そういえば昨年末に撮影した銚子電鉄の画像がまだまだ滞っていました (^^;
京王2010系改め伊予鉄800系の入線により、恐らく春までに全廃となることが予想されていた3両の半鋼製釣掛式電車ですが、その廃車第1陣として、ワンマン非対応のデハ702が近日さよなら運転を行うようです。せっかくラムネ色の旧塗装を塗ったというのに、実際の用途は多客時及び貸切時の増結用ということで、果たしてどのくらい稼働したのかを思うとつくづく「勿体ない」のひとことですが、まぁ致し方ないところでしょう。銚子の潮風は老体にとって余りにも酷で、塗ってからまだ余り時間が経っていないように見える塗装が次々に剥げておりますし……。
そんなデハ702、個人的には結局一度も稼働しているシーンを撮れていなかったりします (涙)。連結しそうなことが分かっているときに限って(いや、それどころか最近は常に)仕事が繁忙状態ですので、何のかの言って銚子を訪れるのも人影少ない平日に限られるという……。まぁ、もともと貴重な休みを使って観光客や「鉄」で混雑しまくりなところを訪れても嬉しくない……と申しますか、逆に大損した気分になりますので(私にとって究極の「当たり」は、他に同業者がほとんどいない静かな環境の中で、思いもかけず珍車の走行orスタンバイシーンをひっそりと味わい尽くすことであります ^^;)、さよなら運転に際して予想される阿鼻叫喚のカオスからは距離を置いて、曇り日の仲ノ町で眠れるデハ702と静かに戯れた年末のひとときを改めてこうして偲んでみたいと思うわけです、はい (^^;)。まぁ、実は今週末も仕事が入ったので行けなくなっただけなのですが (爆)。
とりあえず出来れば最後に撮っておきたいのは、カオス必至なさよなら運転よりも、曇天の外川留置シーン(単独・ユ101との連結いずれも可)ではあるのですが、まさかさよなら運転終了後そう時間をおかずに笠上黒生の風葬場に持って行くなどということはあるまいな……と (汗)。
※2枚目の画像は、入場券を購入して撮影許可を得たのち、訪問者立ち入り可能区域ギリギリで撮影しております。