熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

年末の庭の手入れ:剪定、寒肥、鉢増し

2023年12月26日 | わが庭の歳時記
   陽が照って風がないと、少々寒くても、鎌倉では、庭に出ると気持ちが良い。
   コーヒーを煎れて庭に出て、シェイクスピアでも読みたい気分だが、何となく気になって、庭仕事を始めた。
   先月末に、3人の庭師が入って、綺麗に剪定してくれたので、別にこれと言った仕事はないのだが、それでも、雑草の処理や植木鉢の花木の世話など結構やることがある。
   
   今回は、完全に庭師に任せて何の注文も付けなかったのだが、そのためもあって、庭師の独断で、か細く弱っていた牡丹の木が2本根元から切り取られていたり、虎の子の椿の至宝の枝がバサバサ切り取られていたり、不満もあったが、庭の植木や花木のためには、これで良いのであろうと諦めた。
   とにかく、自分で剪定するとなると、どうしても思い切って枝にハサミが入れづらくなって、だんだんジャングルのようになってしまうのである。
   千葉に居た時には、殆ど自分の独断と偏見で、選定を含めて庭仕事の大半は、自分でやっていたのだが、若かったから出来たようなもので、もう、ずっと前から無理になっている。

   鉢植えのばらの冬剪定を行って、寒肥として乾燥牛糞を施した。
   20鉢以上もあって庭一杯に咲き乱れていたばらも、手入れが悪くて、随分少なくなったのだが、もう、あたらしく新苗を買って植える元気がないので、このままで行こうと思っている。
   少し暖かくなり始める頃に、ばらの肥料を施して、液肥でつなげばよいであろう。

   次に行ったのは、椿の鉢増し。一回り大きな鉢への植え替えである。
   本来は、春か秋にやるべきなのであろうが、休眠中だし、去年冬に庭植えした椿も上手く活着したので、問題なかろうと思う。
   椿の場合は、比較的簡単で、鉢から木を取りだして、一回り大きな鉢に、根鉢を崩さずに、そのまま、植え替えれば良いのである。
   施肥は行わずに、春先にしようと思っている。

   ところで、まだ、鉢植えのままの椿苗が、結構あるのだが、沢山あると目が届かず、枯れさせてしまうことが多い。
   椿は、水切れして枯れ始めると、もう救いようがなく枯れてしまう。
   挿し木して育った親木より元気な苗木を、何本も枯らしてしまっているので、余計に身に染みている。
   最も良い方法は、庭植えすることだが、もう、20本以上も新しく小苗を植え付けたので、大きくなるであろうし、場所がなく、先に植えたのを廃却して植え替える意外に方法がない。
   花芽の付いていない実生苗を千葉から持ち込んで植えた木の中で、同じ種類であったり、期待外れの椿もあるので、これを入れ替えれば良いのだが、かなり、大きくなっているので、植え替えが難しい。

   結局、鉢植えを残すことになろうが、鉢増しを続けても、場所を取るので、株数を整理して楽しむことになろう。

   庭木に、寒肥を施さなければならないのだが、急ぐこともないので、年明けの来月中旬くらいにしようと思っている。
   
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わが庭・やっと椿菊冬至咲き始める

2023年12月01日 | わが庭の歳時記
   もう、今日から師走。
   COP28が開かれているが、今年の夏は非常に暑くて、その上世界的な異常気象であったから、その所為か、何時もなら庭に咲いている椿が咲き遅れていてさびしい。
   やっと、菊冬至が、何輪か蕾を開き始めているのに気付いた。
   まだ、咲ききってはいないのだが、嬉しくなってシャッターを切った。
   
   
   

   その椿の横で、赤い実を付けているのが、トベラ。
   庭木の1本で、日頃は全く眼中にないのだが、「庭木図鑑 植木ペディア」によると、
   枝葉をヒイラギ代わりに節分や大晦日の厄除けに使うことでも知られる。厄除けに使うのは木全体に臭気があるためで、トベラの枝にイワシを刺すなどして家の扉に挟み、臭いによって鬼を退散させ、邪気を払う。このため、トビラの木=トベラと名付けられた。と言う。
   この赤い果実だが、その後、灰黒に熟して3つに決裂し、中から粘りのある赤い種子が多数現れる。糸を引いたようなグロテスクな種子で食用にならないが、ムクドリやメジロなど一部の野鳥はこれを採食する。
   丁度、隣の木に、メジロが止まった。
   
