あれから10ヶ月。
昔から憧れの品種でしたが高価で出物も少なくまず入手出来ませんでした。
それが今棚にある喜びをかみ締めているところです。
派手になって倒れると評判の品種ではありますが今のところその兆候は見られず。
途中の葉が抜けたりはしましたがとりあえず紺地は十分です。
上の親木はまだ下葉に縞っ気がありましたがこれは最初から覆輪で出ました。
ここから3本立ち位になってくれれば素晴らしいのですがまだ仔の出る兆候は見られず。
しかし株立ちまで望むのは贅沢というものでこの柄が続いてくれればそれで大満足ではあります。
というのもこの木の行く末を見ちゃったからです。
下葉はまずまずの縞から源平柄、そして覆輪へと進化?を遂げて来ましたが
ここにきてついにユウレイになってしまいました。
う~む、例の評判というのはこのことなのですね。
これを見たらば売り時がいつなのかは一目瞭然。
もう遅いのですが~。
というか買われた方を失望させるわけにはいきませんから置いといてよかったです。
一応、これでも立派なブログネタですからね~。
こっちも上と似たようなパターンで推移しています。
天葉でとうとう紺縞が抜けて覆輪になったようです。
今後幸運が重なれば安定した覆輪になってくれるかもしれませんが。
そんなこんなでこれの売り時は今でしょなんて言っても
種明かしをしちゃったらもう誰も買わないでしょうね。
あれから1ヵ月半。
ひぇ~~~、やっぱり下葉の皺が戻りません。
1枚落ちてしまいましたが更に落ちるかも。
昨年の春頃までは十分出来そうな木だったものの姿は急変。
冬の休眠期間が長く少し皺を引かせ過ぎたのが原因かもしれません。
もしこれを身銭を切って買っていたとしたらそんなに安くはないはずで
今頃、晩酌のビールの不味い日々が続いていたことでしょう。
幸い無料で舞い降りたものですし
同芸品がまだ控えていますから余裕こいています。
置き土産のこの仔が間に合ってくれれば良いのですが・・・。
こちらは上の木が出た株。
いつも思うのですがこの木は墨が多く小型化している割には
下葉が落ちるわけでもなく最上の木勢を維持しています。
しかも柄の継続性という点でも抜群で時折出る柄の多い仔も
親木に付いている限り心配は皆無。
木勢、姿、墨、柄と全部良いところでバランスが取れているなあと感じます。
あ、もう1本仔が・・・。
毎年のように柄付きの仔が上がって来ますね。
今年も一番上の木の災難を帳消しにするほど絶好調っぽい感じです。
こちらも順調に生育中。
この仔も上から出ましたのですぐに大きくなりそう。
思い返せば今迄で一番いい柄かもしれません。
将来を楽しみに作に励むこととします。
ところで今年は全般に・・・とは申しませんが
特に黒牡丹系は新根がたくさん出ましたし
仔の出が今からすでにずいぶんと目立ちます。
この分では秋にはずいぶんにぎやかになっていることかと・・。
と、またいつもの皮算用です。
あれから1ヵ月半。
また下葉が黄変してきました。
バランスが取れてちょうどいいなんてのんきなことを言っている場合ではありません。
天葉が伸びる以上のスピードで下葉が落ちますから
だんだん葉数が少なくなってしまいます~。
それでなくても墨の多いタイプで大きくなれませんから無事に夏を越せるか心配。
ともかく下葉の落ちを止め木勢を上げるには仔出しが必要ですが
こちらの仔は果たして戦力になっているのかどうか。
それでも派手ながら少しづつ生長はしているようです。
半柄かと思っていましたがそうでもなさそうで
しかもベタに入った柄は極黄に冴えて綺麗。
そしてもう1個、アタリにスイッチが入りました。
2本仔付き位になれば作的にも安心して見ていられるのですが・・・。
そういえば昔の人は仔を抱けば木は強くなると言っていました。
一方、これの出た親木からも
花芽予定位置から仔が出てまいりました。
まだ墨が晴れるまで柄があるかどうかわかりませんが
