ヤマブドウ(山葡萄)
<ブドウ科ブドウ属>
山地に生え、葉に対生して巻きひげをだし、
他の木に絡みつく。
雨の中、群馬の丸沼遊歩道にて、
山葡萄を見つける。
日本に自生するブドウの代表で、
秋に黒紫色に熟す実は酢っぱいが、懐かしい味がする。
果実酒やジュース、ジャムなどに利用される。
葉は互生し、長さ10~30センチの五角状の心形で、
ふちに浅い鋸歯がある。
裏面には褐色の綿毛が密生する。
6月頃、葉と対生して円錐花序をだし、
黄緑色の小さな花を多数開く。
花序の柄にはしばしば巻きひげがある。
雨の中、山葡萄を見つけたときは嬉しかった。
一粒、食べてみたがすっぱかった。
ジャムにした方が美味しくなりそうだ。