが
それが無い分、秋の植え替えのほうが良さげな感じです。

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