   
   

   モミジは、鴫立沢が、まだ、綺麗に色付いている。
   獅子頭が、先端部に色付き始めた。もう、1~2週間経てば、真っ赤に萌えるように紅葉する。
   
   

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モミジ:鴫立沢の紅葉

2023年11月27日 | わが庭の歳時記
   わが庭には、成木のモミジが2株植わっているが、千葉の庭から移植した獅子頭が2株、苗木を買って庭うえしたのが、鴫立沢1株、琴の糸1株あるのだが、まだ、1㍍少しの小株である。
   最初に色付き始めたのは、鴫立沢なのだが、単色で黄色から赤に変って行くのではなく、思っていたより紅葉のバリエーションが豊かで面白い。
   engei netによると、
   鴫立沢(青鴫立沢・シギタチザワ)はヤマモミジの代表的な品種のひとつ。荒い鋸葉に脈斑の人気品種です。葉は優美な小型で、春先の葉は淡緑色の葉に涼しげな濃緑色の葉脈が浮き上がり、季節を演出します。夏は若緑葉に緑斑となります。秋は紅~橙色に紅葉します。
   西行の「心なき身にもあはれは知られけり 鴫立つ沢の秋の夕暮れ」のイメージと、荒い鋸葉に鮮やかな美しい脈斑に惹かれて、庭に植えたのだが、期待に違わず、芽吹きから、四季の移ろいを楽しませてくれる。
   
   
   
   

   わが庭で、紅葉が進んでいるのは、ブルーベリーとドウダンツツジ。
   
   

   収穫期を迎えた柑橘類は、ユズと夏みかん、 
   ビワの花も咲き始めた。
   
   
   
   
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秋たけなわ:ツワブキ、小菊

2023年11月18日 | わが庭の歳時記
   暑かったのは、ほんの少し前のこと、急に朝晩、寒くなってきた。
   元関西人の私には、徐々に花木や野の草花が秋景色を装いながら、静かに暮れて行く田舎の秋を楽しんでいた記憶が濃厚なのだが、関東に来てからは、秋が短くて、一気に夏から冬に移り変る季節の変化にビックリし続けている。
   花が咲き乱れ木々が萌える春も素晴しいが、青春時代を、京都や奈良の古社寺や田舎を歩いて歴史散歩を楽しんでいた私にとっては、「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」と言った趣の鄙びた田舎の、少しずつ深まり行く気の遠くなるような秋の風情が無性に懐かしい。

   わが庭には、草花は植えっぱなしで世話もそれなりなのだが、季節の移り変わりを察知して、所々で草花が咲いてくれるので、有り難く歳時記を繰るような感覚を覚えて感謝している。
   ツワブキが満開で、華やかに咲いている。今年は、何故か 斑入り株が花を付けなかった。
   
   
   
   
   
   

   小菊も咲き出した。
   まだ、一株だけだが、手入れして栽培している訳ではないのだが、思いがけないところから、花を見せてくれるので、嬉しくなる。
   
   
   
   
   
   キヅタが手まり状に蕾を付けたと思っていたら花を咲かせ始めた。
   茎の先に1個から数個の散状花序を出して、小花を多数つけ、花は5弁花で黄緑色、花弁の長さは3mmで、雄蕊は5本つく。と言うことだが、良く見るのは初めてである。
   花は、ヤツデに似た雰囲気である。
   
   
   

   今年の夏は暑かったので、季節がずれ込んだのか、何時もなら咲き出している椿が、まだ、咲かない。
   遠くの枝に、蕾が1輪。
   モミジの紅葉も遅いが、椿の蕾も、まだ、固い。
   
