チチコグサモドキ(父子草擬)
<キク科チチコグサモドキ属>
茎の上部の葉腋から枝を出して花をつける。
強く、アスフアルトの隙間からでも生えてくる
大正から昭和暑気に渡来した帰化植物。
チチコグサによく似ているのが名前の由来。
枝分かれするのがチチコグサと見分ける大きな特徴。
地面近くの葉は開花とともに枯れる。
草丈は10~30センチ。
淡褐色の小さな頭花は、数個づつ固まってつく。
草全体に綿毛が密生しているので灰白色を帯びる。
父子草擬は、葉裏に蜘蛛の糸のような毛が生える。
よく似たウラジロチチコグサは葉裏に毛が無く、
葉裏は真っ白。