地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

京都東山緑色鉄 (3) 京阪2600系

2014-07-19 00:00:00 | 都市民鉄 (近畿以西)


 前回京都で出張撮り鉄したのもあっという間に2ヶ月前の話となってしまい、また去る週末は京都に出張していたのですが、嗚呼とにかくさっさとレタッチして記事化しないと前回の撮影分が完全に埋没してしまう……(苦笑)。というわけで、伏見界隈からおけいはんに乗って出町柳へ向かう際に撮影したカットのつづき、2600系です!!
 周知の通り2600系は、1959年に登場したスーパーカー2000系に由来し、昇圧にあたって機器のレベルアップを図ることによって改番された (書類上は新造扱い) 車両であり、車体の登場から今年で何と55周年! それゆえ既に新3000系や13000系の新造に伴い数を減らしつつありますが、それでも一部の車両が、1980年代に入ってからの新造車30番台 (テールランプの形がガイコツ型ではなく旧3000系と近似の形状) ともども未だに堂々現役を続けています。塗装こそ新塗装化され、多少は年増の厚化粧効果を発揮してさほど古くないように見えるかも知れませんが、車内に入ればそこはまさに昭和30年代浪漫 (?) の世界。そんな車両が未だに第一線でガンガン活躍していることこそ、おけいはんの魅力です……。



 とはいえ、そんな2600系 (もと2000系グループ) に乗って撮ろうと思っても、現実問題として7連は3本しか残っていないとのこと。そして、支線用の4連も最早1本のみ……。というわけで、本線で待つにせよ宇治線で待つにせよ、ラッシュ時以外は全車寝屋川や淀のクラの中に引っ込んでしまう可能性もゼロではありません。最早、最初から2600 (もと2000) を目当てに京阪を訪問することは現実的ではないという……。
 それだけに、偶然にも2600がジャンジャンやって来るところに出くわそうものなら、それこそパチンコ屋で玉がジャラジャラとあふれるように大放出され、軍艦マーチがガンガン流れまくりの超フィーバー!!という気分ですね~。あ、私はパチンコは全くやったことがないのですが (店に入ったこともありません)、例えるならそんな感じということです、はい (←表現が貧困 ^^;)。このときは、7連普通・準急が10分おきに1000→2600→1000→2600という順序で現れ、これほど凄まじく大当たりで良いのか……と圧倒されたものですが、過去のおけいはん撮影でそんな超偶然はまずなかっただけに、これで当面のおけいはんにおける運勢を使い果たしてしまった以上、次回の訪問では6000系と7000系の7連が数本連続などということもあるかも知れません (まぁ別にこれらの車両がキライなわけではありませんが、さすがに5000系以前の車両が余りにも来ないとヘコみますねぇ~^^;)。