れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

イスノキ(柞)の実

2014-11-18 07:14:12 | 木の実

イスノキ(柞)の実
<マンサク科イスノキ属>

イスノキは不思議な木だ。
葉には多く、虫こぶがついている。
この虫こぶが”ひょんの実”だ。
虫が出た後の穴を吹くとひょうひょうと音が出る。
このことからひょんの実と言う。



葉は互生し、長さ5~8センチの長楕円形で革質。

大小の虫えいが多くできる。



葉のわきに総状花序をだし、

花弁の無い赤い蕊のような花を咲かす。

私はまだ花を見たことが無いのだが、
咲いている時期が短いのだと言う。


俳句で瓢の実(ひょんのみ)
は、晩秋の季語だ。
聞いたことがあったが、
イスノキの虫こぶの実のことだとは初めて知ったことだ。

虫こぶがいっぱい。

果は広卵形で、
黄褐色の毛が密生し、熟すと2裂して黒い種子を出す。

コメント
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