今日は
『秋深き』を観てきました。
八嶋智人は本人曰く「トゥーマッチな表現」が好きだし、佐藤江梨子は映画『キューティハニー』で如月ハニー役をしていたことで身近に感じていました。最近、二人ともテレビのバラエティ番組に出る機会が多いようで、佐藤江梨子の異様に長い脚を見て、ちょっとびっくり&ちょっとセクシーに感じました(笑)。
でも、佐藤江梨子はモデル並みのスタイルの割に、身長にコンプレックスがあるようで、普段は背が低く見えるような歩き方をしているようです。が、それはもったいない!
電子チケットぴあで舞台挨拶があることを知り、初めて舞台挨拶つきの映画を観てきました。チケットはネットで取っています(全席指定券で2,000円)。
朝イチの回が13:40頃に終わり、入場できたのが13:45。
舞台の右手に『秋深き』のパネルがイーゼルに乗せられており、最前列と2列目がカメラマン席(なのですが、最初はわかりませんでした)。
舞台向かって左手の通路には報道ビデオの列が。
14:00、時間となり、舞台挨拶が始まります。舞台右手のドアから八嶋智人、佐藤江梨子、池田敏春監督が登壇。地味な八嶋智人、池田敏春監督(失礼!)に比べ、佐藤江梨子は真っ赤で大胆に背中の開いたロングドレスで登場。
本当は一眼レフカメラを持って行ったのですが、始まる前に「一般客の撮影/録音は禁止」と言われたので、言われたとおり撮影しませんでした。
トークのほとんどは予想通り八嶋智人の独り舞台。佐藤江梨子は少し緊張していたみたい。池田敏春監督はかなり寡黙な感じ。
トークの内容はネットでも出ていたことの繰り返し部分が多かったのですが、八嶋智人、渋谷天外、池田敏春監督が撮影最初の日の夜に飲みに行き、みんな二日酔いで翌日の撮影に挑んだとのエピソードを披露していただきましたが、最初の10分ごろの映像だとのことでした。でもそれがどこだかわからず・・・。
舞台挨拶の最後には写真撮影とビデオ撮影。写真撮影では左端のカメラから右端のカメラまで目線を次々に移していき、そのあとはビデオ撮影。ビデオ撮影では「動いてないとまずいですね」と八嶋智人、佐藤江梨子が両手をバタバタ動かして会場を沸かせていました。
前置きが長くなりましたが、ストーリーをネットから引用すると、「仏具屋を営む実家で両親と暮らす中学教師の寺田(八嶋智人)は、見合い話には目もくれず、ホステスの一代(佐藤江梨子)に夢中だった。ある晩、寺田が意を決して一代に求婚すると彼女は承諾し、二人は一緒に暮らし始める。しかし、自分の知らない一代の男性遍歴に寺田が嫉妬を募らせていたある日、一代が「胸が痛い」と言いだす。(シネマトゥデイ)」というところです。
ただ、ワタシ的には寺田が一代にプロポーズするシーンでは、もう少し引っ張ってほしいというか、一代が寺田と一緒になると決意するにはそれまでのストーリーでは説明不足。
中後半の寺田のストーカー的な行動も感情移入しづらく・・・。これも一代に対する嫉妬心の芽生えの表現が弱かったような・・・。
とはいえ、テーマがテーマだけにそこかしこで泣けてきますが、最後の最後、寺田の父親の言葉に一番泣けました。
それから、東京都出身の佐藤江梨子の関西弁はやっぱりどこか微妙に違う感じがしましたね。八嶋は奈良県出身だけあって自然な関西弁でしたが。原作に忠実に関西でロケをするなら、キャストも関西弁ネイティブの役者で揃えるべきだったのでは?
『秋深き』八嶋智人&佐藤江梨子 単独インタビュー