熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

椿:花富貴、マーガレット・デイビス

2024年03月29日 | わが庭の歳時記
   濃いピンクの優雅な椿花富貴が咲き出した。
   園芸店で買ってすぐに庭植えしたので、大きくなるまでに時間がかかってやっと咲いたと言う雰囲気である。
   千葉の庭ではリビング正面の主木だったので、咲き乱れると一気に庭が明るくなって楽しませてくれた。
   
   
   
   

   オーストラリア産のマーガレット・ディビスも咲き出した。
   白地に紅覆輪の派手な椿だが、花心は牡丹咲きであろうか、わが庭には3株植わっているが、それぞれ、咲く時期も違えば花弁の様子も違っていて面白い。
   
   
   

   面白いのは、バレンタインデーが、枝によって花弁の様子が変ってきたことである。
   至宝が開花し始めてきた。今年は、完璧な形に咲いた花をみたいと思っている。
   
   
   
   

   下草は、シャガ、ハナニラ、
   牡丹が芽吹き始めてきた。
   庭師に根元から切り取られていた株に新芽がでている。何年かで復活するかも知れない。
   
   
   
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

椿白羽衣、久寿玉、朱月咲く

2024年03月21日 | わが庭の歳時記
   白羽衣が咲き出した。
   千葉の庭で、門扉脇の主木の1本として、豪華に咲き乱れていた白羽衣を再現したくて植えたのだが、まだ、小木なのでその雰囲気はない。
   白い花は、わが庭には殆どないのだ、この花だけは、親木のピンクの羽衣よりも気に入っている。
   花の7~8割は、白と黄色の花だと言うのだが、白い花を純白に咲かせるのは結構難しいような気がしている。
   
   

   久寿玉も派手に咲き出したが、鵯に狙われて写真になる綺麗な花は殆どない。
   この椿は、同じ木に、色々な花が咲いて面白い。
   枝変わりで咲く花の形態が違ってくるのだが、次のように全く違った花が咲く。
   
   

   肥後椿の朱月も咲き出した。
   蘂が大きく広がった派手な椿だが、半坪庭に植えていて、異彩を放っている。
   
   

   咲き続けている椿は、式部、エレガンス・シュプリーム、仙人卜半、
   ピンク加茂本阿弥の実生苗に、赤い花が咲いた。先祖返りした赤加茂本阿弥であろうか。
   
   
   
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

椿:式部、ハイ・フレグランス

2024年03月16日 | わが庭の歳時記
   椿式部が咲き出した。
   花弁は、紅色一重の唐子咲きで、花芯の唐子弁は白覆輪に加えて霜降り、
   複雑な花で、私の式部は、花弁化しなかった黄色い蘂がのこることがあって面白い。
   
   
   
   

   匂い椿ハイ・フレグランスも咲き出した。
   淡いピンクで華奢な花なので、開花してもすぐに傷んで、写真にならないのが惜しい。
   青い珊瑚礁も咲き続けている。
   
   
   
   

   仏前に供する樒の花が咲いている。
   
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

椿:青い珊瑚礁が咲き始める

2024年03月12日 | わが庭の歳時記
   椿の青い珊瑚礁は、椿の栽培をはじめて最初に憧れた椿であったが、中々、手に入らなかった。
   今では、インターネットを叩けば、いくらでも探せるが、以前はそうではなかった。
   ネーミングもそうだが、深紅に近い赤紫の花弁に、ほんのりと青い色を帯びて青紫に染まる風情に憧れたのである。
   しかし、発色が不安定で、青い色を浮かせるのは至難の業であって、気象条件によって大きく変ってくる。
   まだ咲き始めたところで、最初に咲いた花は鵯に食いちぎられたが、未開の蕾が残っているので、どん花を咲かせるか楽しみにしている。
   
   
   

   咲き続けている椿は、ピンク加茂本阿弥。
   この株の実生苗が、赤花と白花の蕾を付けてスタンドバイ、
   先祖返りしてどんな花を咲かせるのか興味津々である。
   
   
   