今回も期待薄という気がしないでもありません。
それにしても更に上の木が出た親木も含めて黄縞はたった1本のみ。
一回出ればついまだ出るものと思ってしまいますが
振り返ってみるとどうもそうではないようです。
細い細い一本の線がようやく繋がって黄縞が世に出たのでしょう。
何はともあれ目出度し芽出度し。
あれから1ヵ月半。
また下葉が黄変してしまいました。
まあ、仔をたくさん育てたしお役目ご苦労さんと言ったところかも。
それに更に2本の仔が顔を覗かせていますし~。
素立ちで外した木はやはりそれが災いしたのか1枚落葉。
しかし2個のアタリが動き出そうとはしています。
これが生長してくれればバランスの悪さを埋め合わせてくれるのですが。
黄縞が良く入っている側だけに先々楽しみではあります。
こちらは2本仔付きで割った方。
やはり割り方としては鉄板でこれぐらいで外したほうが後の生育も安心です。
親仔とも下葉も落ちずスムーズに生育しているようです。
親木はまだ黒牡丹の名残柄がある金牡丹ですが
仔は金牡丹。
しかも黄縞が千筋に入る絶品柄です。
綺麗過ぎて怖いぐらい。
金牡丹は食わず嫌いでしたがこれなら許せそうかも。
それにしても黒牡丹として柄の継続性は抜群でも行き過ぎて止まらないのが玉に瑕。
いくら変化が激しいと言ってもこれではスピード違反では~。
あれから1ヵ月半。
ようやく次の天葉が顔を覗かせています。
その下の葉が沈み気味の柄でしたのでどうかなと注目していましたが
どうやらまた冴えた柄に戻ったようです。
何種類かの柄が内在していると複雑に行ったり来たりするのでしょうね。
こちらの仔はすっかり派手になってしまいましたが
紺中通しが見えますのでそちらのほうでちょっぴり楽しみが出て来ました。
こちらの仔はコートメ柄ですが果たして(E)のように柄の仔を量産してくれるかどうか。
もう1本の仔はなんと純白柄。
新湖東じゃあるまいし~~。
派手っぽいから期待しないで眺めていましょう。
それにもう1個アタリが動き出しました。
柄はともかく仔は着々とご機嫌麗しく増えている感じです。
あれから1ヵ月半。
根は早くも鉢の淵に届いています。
コートメ柄ではありますが継続性がすこぶる良く
飼い主的には一番安心して見ていられる柄です。
孫仔にも当然柄は継続します。
仔に太縞が出て株に華やかさが増してきました。
しかしこれでも大満足な株ですが更にいろいろ有りますから
黒牡丹は(金牡丹も)なにげに恐ろしい品種です。
先日の全国大会でも手持ちにないタイプがいろいろ出品されていましたし
全貌を掴む前に深みに嵌って溺れ死にそう。
あれから1年・・・といつもの調子で書こうとしたら
あらら別株でした。
同じような株が2鉢有ったりします。
こちらも同じような柄で、作を重ねると葉幅引き葉肉も増して
すっかり親木のような風情になりました。
実生とはいえ柄の暗み方に味があり、ちょっと捨てがたい雰囲気ではあります。
天冴えの白柄に松葉を散らし片側2枚目からゆっくりと霧点状の紺が浮き上がり
4枚目ぐらいで完全に柄が見えなくなるといった按配です。
根はちょっと薄めの藤色。
柄のないところからは青に近い泥根が出ます。
たぶんお値段的には普及品なのでしょうが
芸的には結構ハイレベルっぽい気がします。
あれから4ヶ月。
春から1枚弱の葉繰りは派手柄にしては勢いがよいほうかも。
今はまだちょっと柄があるかなといった程度ですが
この天葉は8月には純白柄に変身します。
今から待ち遠しい限り。
また紺覆輪など掛けてくれたら更に嬉しいことですが・・・。
親木は紺中通しがある分、根は泥根ですが1本だけルビーで出てくれました。
紺の耳摺りも現れます。
古木になってしまいましたが果たして仔が出てくれるかどうかです。
今年の作はちょっと期待しているのですが
まあ、たぶん思い描く夢のような展開にはならないでしょうね。
あれから8ヶ月。
