京急の台鉄藍色普通車ラッピングに対するヲタ界の反響をうけて、京急では期間が延長されたほか、台鉄でも局長 (国鉄総裁に相当) 直々に「5月に京急色を走らせる」旨の宣言がなされ、日台両国でのマニアックな期待はますます強まっている今日この頃。そこで、具体的にどの車両に京急色を施すのかということで、先日当ブログでは「台北地区で主に用いられるEMU700または800で夜露死苦!」と期待を記したばかりですが、さっそく『聯合新聞網』などの台湾メディアを閲覧していますと、どうやら正面の形状が京急に一番近いという理由で、EMU700が当選したようです。
具体的なデザインがどうなるかは今のところ最高機密 (笑) に属するようで、とりわけEMU700の連結器カバー部分をどのようにデザイン処理するのかは「5月に南港駅でお披露目式典をするときのお楽しみ」とのこと。もしかして……完全にカバーを外すとか?!♪ とにかく台鉄はかなりやる気満々のようですので、楽しみに待つことにしましょう~。
なお、台鉄は当初、京急色にする車両としてEMU500を考えていたようですが、恐らく正面が中央貫通扉で幌つきであることから、旧1000あたりに見立てて日本のヲタに大いにアピールしようとしたのかも知れません。しかし、京急とすり合わせをした際に、京急は「ウリナラ製の電車ではイヤだ。日本の血統に属する車両にしてくれ」と要求したとのこと。そこで、日本製もしくは日車が出資している台湾車両製のEMU700に白羽の矢が立ったようです。ま、考えてみれば、そりゃそうですよね~。しかしマニアックさはEMU500の方が上回ることは否めないのはフクザツなところです。