キツリフネ(黄釣舟)とツリフネソウ(釣舟草)
キツリフネ(黄釣舟)
<ツリフネソウ科ツリフネソウ属>
山地の湿り気のある所に生える1年草。
(図鑑には1年草と書いてあるが、私が見ている限りは
同じ場所に必ず咲いているのだが。)
葉は長楕円形で、黄色の花が
細い花柄の先に垂れ下がる。
私の知っている場所では、毎年同じ場所で
群生している。
花が花柄にぶら下がって作様子を
帆掛け舟に例えた。
あるいは花器の「釣り舟」に例えたなど由来がある。
ツリフネソウ(釣舟草)
<ツリフネソウ科ツリフネソウ属>
花は紅紫色で花弁が3枚、萼片が3枚あり、
全体で一つの花となる。
後ろの袋状の部分はくるりと巻いていて、
子の内側に蜜がある。
ツリフネソウの果実を触ると、
熟したものは鞘が割れて丸まり、
種子が勢いよく飛び出して面白い。