   
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桜:エレガンスみゆき咲く

2023年11月15日 | わが庭の歳時記
   秋から春にかけて咲く桜エレガンスみゆきが咲き始めた。
   日本花の会の「桜図鑑」によると、
   2016年に種苗法に基づき柴道昭により登録された品種。花が紅色八重咲で春と秋に開花する二季咲性品種は現在までこの品種以外には知られていません。

   庭植えして6~7年になるので、かなり高木であり、花弁が5㎜くらいで小さくて高みに咲いているので、望遠で撮ってもピントが甘くなり、その上、雨模様なので、写真にならない。
   それに、まだ咲き始めなので、今年はどうなるか分からないが、花付きがあまり良くないのが気になっている。
   そう言えば、庭の菊枝垂れ桜も、まだ、花付きが良くないのだが、やはり、桜は、公園や並木の桜のように、大きく成熟しないと満足に花を付けられないのかも知れないと思って、先を期待している。
   
   

   以前、千葉の庭には、八重桜普賢象を植えていた。
   庭植えして、すぐにヨーロッパに赴任して、8年後に帰ってきた翌年の春、正に、豪華絢爛、春爛漫に咲き乱れて喜ばせてくれた。
   しかし、主の帰国を待って精一杯咲ききって迎えてくれたのであろう、悲しいかな、それが最後で、翌年には虫にやられて消えてしまった。
   
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わが庭・・・ホトトギス咲く

2023年10月29日 | わが庭の歳時記
   秋の草花宿根草のホトトギスが咲き出した。
   ウィキペディアによると、
   和名の「ホトトギス」は、「杜鵑草」の意で、花の紫色の斑点のようすを鳥のホトトギス(杜鵑)の胸にある斑点に見立てたことによる。斑点を油染みに見立てて、ユテンソウ(油点草)という別名もある。と言う。
   花の形は複雑で、良く分からないのだが、すっくと伸びた花柱の先は3つに分かれていて、その上に点在する小さな水玉のような透明な球状の突起が伸びて光っているのが珍しいので、注目している。
   果実は線状長楕円体の蒴果で3稜があり、長さ30mm前後になり、熟すと胞間裂開する。種子は小円形で淡褐色をしている。と言うのだが、花が終れば、存在さえも忘れてしまうので、記憶にない。少しずつ、株が増えているので、結実して種が飛んだのだろうか。
   
   
   
   
   
   遅ればせながら、わが庭のススキも穂を出し始めた。
   ところどころに株が残っていて、秋の気配を演出してくれていて嬉しい。
   

   今夜は天体ショー 満月と木星が接近
   午後9時頃になると、東の空に浮かぶ満月の右に木星が並ぶ と言うので、
   明るく晴れ渡った夜空を見上げると、非常に明るく大きく光る木星が右横に見える。
   写真を撮ったが、月と比べてあまりにも小さいので、ブログに載せようと思ったら消えてしまった。
   
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わが庭・・・キンモクセイ咲く

2023年10月17日 | わが庭の歳時記
   キンモクセイ(金木犀)が満開で、良い香りを放っている。
   今年の9月が暑かったので、開花時期が少し遅れた感じである。
   この花が咲くと、一気に冷気が増して本格的な秋を感じさせてくれる。
   
   
   

   隣に咲いているのは、アベリア。
   初夏から咲き続けているのだが、また、白い小さなラッパ状の花を咲かせた。
   イタリアアルプスの麓湖水地方の産だと言うのだが、清楚な感じが良い。
   
   
   
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わが庭・・・スイフヨウ咲く

2023年09月11日 | わが庭の歳時記
   我が家の夏庭は、花気がないので殺風景である。
   カラフルなサルスベリが何株か植わっていたのだが、台風で倒れて切り倒したりして、白花の高木一本だけが残っているのだけれど、鑑賞向きではない。
   ところが、これも台風で倒れた花木なのだが、かなり大きくなっていたスイフヨウ(酔芙蓉)の根元20センチほど残しておいたら、芽吹出して一気に大きくなり、今年花を咲かせた。
   この花は、芙蓉の仲間なのだが、朝咲き出したときには真っ白な花が、少しずつ酔っぱらったように、赤み始めて、昼頃にはピンク、夕刻にはかなり赤く色付く。
   アサガオのように、朝咲いて夕刻には萎む1日の儚い命なのだが、曇天が続くので、鳥や虫がやって来た気配がない。誰がために、お化粧をして待つのか。
   
