恐らく3年後くらいとなる相鉄~JR&東急直通の際の存在感アピール、そして将来の少子高齢化時代を踏まえた沿線価値向上のため、相鉄では新たなCI戦略を推進し、既にその一環としてグレーを基調とした駅リニューアルが一部駅に施されつつあります。そしてこのたびその真打ちとして、「横浜ネイビーブルー」単色化&全面リニューアル車両の第一陣となる9703Fが登場し、本日相模大塚駅にて現塗装9706F・旧塗装9705Fとの夢の9000系三並び撮影会が盛大に開催されました♪ これはもう、昔からの相鉄ユーザーとしては座視するわけには行かず、勇躍激写して参りました (笑)。
もっとも、朝10時の開始に合わせて訪れた意味は余りなし……。何故なら、ここしばらくの天気がウソのように晴れてしまったため、午前中は横浜方の先頭車に影がかかってしまったから (-o-;;)。というわけで、リニューアル車内を見物したのち一旦退散して大和に戻り、美味いラーメンを食べたあとで再び徒歩で (笑) 相模大塚に向かいますと、ちょうど太陽が南中し、海老名方の先頭車が順光に♪ そんなタイミングに合わせて行先表示や種別幕がそうにゃんバージョンになったり、さらにはそうにゃん直々のお出ましがあったりしまして、会場はまったりとヒートアップしまくりでした (^O^)。なお、所詮は相鉄の撮影会ですので、雰囲気が荒れることは全くなかったですが、さすが事前に駅や車内の広告で大々的に告知しまくったのと、全面リニューアル車を含む三色並びというネタのインパクトゆえ、相鉄の撮影会としてはかつてなく混み合ったような気がします。何はともあれ、このような貴重な機会を設けて下さった相鉄関係者の皆様に、この場ながら心より御礼申し上げます。m(_ _)m
ちなみに、撮影会の冒頭には車両部門の偉い方による挨拶スピーチがありまして、イメチェンリニューアルの意図と今回の撮影会の縁起について語っておられましたが、2007年に現塗装への移行が始まったにもかかわらず何故9705Fのみ旧塗装のまま残っていたのかにつきましては、他の車両の事故により検査の順序が狂ったためなのだとか。それでも何のかの言って、旧塗装さよなら撮影会をやった以上、1年以上前に塗り替える予定であったものの、ちょうどその頃新ネイビーブルー塗装計画が明確になったことから、ここはひとつ「鉄ヲタ的発想で」(はっきりとそう明言!!)是非三色並びをやろうということになり、今日の奇跡的な撮影会につながったとのこと。
要するに、偶然の成り行きと、相鉄関係者の素晴らしき現業ヲタ魂の麗しい結合だったということで……これだから相鉄好きで良かったなぁ~!と思います。また、スピーチの中では、塗装をコロコロ変えることに対する批判があったこと、そして混雑路線でのボックスシートに対する批判的見解があるとのことですが、いやいや、塗装がカヲスなことこそ相鉄の良き伝統であるわけですから、全~然構わないのでございます! (笑) また、ボックスシートへの批判については、むしろ豪華仕様にすることで対応したとのこと (爆)。肝心の新本革ボックスシートの座り心地につきましては、私の体格と合わず、少々7755Fの地獄ボックスシートに近づいてしまったのは残念ですが……(^^;
とまぁこんな感じで、9703Fは明日の「いずみ野線開通40周年記念号」から営業運転に入りますが、外観・内装とも、写真やイラストで見るよりもはるかに高級感があり、外観は阪急マルーンにタメを張れるレベル、内装は通勤電車版の京阪8000系かよ!という雰囲気でした……。しかしやはり、ネイビーブルーは暗めであることは否めず、撮り鉄泣かせの車両になりそうです。
鉄道ゆるキャラ界では人気高し? そうにゃん様の御登場~。
旧6000系や2100系田の字窓車のボロい車内が懐かしい……(笑)。
余りにもカッコ良い広告。テカりまくって撮る角度に苦慮 (^^;