あれから1作。
それなりに葉繰りしていますが仔の数は変わらず。
この品種は同じ白縞同士でどうしても伯青竜と比べたくなります。
確かにこっちのほうが日に当てても葉焼けしないのですが
紺地の深さと白縞の白さは伯青竜に軍配が上がります。
その分コントラストも抜群ですし育てにくいほうが面白い・・・
ということで自分的には伯青竜が格上かもなんて思っています。
とは言ってもこれだけ白縞を身に纏った伯青竜は即枯れてしまいますし・・・。
なんとも複雑な心理状態ではあります。
まあ、アブハチ取らずという訳ではありませんが両方育てていれば万事解決かも。
ご無沙汰でした。
こちらは明け方めっきり冷え込む日が多くなり
それと供に今年の仔出しが気になる季節になりました。
以前、ヤフオクでバリバリの羆覆輪を出品しましたが
棚に残ったのは古木や小さな木などこれから作を掛ける木ばかり。
こちらは明け方めっきり冷え込む日が多くなり
それと供に今年の仔出しが気になる季節になりました。
以前、ヤフオクでバリバリの羆覆輪を出品しましたが
棚に残ったのは古木や小さな木などこれから作を掛ける木ばかり。
空き家の無い素立ちの古木は5本ありますが今年仔が出たのは3本。
5打数3安打はまずまずの結果かも。
姿には風情も何もあったものではありませんがとりあえず花より団子です。
あと2作でまた出品できるかもしれません。
訳あってあの木は欠番。
しかし永久欠番は惜しいので同じ親から出た面白そうな木を代打で送ります。
この木も下で暗みますからパッと見、地味で面白そうではありませんが
良く見ると細縞が櫛目に入っています。
こんな柄の木は派手にも地味にもならず、しかも仔に柄を良く伝える
いわば内野安打量産のイチロー選手のようでもあります。
その例に漏れず2本の仔も親木と同じような柄。
目立ちませんがキラリと光る良い仕事をしてくれています。
富貴蘭-ふうらん-と遊ぶさんにお持ちいただいているのはこの木からの割り仔。
あちらでも良い仕事をして欲しいものです。
あれから2ヶ月。
春の割り仔にしてはなかなかの木勢です。
天葉は派手側になにやら紺地が見え出しました。
遠い将来には覆輪狙いの木でしたがこれはこれで歓迎する所です。
一方こちらの木はちょい派手ながら上柄をキープ。
柄の良いほうからの仔を期待していた所、
出た仔はやはり良い柄の木に育ちそうです。
しかしながら反対側から出た仔はご覧の通り。
片側は惚れ惚れする縞柄でしたが次の天葉はユウレイ柄です。
なんか綱引きが始まっているようで先々どっちに引っ張られるのか見ものではあります。
今朝の気温は+7℃。
初めて10℃を割り込みました。
でも蘭舎内は16℃。
暖房器具はまだ使っていませんからなかなかの保温力です。
初めて10℃を割り込みました。
でも蘭舎内は16℃。
暖房器具はまだ使っていませんからなかなかの保温力です。
あれから2ヶ月。
以前は白縞で墨が少なく大型に育つ木だったのですが
こうしてハデになってしまうと柄は黄味を帯びまるで金牡丹そっくり。
ただ、これも夏の間午後から日が陰る場所に置いていましたので
冴える一歩手前の緑を帯びた柄は金牡丹柄とはちょっと違うかなとも思っています。
仔が出る表側にまだ紺地が残っていますから黒牡丹の出る希望はありますが
肝心のポンポン出ていた仔が今年はさっぱり。
やはりもう少し日を採るべきなのでしょう。
昨年、同じタイミングで出た仔なのに
紺縞のあるほうが金牡丹柄より生育が遅いとは面白いことです。
大きいほうは墨っ気が抜けたためかもしれません。
今年1本だけ出た仔には紺縞が入っているもののこの程度では焼け石に水かも。
しかしながらこの仔が出た木には下葉まで暗まない柄がありますから
金牡丹的には超面白い柄になりそうかも。
ともかく、昔2度買って2度枯らし食わず嫌いになっていた金牡丹が
労せず棚に舞い降りたわけです。
しかも枯れる気配が微塵も感じられない木勢極上の木。
金牡丹になってしまって残念なんて言ったらバチが当たりそう。
ところで、今年は夏の天候のせいなのかポチポチとカイガラムシが目に付きます。
これも写真を撮って画像を拡大して見たら小さいのが4つほど付いていて撮り直しました。
さて、どこに付いているのかクイズです。・・・なんて
カイガラムシの若いのは透明でぺたっとしていて老眼鏡をかけてもなかなか見えません。
そこで蘭舎に入れる際、かえる君にはお引取り願ったことだし
久々に殺虫剤(マラソン)を散布してみました。
次の日、透明だったのが茶色に変色。
効いたようです。
殺虫、殺菌剤に頼らない木作りを心掛けてはいますが
こんな風に効果があると、たまには必要なのかなと思ってしまいます。
あれから2ヶ月。