   
   

   下草で、顔を覗かせ始めたのが、ハナトラノオ。
   下から次々と順に小花が4列に咲き上がる面白い花なので、花言葉は、「達成」「希望」だと言う。
   
   
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わが庭・・・カノコユリ咲く

2023年07月21日 | わが庭の歳時記
   オリエンタルリリーが咲き終わったらと思ったら、カノコユリが咲き出した。
   日本固有の野山に咲いているゆりなので、生命力が強くて、わが庭では、あっちこっちの木陰から綺麗な花を咲かせている。
   梅雨でヒッソリと開き始めていた蕾が、木漏れ日を浴びて、一気に咲き出した。
   
   
   



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オリエンタルリリー:シルクロード、コンカドール

2023年06月27日 | わが庭の歳時記
   梅雨時にわが庭で咲くのは、アジサイとゆり。
   カサブランカ系統のシルクロードとコンカドールが咲き始めた。
   なぜ、シルクロードというのか知らないが、荒涼とした中央アジアの高原のキャラバンサライの庭にこの大輪のユリが似合いそうである。
   尤も、私は結構世界中を行脚してきたが、残念ながら、学生時代に一番憧れていたはずのシルクロードには足を踏み入れたことがない。
   
   
   

   コンカドールは、黄色いカサブランカ。
   地が赤で白覆輪のシルクロードのように、黄色の地に白覆輪のツートンカラーの花弁模様が普通のようだが、わが庭のコンカドールは、混じりっけなしの黄金の黄色一色で、非常に優雅である。
   最初、30球くらいのカサブランカの仲間を植えたのだが、いつの間にかドンドン消えてしまって、年にもよるが、咲いてくれるのは4~5株くらいで、ヘタをすると咲く寸前に、カミキリムシか何かに、根元からやれれてしまう。
   草花は、陽当たりの良い独立した花壇に植えて育むべきで、私のように、鬱蒼とした庭木の根元に空間を見つけて、球根をねじ込んでいるような、なまくらガーディナーは失格だが、木々の合間から、綺麗な花を見せてくれると無性に嬉しくなる。
   
   

   もう一つ、初夏の爽やかな花は、アガパンサス。
   やはり、夏は、青系との花が涼しそうで良い。
   
   
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梅雨にはアジサイが似合う

2023年06月15日 | わが庭の歳時記
   ばらがまだ咲き続けている。
   あおいが、入れ替わり咲いて楽しませてくれている。
   
   

   バビロンアメジストも咲いている。
   今年はダメかと思っていたイングリッシュ・ローズのベンジャミン・ブリティンが咲き出してきた。
   
   
   

   さて、鎌倉では、明月院や長谷寺が、アジサイ寺として有名で、以前には、随分訪れて、このブログでも書いてきたが、歳の所為か、全く興味がなくなってしまって、近所の通りや路傍のアジサイで満足している。
   手入れが行き届いていないので極めて野性的だが、不思議なもので、咲き競うとそれなりに風格が出て面白いのである。
   住宅でも、特にアジサイを好んで植えているアジサイ屋敷があって、徹底して垣根や門前にビッシリとカラフルに植え込んだ庭の風情などは、格別である。

   さて、わが庭だが、真っ白な地に、少しずつ紅が浮き始めて、まだら模様が濃くなって赤く色付いて行く手まり咲きで、ぼんぼりのように庭に広がっているアジサイが、何株か庭を占めているのだが、花びらがか細くて、すぐに傷んでしまうので、写真にならない。
   
   
   
   

