シモバシラ(霜柱)
<シソ科シモバシラ属>
この花の由来を知るには、この草の冬の時期に見る事だ。
草丈40~90センチになり、
秋の初めに山地の木陰で白い花を咲かす。
花は葉腋から出た枝先の片側に並んでつく。
小さな花から飛び出す雄しべがつけまつげのようだ。
花の姿もシモバシラを連想させる。
冬枯れが始まると、茎の根元から様々な形の氷柱が立ち上がる。
↓はシモバシラの霜柱
冬になると、枯れたシモバシラの根から茎へ地中の水分が吸い上げられて凍り、
白い氷の霜柱がでてくる。
日中になり、気温が上がると溶ける。