   八重のクリスマスローズも咲き出している。
   庭師が入って、大分風通しが良くなって明るくなった庭、
   思いがけないところから芽を出して咲き出す草花を見るのも、初春の楽しみである。
   
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

椿トムタム、バレンタインデー咲く

2024年03月03日 | わが庭の歳時記
   暖かい春のような日が続いているので、また、わが庭の椿が咲き出した。
   最初の1輪だけだが、鎌倉に来て庭うえした椿は、大きくても2㍍前後の小木なので、椿の庭と言った風格はまだない。

   しかし、園芸品種なので、ヤブツバキとは違った変った姿形をしているので存在感がある。
   トムタムは、白覆輪の千重咲きのピンクの椿で、蘂がないので、幸い鵯が寄りつかない。
   

   バレンタインデーは、これも千重咲きの赤い大輪の椿で、葉も大きくてしっかりとした椿である。
   バラのような雰囲気を持った、如何にも洋風の花で、シンプルな小花の侘助好みの日本人にはどうであろうか。
   
   

   クリスマスローズが、ようやく、大きく繁茂して、花を持ち上げてきた。
   
   
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

椿エレガンス・シュプリーム咲き始める

2024年03月02日 | わが庭の歳時記
   遅ればせながら、少しずつ、わが庭の椿も咲き始めてきた。まだ、1輪2輪だが、咲き始めると嬉しくなる。
   門扉の裏のピンク加茂本阿弥は、いち早く咲き続けているのだが、開花するとすぐに鵯が来て蘂と花弁を食いちぎってしまうので、写真にならない。
   やっと、直前に追い払って取ったのが下記の写真、
   何故か今年は鎌倉山にリスや小鳥のエサがなかったのか、わが庭の木の実という実は悉くなくなってしまっている。
   

   半坪庭に主木として植えているエレガンス・シュプリームが華麗な花を咲かせた。
   この枝を挿し木した挿し木苗が2~3本あるのだが、まだ蕾は固い。
   先に咲いた仙人卜半と良く似た花姿だが、花弁化した蘂の唐子咲きが面白い。
   
   
   

   今回、嬉しかったのは、実生苗に綺麗な花が咲いたことである。
   まだ、20㎝ほどの小苗で、2つ蕾を付けて、その1輪が咲いたのだが、白覆輪なので、玉之浦の系統であろう。
   この系統で種を取って蒔いたのはタマグリッターズしかないので、その実生苗の1本だと思うのだが、親木と違って、花弁が、淡い美しい桃色で、実に優雅なのである。
   全開していないので、蘂がどうなっているのか花姿は分からないが、貴重な新種なのであろうから、木に負担にならないように、このまま、摘花して苗木を生かそうと思っている。
   
   
   
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わが庭:サクランボ暖地咲く

2024年02月29日 | わが庭の歳時記
   サクランボの暖地が咲き出した。
   自家結実性だと言うことで、1本でも実が成るサクランボなので庭植えして、大分大きく育っている。
   3月頃に白い花が咲く早咲きで、花が終わって4月下旬~5月上旬頃になると赤い小さなサクランボの果実が実るのだが、昨年は、気付いたときには、小鳥に全部食べられてしまっていた。
   花を楽しもうと思ったので、実には執着はないのだが、わが庭の果実や花は、小鳥やリスとの共存なので、管理が難しい。
   ロンドンのキューガーデンに住んでいたとき、庭に大きなアメリカン・チェリーの木が植わっていて、季節にはサクランボがたわわに実って壮観だったが、ある日、沢山のクロウタドリの大軍が来て1日で食べ尽くしてしまった。
   残念だったのは、木から摘果したサクランボが酸っぱかったのでダメだと思って、果物屋でアメリカン・チェリーを買っていたのだが、たわわに実ったサクランボの枝を花代わりに飾っていて、偶々、食べてみると市販のサクランボ以上に美味しいのに気付いたのである。果物は何でもそうかも知れないが、もぎたてよりも、しばらく熟成させた方が良いのであろう。庭のキウイでその経験をしている。
   さて、今年はサクランボ暖地を食べられるかどうか。
   
   
   