   ガクアジサイが、独特の雰囲気を醸し出していて面白い。
   ホンアジサイと呼ばれる手まり咲きのアジサイは、この額縁状のガクアジサイ(額紫陽花)から作出されたものなのである。
   中心部の小花にバリエーションがあって魅力的である。
   
   
   

   ビヨウヤナギも咲き出した。
   
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梅酒、そして、梅ジャムを作った

2023年06月06日 | わが庭の歳時記
   今年は、春の到来が早かったので、梅も完熟が早まったようである。  
   先日の台風崩れの大荒れの天気で、強風に煽られて、梅の実が落ちて地面に散乱した。
   梅の実を叩き落としたのと同じなので、奇麗な梅を広い分けて、追加に枝から梅の実を落として集めて、梅酒と梅ジャムを作ることにした。
   大きくなった南高梅の木だが、庭木として植えてあるので、木の根元や周りには沢山の木が植わっているので、梅の実を拾い集めるのも大変である。
   しかし、今年も、湿度が高かったのか、病虫害にやられて梅の実には斑点が多くて、多くは使い物にならない。
   何も、傷んだ梅を使わなくても、スーパーで奇麗な梅を買ってくれば良いのだが、そこは、自宅の梅で自分っで作ると言うことに拘っている。

   梅ジャムの方は、それ程、梅の品質に拘る必要はない。
   何回目かの挑戦なので、慣れていて、レシペは、色々なレシペの混合で、自己流でやっている。
   奇麗に洗った1㎏の梅の実を一晩冷凍庫で冷凍しおいて、鍋に同量の水を入れて沸騰させる。冷凍梅なので実のほぐれは早い。アクは丹念に取る。
   水を切って冷まして、ほどよく冷たくなったら、実を握りつぶして種を取る。
   その残った果肉を鍋に移して、2回ほどに分けて600~700㌘くらいの砂糖を加えて馴染ませて、良くかき混ぜながらとろ火で煮る。
   元々、水気が少ないので、鍋が焦げ付かないように、早くタイミング良く火を落として出来上がり。
   先月、完熟した夏みかんのマーマレードを作ったが、これと比べれば、梅ジャム作りなどは、非常に単純で簡単である。

   梅酒も、インターネットを叩けば、随分多くのレシペが出てくるのだが、神経質になることはない。
   奇麗な梅1㎏をアク抜きに数時間水に漬けて良く水洗いして、丹念に竹串でヘタを取って、水気を拭き取る。
   4㍑瓶に、梅、氷砂糖、梅、氷砂糖と順番に入れて行き、最後に、ホワイトリカー1.8ℓを注ぎ込む。
   氷砂糖は、1㎏というレシペもあるが、甘すぎるので、700~800gが適当だと思っている。
   この瓶を暗所に保存する。
   私の場合、10月にはほぼ梅酒として出来上がっているので、年末にかけて、シワシワになった梅の実を引き上げて、適当に飲んでいる。

   ところで、梅の質だが、私の梅は、前述したように傷がついたり黒い斑点が出ているなど多少問題がある。
   しかし、昨年は、これよりも梅の質が悪かったが、たった1瓶だが、見切り発車でやってみたが、別に問題なく美味しく出来上がった。
   スーパーで売っている梅は、ホンノリ赤く色付いた梅なので、完熟梅が良いと思ってこれまで色付いた梅ばかりを気にしていたが、TRIALによると、 
   梅酒用の梅はどう選ぶ? 梅酒の場合、お酒に漬けているあいだにゆっくりと梅のエキスを出すことが理想です。やわらかい梅だとエキスが出るスピードが早いので、なるべく青々とした固い物を選ぶようにしましょう。と言うことである。
   今年は、2瓶にして、両方試みることにした。
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わが庭・・・紫色のばらが咲く

2023年05月17日 | わが庭の歳時記
   紫がかったばらが、咲き始めた。
   タグを見ると、ダッシーバッセルとなっているのだが、この花は、真っ赤なイングリッシュローズであって、全く違うのだが、鉢植えなので、あっちこっち移動している間に、タグの掛け間違いをしたのであろう。しかし、記憶がないので、ばらの名前が分からない。
   追跡すれば分かるのだが、その時々に植えたいと思って買っていて、いちいち覚えていないし、このブログ以外に記録はないので、いい加減なものだが、咲いてくれれば良い。
   
