熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭の歳時記・・・イングリッシュ・ローズからミニバラへ

2011年06月15日 | わが庭の歳時記
   咲き乱れていたイングリッシュ・ローズやフレンチ・ローズは、一番花が終わって、二番花の小さな蕾をつけ始めたが、急に、緑の葉っぱが豊かになった感じである。
   先月、買った新しいバラの株も、枝が伸びて、蕾を付けはじめていたが、秋までに、少し株を大きく育てるために、皆摘み取った。

   ところで、早く咲いて枝を切り戻していたミニバラの2番花が、一斉に咲き出して賑やかになった。
   チューリップではないが、赤白黄色と、色変わりのミニバラを育てているのだが、花の形は、小さいながらも、殆ど、ハイブリッド・ティーに似て、優雅である。
   多少、手入れに手を抜いてしまっていたので、黒星病を誘発して多くの葉っぱを落としてしまったので、本当は、花を咲かせずにおいた方が良かったのであろう。蕾の多くが、梅雨の雨にやられて、黒変したり傷んでしまった。
   アジサイなどは、雨が降ると活き活きするのだが、バラの花にとっては、多少なら水滴がついて美しいのだけれど、雨は、やはり大敵で、薄くて柔らかい花弁が変色したり傷んでしまって痛々しくなる。
   しかし、園芸店で売っている鑑賞用の小さなミニ鉢植えのミニバラも、鉢増しして、それなりに肥培すると、株がかなり大きくなって、花も大きくなり、見栄えがするようになって面白い。

   アジサイだが、柏葉アジサイは咲き乱れているのだが、今年は、何故か咲いておらず、多少小さな蕾を付けているものの時期遅れとなるので、あきらめた方が良さそうである。
   ユリの蕾が、急に色づいて、咲き始めた。
   どんなユリを植えたのか、全く意識していないのだが、ユリの花だけは、毎年、球根がそれなりに育って、律儀に花を咲かせてくれる。
   今年も、結構、鉢植えしている。咲き終わると、庭にそのまま移しているので、少しずつ、庭にユリの花が増えて来ているのだが、やはり、根付くのは、高級な花ではない場合が多い。

   玄関脇に、大分前に、金明竹を植えたのだが、地下茎を遮断する手段を講じなかったので、今年は、随分遠くまで地下茎を伸ばして、あっちこっちから、筍を伸ばし始めて、気付かない内に、大きくなってしまったものもある。
   以前は、意識して、筍の下を深く掘り起こして地下茎を取り除いていたのだが、上に伸びた筍や竹を地面から切り取れば、それ以上生えてこないと言うので、そうしており、今年も片っ端から、筍を潰しにかかった。
   この金明竹は、稈が黄色で芽溝部に緑色の縦縞があるすっきりとした上品なマダケなので、鉢植えにすると鑑賞用に良いのだろうが、ブッシュじょうたいになると、やはり、竹は竹である。

   枇杷の実は、今年は、かなりついたのだが、やや小ぶりだけれど、何故か、不思議にも小鳥がつつかなかったので、収穫することが出来た。
   ブルーベリーも、昨年、不作だったので、今年は、まだ青いが、びっしりと付いている。
   何度も、新たに、ブルーベリーの苗を植えたのだが、育たず、20年近く経つ1本だけが、大きな木になって、花が咲き実を付け続けている。

   ほんの先日、植木の手入れをして貰ったと思っていたのだが、春の新緑の成長は、予想外に早くて、庭が鬱蒼として来た。
   トマトのプランターを並べて、沢山の支柱を立てたので、正に、戦場である。
 椿は、枝透かしなど剪定を行ったのだが、少し、遅れてしまったが、梅雨の合間を縫って、新緑の芽吹きでうるさくなってきた庭木を、思い切って、ばさばさやろうと思っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする