熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

WBC侍ジャパンが優勝を飾る

2023年03月22日 | 生活随想・趣味
   大谷投手が、フルカウントでトラウトを三振に仕留めた劇的な瞬間に、WBC2023における日本の優勝が決定した。
   無性に嬉しくなって、しばらく、感激感動のしきりであった。
   珍しく、今回は、最初から最後まで、WBCの日本の試合をテレビで観ていたので、劇的な瞬間など印象的なシーンを鮮明に覚えている。

   とにかく、この数日は、愛国心と言えるのかどうかは別にして、日本人に成り切っていた。
   日本人であるから当然なのであるが、このようなエポックメイキングな国際試合を観ると、日頃それ程意識していない日本に対する強烈な思いが刺激されて、日本人であることに心底感動するのである。

   若い頃から世界に憧れて、必死になって世界を飛び回ってきたのだが、異文化異文明のまっただ中で、人種のルツボに揉まれて、カルチュア・ショックに翻弄され続けると、いやでも、自分自身のアイデンティティの根冠である日本人を強烈に意識する。
   と言うよりも、海外に出たお陰で、より日本人になったような気がしている。
   そして、口幅ったい表現で恐縮だが、侍ジャパンのように、背中に日本国旗を背負っている気持ちで、日本人であることに誇りを持って頑張ってきたつもりである。

   アメリカ、ブラジル(永住ビザ)、オランダ、イギリス(永住ビザ)に住んでいたので、一宿一飯の恩義を十二分に感じており、海外との事業に携わったのは30年以上になるが、やはり、30歳以降に海外に出たので、根っからの日本人で、グローバル時代だとは言え、コスモポリタンからは程遠い。
   帰国してからは、オペラ、クラシック、シェイクスピアから一寸距離を置いて、能狂言、歌舞伎文楽、落語など古典芸能に入れ込んでいる。ダヴィンチやゲーテから世阿弥である。

   侍ジャパンが優勝した、嬉しくて仕方がない。

(追記)口絵は、伊能忠敬を借用。この地図一つをとっても、日本は凄い。

ニューヨークタイムズ
Japan Beats U.S. to Win World Baseball Classic


ワシントンポスト
With an epic ending, Shohei Ohtani and Japan reclaim the World Baseball Classic crown
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1 コメント

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Unknown (mac68615)
2023-03-22 18:05:31
おめでとうございます、嬉しいニュースでしたねー。凄いいいチームワーク、メンバーでした。いつまでも見ていたいって思わされました!
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