
毎年、我が庭の梅の木には、たわわに梅の実が成って、梅酒と梅ジャム、時には梅ジュースを作る。
しかし、今年は、冬の異常気象で、全国的にも梅は不作で、我が庭の梅も、ほんのちらほら結実しただけで、全く駄目であった。
梅ジャムを作りたくなったので、仕方なく、スーパーで、一袋1キロの梅を買ってきたのである。千数百円で、異常に高いが仕方がない。
梅ジャムの作り方は、毎年、インターネットを叩いて、適当なレシぺを見つけて、それを使う。
とにかく、手間暇を掛けたくないので、簡略シンプルに徹する。
今回取った手法は、我流折衷法で次の通り。
梅をきれいに洗ってヘタを取って水けをふき取ってビニールパックに入れて、一晩冷凍室で寝かせる。
翌日、鍋に梅を移して実が隠れる程度に水を入れて弱火で温め沸騰させると実が柔らかくなって崩れてくる。(冷凍梅なのですぐに崩れる)
水を抜いて実が冷たくなると、梅の実を握り潰して果肉を残して種を取り除く。
残った果肉を鍋に移して、弱火で煮込みながら、徐々に砂糖を加え、ヘラで攪拌する。
レシぺでは、砂糖は同量の1キロだが、私はいつも7割程度に抑えている。
15分くらいで火を落として、熱いままのジャムを、消毒済みの瓶に詰める。
大瓶が二瓶、上出来であった。
当分、朝食用のスコーンのジャムとして重宝する。