地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

関鉄キハ5000導入とキハ30・35の今後

2009-08-04 21:06:00 | 地方民鉄 (関鉄系)


 今月に入ってやたらと多忙でありまして、インドネシア遠征から帰国するまで当分アップをお休みするつもりだったのですが……衝撃的ニュースに脳内がグルグルしておりまして、超速攻で記事を書くことにしました (笑)。
 関東鉄道公式HPによりますと、このたび8月下旬の甲種輸送ののち常総線に導入される新車は、キハ2000シリーズではなく環境低負荷型の新型エンジンとボルスタレス台車を装備した新形式・キハ5000形になるとのこと! しかも何と!鬼怒川と小貝川の流れをイメージした新塗装を採用するとのことで、これがまた従来の京成グループのバスに使われているパターン(趣味的にイマイチ……)とは一線を画し、なかなかシンプルで好感の持てるものに!!(^O^) これで今後、キハ2000シリーズも順次塗装変更されれば、今後旧型DCが減って行くとしても抵抗感なく常総線で撮り鉄を楽しむことが出来そうです。



 しかし、新型車両が入れば自ずと消え行く車両あり。今や関鉄・久留里線・会津鉄道に残るのみとなったキハ30・35系列がまた2両(?)消えて行くことが予想されます。久留里線の国鉄ツートン復活も未だ撮りに行くヒマがないのですが (-_-;)、千葉支社がこのような色を敢えて塗るということは、近いうちに久留里線に代替車両(他の地域で余剰になるキハ40系列? ハイブリッドDC?) が入る可能性が高いことを暗に意味しており、本当に昭和は遠くなりにけり……と痛感します。
 そこで関鉄の場合はどの車両が廃車となるのか……ですが、5000形が常総北線用の単行ワンマンカーであることを考えますと、常総筑波色とタラコ色を纏っているキハ100×2が最も危機に直面しているように思われます。あるいは常総北線増発用の純増としてキハ5000が造られているとすれば、当面命拾いするかも知れませんが……。その一方で、標準塗装・パッ○ギ京浜東北塗装・関鉄旧塗装を纏っているキハ350の今後も危ういわけで……果たしてキハ5000と同じ新塗装となって生き永らえるか、それともひっそりと消えて行くことになるのか……。ここしばらく常総線はご無沙汰になってしまっただけに、改めて撮っておかないとなぁと思い始めているところです(ヒマが欲しい……爆)。