   
   

   ハンス・ゲーネバインとあおいが、咲き続けている。
   鶯がしきりに囀っている。今年は、この鶯がわが庭の植木に止って鳴くことがあるので、姿を見ることがある。
   天は二物を与えずか、非常に地味な小鳥ながら、途轍もなく奇麗な魅力的な声で鳴く。
   何故か、今年は、偽鶯のガビチョウを見ないのが不思議である。
   
   
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ばら:ハンス・ゲーネバイン、あおい咲き出す

2023年05月09日 | わが庭の歳時記
   激しかった雨と風が止んで、奇麗な五月晴れになった。
   ばらの似合う季節である。
   20鉢以上もあったわが庭のばらも、手入れ不如意で8鉢に減ってしまったが、それでも、健気に咲き出してくれた。

   まず、ピンクのハンス・ゲーネバイン。
   
   
   
   

   そして、赤紫のシックなばら・あおい、
   
   
   
   
   
   
   
   
   ばらの栽培では、ヨーロッパから帰ってきてから、まだ、庭に十分に空間のあった頃、若かった所為もあって、京成バラ園に出かけて苗木を買って来て、熱心に本を読んで勉強して、庭一杯に咲き乱れさせたことがある。
   近かったので、京成バラ園を頻繁に訪れて、講習に出たりレクチャーを受けたり、
   ばらのシーズンには、何度も出かけて写真を撮り続けた。
   鎌倉に越してきて10年、
   当初は、千葉から持ち込んだばらが綺麗に咲いていた。
   
   要するに、ばらの栽培には、根気よく丁寧な手入れが必須で、怠け者似非ガーデェナーには、向かないと言うことで、手を抜き始めると、一気にばらも応えてくれなくなってきて、花付きが悪くなり、枯れ始めてくる。
   元々、庭仕事には向かない性格で、まず、手入れの大変な季節の草花栽培から撤退して、ばらも諦めて、今では、手入れの楽な椿一辺倒になってしまっている。
   今年は、長年楽しんできたミニトマトのプランター栽培も止めたので、随分楽になったので、残った花木を大切にしようと思っている。
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わが庭の椿、五月晴れを謳歌

2023年05月03日 | わが庭の歳時記
   今日は、憲法記念日、素晴しい五月晴れの清々しい気候である。
   家族は、それぞれ、休日を楽しみに出かけたが、わが老人は、庭に出て、鶯のさえずりを楽しみながら、花木との対話に勤しむ。

   さて、沢山植えている庭植えや鉢花の椿が、今一番輝いていている。
   一気に新芽を伸ばして成長し、結実して膨らみ始めた実をしっかりと抱えている。
   庭植えの椿は、寒肥が利いたのであろうし、鉢植えの椿は、春先のハイポネックスの効果であろうが、何故か、鉢植えの椿では、何株か枯れ始めているのがある。気にはなるが、自然淘汰だと諦めている。
   昨年は、種まきや挿し木をひかえたので、今年の鉢上げは、ミリンダの4株だけである。
   
   
   
   問題は、今年の挿し木と種まきを、どうするかである。
   挿し木の方は、ともかく、種を蒔くと、花を咲かせるためには、少なくとも、5年は掛かる。
   人生100年の時代だと言うのだが、それまで、世話を続けていける自信がないし、それに、何十本もある今の椿もドンドン大きくなるので、その世話も大変である。
   しかし、青い珊瑚礁やミリンダ、それに、式部やタマ系の洋椿など種の付きにくい椿にも実がついているので、雑種のどのような新しい椿が出てくるのか、見てみたい誘惑にも抗しがたい。
   さて、どうするか、実が熟成する秋先に考えよう。
   
   
   
   

   今、わが庭では、シャクヤクが咲き出している。
   今咲いているのは、何株かの白いシャクヤク。
   
   
   
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