   
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わが庭・・・椿仙人卜半・沈丁花・蕗の薹

2024年02月25日 | わが庭の歳時記
   暖かいのか寒いのか、気温のアップダウンが激しくて冷たい雨交じりの良く分からない天気が続いているが、自然界はドンドン変化し続けている。
   庭に出たら、徐々に陽が長くなって春の息吹、前日とは変った花木の動きをしているのでビックリする。

   椿の仙人卜半が開花しているのに気がついた。
   なぜ、仙人というのか分からないが、ピンク地に唐子咲きの微妙なコントラストが面白くて、趣味で集めた蘂が花弁化した複雑な椿の一環でもある。
   
   
   

   沈丁花が、咲き始めた。
   ほんのりと初春の香である。
   
   
   

   蕗の薹も顔を覗かせた。
   今年は綺麗に芽が出ているので、天ぷらにして楽しめるかも知れない。
   千葉に居た時に、近所に春の新芽を天ぷらにして春を祝う知人がいて大いに楽しませてもらったのを思い出す。
   
   

   まだ、花は数ヶ月先だが、牡丹とゆりの芽が出てきた。
   今年は、自然界は不作で餌が少ないのか、先日、リスに夏みかんを総べて食べられしまったと書いた。その空っぽになって干からびた皮を、鵯がつついて落しているのだが、今度は椿の花弁を狙って蘂を食い切っている。
   写真の椿は、タマカメリーナ、何故か、蘂を残して花弁を小刻みに食いちぎっているので、鵯の仕業ではなく、もっと小さな鳥、メジロであろうか。
   とにかく、わが庭にも、地球温暖化の影が忍び寄っている感じである。
   
   
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

椿タマグリッターズ咲き始める

2024年02月15日 | わが庭の歳時記
   異常気象か暖かい日が続いて気持ちが良い。
   遅ればせながら、タマグリッターズが咲き始めた。
   同時に、タマ兄弟のタマアメリカーノとタマカメリーナも一輪ずつ花を開いた。
   咲き始めなのか、白覆輪の白の出が悪いのが気になっている。
   
   
   
   

   小輪椿フルグラントピンクも咲き始めた。
   種類は雑種なので分からない、実生苗の椿が咲き出した。
   
   
   

   クリスマスローズが、少し頭をもたげてきた。
   咲き始めは茎が短く花弁は下を向いているが、もう少しするとすっくと伸び上がって華やかになる。
   イギリスで人気の草花だと言うが、あまり見たことはなかった。
   
   

   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスローズが芽を吹く

2024年02月10日 | わが庭の歳時記
   朝軽い朝食を終えると、天気の良い日には庭に出る。
   今日も良い天気で、風も殆どなく暖かい朝であった。

   庭に出ても、やることと言えば、庭の花木の様子を見ながら、花の咲き具合を見ることで、日によって、少しずつ変っているのが面白く、急につぼみが膨らんで花が開花していると嬉しくなる。
   今朝見ると、葉だけが伸びていたクリスマスローズの根元から、蕾が出てきて咲き始めているのに気付いた。
   鎌倉に来てから、もう、10年になるので、千葉から移植した株も多くて随分になるのだが、いつの間にか消えてしまったものもあるものの、根付いた株はかなり成長して毎年元気に開花して楽しませてくれる。高級品種ほど庭植えはダメで、鉢植えで育てるべきかも知れないが、世話が大変なので、私の場合は、特に愛好家でもないので、庭の空きスペースを見つけて植え込んでいる。
   
   

   開花を楽しみにしているのは、椿である。
   このブログを19年続けていて、わが庭の歳時記で、毎年、花便りを書いているので比較だが、この秋から冬にかけてのわが庭の椿の開花は、例年と違っていて今年は異常に遅い感じである。
   それに、鉢植えから庭植えに移植したこともあって、花付きも随分悪くなった。
   しかし、鉢植えでは、世話不如意で、銘椿を、どんどん枯れさせしまっているので、庭植えが必要である。しかし、住宅の庭なので、精々大きく育てても2㍍程度までであろうが、好みの椿を10株ほど残したいので苦労している。
   