根出しが遅く心配しておりましたがようやく伸びてきました。
いつもの鮮やかなルビー根です。
そして葉の成長は相変わらずゆっくりですが目まぐるしい世の中ですから
むしろ緩やかな時間の流れを感じることができてホッとさせられます。
仔はそろそろ次の天葉が出て来そう。
そして仔の新根は2本。
昨年1本出ていましたからそろそろ割り頃・・・なんて変な気は起こさないほうが良さそう。
まだ5年は掛かると見なくては。
暑い日が続いていましたが明日からはようやく初夏らしいさわやかな気温になりそうです。
山も緑が濃くなり今は山菜の季節。
最近は採りに行かなくなってしまいましたが頂き物が食卓に並びます。
ワラビなどはマヨネーズに一味を振りかけ
醤油をちょっと垂らすといくら食べても飽きません。
そのマヨネーズがチューブに少ししか無くなったので
お尻を持って振り回すと出口に集まるという裏技?をやってみました。
そしたらキャップをパチンと閉じていなかったのでしょう。
・・・・・部屋中に飛び散りました。
最悪です。
山も緑が濃くなり今は山菜の季節。
最近は採りに行かなくなってしまいましたが頂き物が食卓に並びます。
ワラビなどはマヨネーズに一味を振りかけ
醤油をちょっと垂らすといくら食べても飽きません。
そのマヨネーズがチューブに少ししか無くなったので
お尻を持って振り回すと出口に集まるという裏技?をやってみました。
そしたらキャップをパチンと閉じていなかったのでしょう。
・・・・・部屋中に飛び散りました。
最悪です。
それはさておき剣龍です。
昨日の伯青龍で過去記事を探していて懐かしい画像を見つけましたので・・・。
あれから5年半。
そのまま育てていますがこんな風に生長していました。
もともとは8年前の木の下から出ていた仔を台切りしたもので
この3本は親仔ではなく兄弟木です。
伯青龍といえども5,6年でこの程度の成長かと言えなくもないのですが
小さな仔でしたししっかり手入れもしていましたのでかなり大きく育っています。
それに引きかえ剣龍はほとんど姿変わらず一本立ちのまま。
元親から姿を現して10数年経過していますので気の長い話です。
今まではアタリが動いても途中で潰れていましたが
今年はちょっと元気が良さそう。
何本かは育ってくれるかもしれません。
それにしてもこうして見るとつくづく剣龍は難儀な品種で
栽培を人にお勧めすることはとてもじゃないですが出来ない気がします。
それでなくても神気漂う雰囲気もありますから
売買の対象にしたら罰が当たりそうで・・・。
まだ6月に入ったばかりなのに気温は連日30℃越え
とんでもない暑さです。
でも作棚はほどほど涼しく昨日は朝から夕方まで棚で植え替えしてました。
とんでもない暑さです。
でも作棚はほどほど涼しく昨日は朝から夕方まで棚で植え替えしてました。
まずは伯青龍から・・・。
気になる柄があっても根が絡み合い手にとって見ることが出来ませんので。
あれから6年。
こうして見ると結構なボリュームで、着々と増えているようです。
8年前には10鉢でしたので・・・。
20鉢から出た植え込み材と枯れた根。
木炭はまた使いますのでゴミが出なくて良いですね。
また今回も寄せ植えしてしまいました。
素立ちからじっくりと姿の良い木に育てたいのはやまやまですが
鉢数ばかり増やしても置く場所がなくなってしまいますのでしょうがありません。
実は剣龍の付いたこの木を手にとって見たかったので植え替える気になった次第です。
さすが元気な親木に付いているだけあって葉幅引いて大きく育っています。
それにしてもそこそこ涼しいなんて思っていても棚の気温は35℃超。
晩酌のビールが美味いのなんの。
それに少し日焼けもしてしまいました。
50%遮光とはいえ紫外線はそれなりに入っているようです。
と、一日中棚にいるとその環境も把握できますし
何よりフウランと共に過ごすことが出来て幸せでした。