マサキ(柾)の実
<ニシキギ科ニシキギ属>
私が幼い頃は、よくマサキの垣根を見たものだが、
垣根自体が今はほとんど見られないのが寂しい。
海岸近くの林に自生する常緑小高木。
葉は長さ3~7センチの楕円形または倒卵形でふちに鋭い鋸歯がある。
厚い革質で表面は光沢がある。
6~7月、
葉腋から集散花序を出し、直径約5ミリの緑白色の花を多数開く。
6月頃撮ったマサキの花の画像です。
蒴果は直径約7~8ミリの球形で淡紅紫色に熟して3~4裂すると、
橙赤色の仮種皮に包まれた種子が現われる。
他に花も実もそっくりですが、ツルマサキ(蔓柾)というものもあります。
おまけのフユシャク
具体的な名前はよく解りません。
冬期に出現するシャクガ科の蛾の総称です。
翅が退化することで♀は飛べなくなり、フエロモンを出すだけで、口も無い。
生殖するだけなのだと、教えてもらいました。
公園のフエンスなどの下に見つかるので探して見てね。
よく解りませんが、その近くにいたこれはフユシャクの♂かと思います。
よく撮れませんでしたがこの後すぐ飛び立ってしまいました。
図鑑で見てみましたが確かではありませんが、ヤマウスバフユシャクに似ていました。
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