   

   夏みかんが、完全にリスや野鳥に食べられてしまった。
   何時もなら、完熟する5月になっても、多くの実をのこしているので、これも異常である。
   梅がまだ咲き続けている。
   沈丁花の蕾が色付き始めてきた。
   
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わが庭・・・・白梅咲き始める

2024年01月25日 | わが庭の歳時記
   わが庭の白梅も咲き始めた。
   古木なので品種は分からないが、南高梅ではないかと思っている。
   昨年の晩秋に植木屋が入り、大幅に剪定したので、大分さびしくなっている。
   梅雨が明けた初夏に、実を集めて、梅酒と梅ジャムを作ることにしており、綺麗な実がなるかどうかが関心事である。ここ2年、梅雨の影響で完熟前に実が傷んで期待外れであったので、今年の出来を楽しみにしている。
   
   
   
   
   
   先に咲いていた鹿児島紅梅が、今最盛期である。
   遅れて、一重のピンクの梅紅千鳥が、一輪花を咲かせた。
   
   
   

   まだ、わが庭の椿は蕾が固いが、菊冬至だけは咲き続けている。
   
   

   さて、今冬変ったのは、夏みかんが、リスに食い荒らされていることである。
   地面にかじった実が散らばっていて、木に残ったミカンはカマクラのように空洞になっている。
   去年は、完熟期の5月にも沢山実が残っていたのに、これまで、こんなに早い段階で、甘くもない夏みかんがリスに狙われるのは異常である。
   そう言えば、時には春まで残っていたユズの実も、晩秋のある日に悉くなくなっていてビックリした。
   今秋は、鎌倉山のリスのエサが不作で飢饉状態なのであろうか。
   別に夏みかんに執着するわけではないが、もう3つだけマーマレード用に取っておいて、後はリスに任せようと思っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

椿タマアリアケ咲き出した

2024年01月14日 | わが庭の歳時記
   玉之浦ファミリーの椿で、最初に咲き出したのがタマアリアケ。
   わが庭には、他に、タマグリッターズ、タマアメリカーナ、タマカメリーナの仲間が植わっているのだが、例年なら咲き出しているのに、まだ蕾が固い。
   千葉の庭には、親木の玉之浦を植えていたのだが、鎌倉には、タマグリッターズだけ持ち込んで移植し、他は苗木を買って庭うえした。

   玉之浦は長崎県五島市玉之浦町で発見された日本椿だが、赤地に花弁の外縁が白い覆輪の美しさを愛でて、外国でも多数品種改良されて、ばら好みの派手な八重椿に生まれ変っている。わが庭の椿は、その仲間だ。
   このタマアリアケ(玉有明)は、「玉の浦」と「岩根絞り」の交配で作られた日本の品種。花によって微妙に違ってくるのだが、白地と赤地のバランスが絶妙で、花弁化した蘂が彩りを添える。
   これからは、椿の季節。入れ替わり立ち替わり、咲き続ける椿をズームアップするのを楽しみにしている。
   
   
   


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わが庭:鹿児島紅梅が咲き始めた

2024年01月08日 | わが庭の歳時記
   昨日は下草ばかりに気を取られて日本スイセンの開花について書いたが、上を見上げると、鹿児島紅梅が、咲き始めているのに気付いた。
   この梅は、濃鮮紅色中輪の八重咲きで、雄蕊が沢山あり、花糸は濃紅色で、先端の葯は黄色い綺麗な花を咲かせる。
   わが庭の梅は、やや濃紅色が浅くて、明るい感じであり、遅咲きというのだが、庭に植わっている南高梅や紅千鳥よりもかなり早く咲く。
   昨年も、元旦に一輪咲いて喜ばせてくれた。
   鉢植えを千葉から持ってきて、主木の黒松の手前の門扉前に植えて、副主木の役割をしていて、初春に輝きを見せてくれる。
   
   
   
   

