れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

フユイチゴ(冬苺)・ウバユリ(姥百合)の花後・俳句鑑賞

2023-01-05 09:16:59 | 木の実・花後・蛹のまま・俳句鑑賞

フユイチゴ(冬苺)
 <バラ科キイチゴ属>
今年も会いに行った。
大好きなフユイチゴ。高尾山では無くて、赤塚植物園だけれど。
つい、野草辞典を出したくなるが、樹木辞典です。
常緑小低木。
全体に毛があるが、刺は無い。


長い匐枝(ふくし)(枝が這って伸びる)をのばし、
その先に新苗を作る。
(私も里山で出会って1本戴いてきたのを植えたが、
花はまだ咲いたことが無いのだが、その匐枝たるやすごい生命力で伸びている。)


葉は互生し、長さ5~10センチの心形で縁は5浅裂し、歯牙状の鋸歯がある。
裏面は軟毛が多い。


果実は球形で赤く熟し食べられる。


▲ウバユリ(姥百合)の花後
 <ユリ科ユリ属>
茎の先端につく花は水平に出るのが特徴だが、花後の種の入った実は、
立ち上がる。

<日記>
近場のお散歩で撮った画像はあったが、
(手持ちの画像も少なくなったことだし)
あ~シモバシラの霜柱が見たいと、
ちょっと出会遅れたが赤塚植物園迄出かけた。
ゆっくり朝の散歩をしてから出かけたので、
え~~もう何もありませんでした。
シモバシラは、出来ていたのかどうかも解らないけれど・・
さびしく花が揺れていただけ。
でも大好きなフユイチゴに出会えたからよしとしよう。


シモバシラ(霜柱)の花後


本当はこれが見たかったのだが・・・。
また機会を見て見に行こう(#^.^#)

※嫌いな人は見ないでね。
オオバウマノスズクサの葉裏に、もう黒くなってしまった
       ジャコウアゲハの蛹を見つけた。


たぶん・・幼虫から蛹にまでは、なれたのだろう・と思う。
羽化できなかったのだと思う。
画像がぶれていてわかりにくいかもしれないが・・


これはどうなんだろうか?
私もジャコウアゲハは育てたことが無いので本当の事はよく解りません。


ジャコウアゲハ

 

          《俳句は冬の季語冬の蝶》
    冬蝶(ふゆちょう)・凍蝶(いてちょう)などとも使う。

     凍蝶の失いゐたる重心よ   大橋 敦子
      

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フジ(藤)の冬芽・クズ(葛)の実・エゴノネコアシの抜け殻・俳句鑑賞

2023-01-04 07:28:23 | 冬芽・木の実・エゴノネコアシ・俳句鑑賞


フジ(藤)の冬芽
 <マメ科フジ属>
冬芽は暗赤褐色で、三角形~長卵形で2~3枚の芽鱗がみえる。
花芽は太く、葉芽とは外から見た大きさでは解らない。


葉痕は扁円形。
つるは右巻きで灰褐色。


11月のフジ(藤)の実






クズ(葛)の実
 <マメ科クズ属>
山野のいたるところに生えて嫌われ者だが、
私は好きな花。
今は、冬枯れで線形の豆果のみが残っている。
鞘にはたくさんの毛が生えている。


細いつるには冬芽がつかないが、
太いつるには水滴形で2個が横に並ぶ冬芽がつく。


冬芽を撮らなかったのが・・残念。


▲コクサギ(小臭木)の冬枯れの実
 たぶん・・・殻の実の形から私はコクサギの実の冬枯れではないかと思うが・・
 どうだろう。


寒々しいが・美しいな…と思ってしまう。


※多分もう中に虫はいないだろうけれど冬日のエゴノネコアシ






6月のエゴの花についたエゴノネコアシフシ
(エゴノキにつく虫こぶの事)エゴノネコアシアブラムシの仕業です
 

      

       《俳句は冬の季語炬燵(こたつ)》
   切炬燵(きりごたつ)・掘炬燵・置炬燵などと使う。


   画像は関係ないけれどネコヤナギ

      掘炬燵急に抱きたくなった   坂東酔寿彌十郎   

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヌルデ(白膠木)の実・センニンソウ(仙人草)の冬姿・カワセミ・俳句鑑賞