天葉が一人前に伸びて展開してきました。
小割れした散り斑に近い櫛目柄。
これ以上望むべくも無い最上の柄です。
次の天葉も今年のうちに拝めるかもしれません。
今の天葉と同じ様な柄なら嬉しい限りですが
ちょっと棒縞混じりになるかもしれません。
それでも下葉まで暗まない柄ですから派手にならなければ御の字です。
仔も潰れずに無事膨らんできました。
墨の多い小型木ですからアントシアニンたっぷり。
まだ柄は正体を現しませんが欲目でみると有りそうかも。
こちらも冬まで1枚ぐらい出てくれそうです。
楽しみ~。
あれから2ヶ月。
根と葉のバランスが取れたのか下葉の落ちも止まり木が充実してきました。
金牡丹、黒牡丹系に良くあることですが花芽は休眠せず出来たらすぐに伸び出します。
2期咲きの性質があるのかも。
とまれ、花芽が付いたということは下にあるアタリも来年動き出しそうな気がします。
派手柄になると親木のような白縞とは趣を異にして柄が少し黄味掛かりますが
若干緑を含んだような柄に松葉を散らして絶品の美しさです。
柄はやや暗むものの下葉にもはっきり残り金牡丹系ではトップクラスかもと自画自賛。
一方、これが出た親木ですが
天葉は白さが際立ちます。
柄のほうが多くなってきたような。
ルビー色だったアタリは白い葉を展開してきました。
上のような木がもう一本得られるとしたら大ラッキー。
なにせ枯れるかもしれませんからスペアが欲しいところでした。
黒牡丹が普通の金牡丹に変わるのはがっかりですが
この木に限ってそんな気分にならないのは
やはり柄にとびきりの魅力があるためなのでしょう。
もう1本の仔は親木と同じような上柄。
今後は株分けせずにこのまま大株に育てましょう。
あれから1ヶ月ちょっと。
親木の天葉はやや狂い葉気味で葉幅引き深い紺覆輪で出ています。
それぞれの仔にも天葉が顔を覗かせました。
ちゃんとした紺覆輪があるのか崩れてしまうのか年に2回の運試しです。
1番仔は合格。
2番仔も同上。
3番仔も同じく。
完璧です。
なんだかいつまでもこの柄が続きそうな気がしてきました。
それにしてもこの木はありえないほど美しすぎます。
これがもし泥軸だったらなどということは問題外の清楚で単純明快な美しさ。
こんな木が多くの方の目に触れるくらい増えていれば人気はうなぎ上りかも。
でも今の相場からしてまだ幻の段階なのでしょうね。
あれから4ヶ月。
そろそろ枯葉が目に付くようになりましたので
ピンセットでお掃除することに。
枯葉を数えながらやりましたらその数なんと187枚。
ま、暇なことですが考えてみるとその数以上に新葉が出ているのでしょう。
小さな姿ながら生命力に溢れています。
そしてきれいにした姿をと・・・。
さっぱりしてイイ感じになりました。
ついでに大きなほうの株も枯葉のお掃除。
以前の間延びした葉はなくなりましたが
まだ少し勢いが付きすぎている感じです。
もっと締めてみたいところですが・・・。
さて、10月になりました。
先日の台風は特に被害も無く通り過ぎ
恵みの雨など、美味しいところだけ頂いた感じです。
この頃ようやく明け方は冷え込むようになりましたので
生育が止まる前にと風蘭を全部蘭舎に取り込みました。
この中で11月一杯くらいは生育してくれたら嬉しいなと思います。
設備の改良のおかげで下の棚にも気兼ねせず目一杯置く事ができました。
あとは痛まないことを祈るのみです。
それにしても3年前と比べて鉢数の増えたこと。
それに伴い、荒れた株も目に付きますがとりあえず現状維持にしておいて
暇になったらまたしっかり作りこみたいと思っています。
が、果たしてそんな暇がいつやってくるのか・・・。
と、設備改善をもう一つ。
蘭舎には換気扇が4台あり吸気のため窓を少し開けています。
今の時期は開けっ放しでも大丈夫ですが
冬が近づけば日中開けて夜は閉めるようにしていまして
私が留守の時は家人に頼みます。
しかしこれを忘れたら大変。
日中暑いとき換気扇が作動しても窓が締め切られていては排気できません。
逆に閉めるのを忘れて夜、吹雪が中へ吹き込むようだと・・・。
対策としてこんなものを購入することも考えましたが
せっかく保温抜群にした蘭舎に穴を開けるのも残念です。
そこで換気扇を1台外し逆に取り付けてみました。
早速これで回してみると実力以上に大量の外気が入って蘭舎の温度が下がり
これで心配事が一つ減りました。
お金も掛けずに済みましたし~
換気扇の周りのプチプチは防寒用です。
カメラを持ったついでに棚の風蘭を1枚。
外に出て石楠花を1枚。
ふと空を見上げると多分白鳥だと思うのですが雲の切れ間をVの字になって飛んで行きました。
あんなに暑かった日々が懐かしいこの頃です。