   庭には、桜エレガンスみゆきが咲き続けている。
   そして、彩りを添えているのが、モチノキの赤い実。
   
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わが庭・・・日本スイセン咲き始める

2024年01月07日 | わが庭の歳時記
   昨日、春の陽気を思わせる暖かい天気であった所為か、朝、庭に出てみると、一気に日本スイセンが咲き始めていた。
   まだ、ちらほら咲きなのだが、春の到来を予感させて嬉しくなる。
   これまで、適当に庭の片隅に、チューリップなど春の草花の球根を植えてみたのだが、殆ど消えてしまって、日本スイセンだけが、元気に咲き続けて春を告げてくれる。

   春を告げる草花で思い出すのは、オランダのクロッカス。
   まだ、厳寒だと思えるような寒い初春に真っ先に咲き出すのがクロッカスで、クロッカスホリディを祝って、春の到来を喜ぶ。リア王の世界のように暗くて陰鬱な寒い冬が終って、チューリップも菜の花も桜も春の花は同時に一気に咲き乱れる明るい春が、足音を立ててもうそこまで来ているのであるから、嬉しくないはずがない。
   オランダは、梅雨がないので球根は植えっぱなしなので、道ばたや公園などのあっちこっちでクロッカスが咲き乱れる。
   そんな頃、牧場に出ると、生まれたばかりの子羊がヨチヨチ歩きしていて、小川のあぜ道では、親鳥に引き連れられた白鳥の雛鳥たちの行列が見られて、寒さに震えながら、春の予感を噛みしめる。
   キューケンホフのチューリップ公園が開園するのは、そのずっと後である。

   さて、日本スイセンだが、原産地はスペインやポルトガルのようで、中国経由で日本に渡来したという。
   小花でシンプルなのが良い。
   わが庭には、黄色と白の八重咲きが植わっていて、今、黄色い花が咲いている。
   
   
   

   椿は、菊冬至が咲き続けている。
   
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わが庭・・・椿王昭君咲く

2024年01月04日 | わが庭の歳時記
   新春に、やっと、椿が咲いた。
   何時もなら、わが庭では、晩秋から椿が咲き始めて楽しませてくれるのだが、この冬は、何故か、椿の開花が遅い。

   咲き出したのは、王昭君。
   昨冬、庭うえしたので、成長優先のために、花付きが悪くて、咲いたのは、たった2輪。
   まだ、咲ききってはいないが、寒さにやられて、か弱い花弁が痛み始めている。

   某育種店によると、
   淡桃色に花弁の先が白覆輪となる千重咲き中輪
   花弁先はやや白く、時々濃桃の縦絞が入る希少な淡桃色の花底に行くにつれて桃色が濃くなり、花全体でのグラデーションが魅力となっていて、母樹は「酒中花」と言われている と言う。
   
   
   
    

   王昭君とは、前漢の元帝の時代、匈奴の呼韓邪単于に乞われて、宮女の中から選ばれて嫁した絶世の美女。
   面白いのは、似顔絵師への賄賂の逸話で、Wikipediaを引用させて貰うと、
   宮女たちはそれぞれ自分の似顔絵を美しく描いてもらうため、似顔絵師に賄賂を贈っていたが、王昭君はただ一人賄賂を贈らなかったため、似顔絵師は王昭君の似顔絵をわざと醜く描き、それゆえ王昭君は絶世の美女でありながら元帝の目に留まることがなかった。折しも匈奴の王が元帝の宮殿を訪れ、元帝の所有する宮女の一人を嫁に所望した際、元帝は宮女たちの似顔絵を見て、最も醜い女を匈奴へ送ることにした。その結果、王昭君が匈奴への嫁として選ばれたが、皇帝に別れを告げるための式で王昭君を初めて見た元帝は、王昭君の美しさに仰天した。しかし、この段階になって王昭君を匈奴へ贈る約束を撤回すれば匈奴との関係が悪化することは明らかだったため撤回はできず、元帝は悔しがりながらもしぶしぶ王昭君を匈奴へ送り出した。と言う。

   王昭君を植えた切っ掛けは、始めて、大船フラワーセンターで、匂うように美しいピンクの桜王昭君を見て気に入ったことで、個人宅の庭植えには桜は無理なので、椿に切り替えて、育て始めたのである。   







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする