熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

鎌倉に住み始めて早10年に

2024年12月10日 | 生活随想・趣味
   今年ももう師走も半ば、新しい年がそこまで近づいている。
   鎌倉で迎える新しい年も、これで10回目になる。
   緑に包まれた鎌倉山の西麓の静かな住宅街で、少し南に下れば江の島である。
   かなり余裕のある日本庭園風の庭に、私好みの椿や梅、モミジなどの花木を植え加えたので、結構季節の変わり目には、華やかになり、小鳥や蝶が訪れる。
   今日のように、風が穏やかで少し暖かい日には、庭に出て、コーヒータイムを楽しむ。

   さて、この鎌倉が何度目の住居なのか、よく考えてみると、80余歳の長い人生において、随分、あっちこっちと住居を移り替えてきた。
   色々なところで、悲喜こもごもの生活を送ってきたことに感慨を覚えている。

   西宮の戎神社のそばで生まれて、宝塚伊丹と阪神間で育ち、宇治、茨木高槻で過ごした根っからの関西人だったが、東京への転勤で関西を離れて、埼玉の上尾に居住。
   その後、留学や赴任で海外生活となり、フィラデルフィア、サンパウロ、アムステルダム、ロンドン、キューガーデン、この間にも何度か移転。
   帰国してからは、東京新宿に住み、千葉の佐倉に自宅を構えて定住したのだが、縁あって、今の鎌倉に移った。

   それぞれの住居で、生活状態の変化もあって、色々な経験をしてきたのだが、殆どはすでに忘却の彼方、
   時々、かすかに残っている記憶の片鱗が、脳裏をかすめて懐かしくなる。
  
   モミジの紅葉ももう終わり、冬も最盛期。
   ジョウビタキが、今年も訪れて来てくれた。
   晴耕雨読、書を読むのも楽しいが、穏やかな冷気の爽やかな初冬に、温かい陽を浴びながら、庭の自然と対話するのもまた良しである。
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1 コメント

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Unknown (京都人読者)
2024-12-10 14:51:45
鎌倉はいいですよね。(私は今は京都ですが逗子に住んでいたことがあってあのあたり懐かしいです)
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