2023-01-03 07:04:09 | 木の実・草の実・俳句鑑賞

ヌルデ白膠木)
<ウルシ科ウルシ属>
落葉小高木
山野に生える。葉は奇数羽状複葉で互生する。


葉軸に翼があるのが大きな特徴。
秋の紅葉


核果は直径約4ミリの扁平球で短毛があり、
白粉をかぶる。


冬芽も楽しい💛


センニンソウ(仙人草)の冬姿
 <キンポウゲ科センニンソウ属>
元気に咲いているのもいいけれど、
なんか・こういう見向きもされないような姿って、私は好きだな。


9月頃の花。





もう・・花の姿も解らないけれど・・。

<日記>
昨日は私の誕生日だった。
え~~~後期高齢者に近づく・・。
午後から、「ユニ〇〇」へ。
黄色い袖なしダウンベストと紺色セーターが、
プレゼントになった。
ブランチに、サンドイッチと珈琲
を近くの喫茶店で。
ケーキも買って、夜のすき焼きの後、
(少し、感謝して・)食べる。


里の河原は癒される



私のデジではここまでだけれど・
懐かしいカワセミが飛ぶ川です。
もう、そんなに出かけられなくなるけれど・・。
年相応に過ごせたらいいな。

           《俳句は冬の季語おでん》

   コンビニのおでんが好きで星きれい  神野 沙希
       (沙希さんは大好きな俳人でこの句は大好き💛)

    きっかけが必要おでんのちくわぶ   れんげ
 





 

 

 

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キミノナンテン(黄実南天)オオクロバエ?俳句鑑賞

2023-01-02 07:10:36 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞

キミノナンテン
 <メギ科ナンテン属>
常緑低木。

ナンテンは古くから「難を転づる」と言う由来があり、
お赤飯などに葉を添えるのは厄除けの意味があるそうだ。
普通は赤い実だが、今回はお正月で私の誕生日でもあるので
(関係ないけれど)古い図鑑では、シロミナンテンと書かれて
ナンテンの園芸種とある。

果実は直径6~7ミリの球形で、赤い実のナンテンは咳止め薬として
利用される。



<日記>
私の日記は一日遅れです。
なぜなら、パソコンを開けるのはいつも
早朝が多いから。
元日は、いい天気で青空。
のんびり過ごして、近場の神社でお参りして
散歩がてら、減らした分の年賀はがきを結局、買いに行く。
姉の子の子供達から、郵送したお年玉のお礼の電話がある。

お雑煮を食べて、二人で読書したりテレビを見たり、静かに過ごした。


※昆虫コーナーと言っても・・冬場はなかなか見つからない。

オオクロバエかな。
また、今年もhimesijimiさんにご教授して戴きます。 ^^) _旦~~

       《俳句は戴いた年賀状の中から》
画像はナンテン

      初富士のてっぺん越えてうさぎ飛ぶ  山本 敏倖
          すいません~勝手に掲載させて戴きました。

 

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンジュ(神樹)の花後と冬芽 あけましておめでとうございます💛

2023-01-01 09:15:19 | 冬芽

シンジュ(神樹)またはニワウルシ(庭漆)の花後の枯れ
 <ニガキ科ニワウルシ属>
和名の「庭漆」はウルシに似ているが、ウルシ科ではなくかぶれることも無く
庭木にすることもできることから。
「神樹」は英名のTree of Goterbaumを直訳したものと言われている。



川の近くに白い花後の後のようなものを見つけて、
なんだろうと思った。
調べたら、シンジュの花後のようだった。


▲シンジュ(神樹)またはニワウルシ(庭漆)の冬芽
仮頂芽の芽鱗はややつぶれた半球。


皮目が白く目立つ。

葉痕は大きくハート形でやや隆起する。


枝は極太で無毛、褐色系で白い皮目がある。
幹は縦に波状のしわがある。
中国原産でかつて栽培したものが河原や土手に野生化した。


       明けましておめでとうございます。
       今年もどうぞ宜しくお願い致します。🌸

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする