毎年夏の恒例行事である松屋銀座の鉄模ヲタ祭りが着々と近づき、メーカー各社はヲタの財布から金を吐き出させるための新製品発表に余念がない今日この頃。とりわけマイナー車両大好き人間として注目していた鉄コレ第20弾につきましては先週その大部分の全貌が明らかとなり、思わず「よ~し、キモヲタの俺様も4箱買って、妄想4連やりまくっちゃうぞ~」と叫びたい気分です (笑)。今のところ8両が公表され、残り2両をどうするかは恐らく松屋銀座でのお楽しみ……という、これまでの鉄コレ通常弾発表では見られなかったジラシ作戦には思わずヤキモキさせられますが (^^;)、クモユニ143・147を除けば1両ごとに全く異なる金型をつくっているわけで、その気合いには驚くばかりです。そして同時に、金型製作の費用を回収するためにも、こりゃあ必ず後でオープンパッケージによるカラバリ攻撃が来るな……と戦々恐々です (汗)。
しかし、一方で個人的にある重大な問題を思い出しました。そうだ……身延線123系やクモユニ143・147が鉄コレになるのは嬉しいものの、その前に、既に発売された身延線・飯田線旧国2両セットについて、窓廻りのクリームの杜撰さのためにN化作業が全然進んでいなかった……。竣工済みなのは以前アップしたクハユニ56の1両のみで、買い溜めた残りの○○両 (コワくて両数書けねぇ~) は、窓廻りの再塗装が全く手に着かず放置しまくり……(爆汗無限大放出)。
そこで、日々多忙でありながらも、とあるヘロヘロに疲れた夜にふと思い立ちまして、プラ台車&パンタを外して箱の中で放置して久しかったクモハユニ44を取り出し、シコシコとマスキング……。ブワッと西武アイボリー(違うだろ?というご意見もあるでしょうが、個人的な好みです。スミマセン)を吹き、さらにマスキングを剥がして車体全体に半光沢を吹いたところ、あらあら不思議♪ 何ともチナ・クヲリティ炸裂のショボい塗り具合に過ぎなかったボディ(2枚目の下)が、俄然風格漂うものに早変わりしたではありませんか! 常々記していることではございますが改めて、折角の造形の素晴らしさが塗り上がりやら何やらでスポイルされているのが鉄コレの残念なところですので、購入後に自分で必死に手を加えることを含めての鉄コレなのだなぁ……という現実を改めて思い知らされました (滝汗)。
さて……近いうちにはKATOから飯田線旧国第3弾も発売となるわけですが、残る飯田線・身延線旧国鉄コレ化粧直し未施工車の山はいつなくなるのやら……。この山が消えないまま、KATO製車両ばかりがドンドン増えるという事態は何としても避けたいのですが、その決意があやふやなうちは、1枚目の画像のように、クモハユニ44の相棒がクハユニ56という何とも無茶苦茶 (とくに頭の向き) でトホホな状態が続いてしまうわけです (^_^;)。