仙台支社キハ48。当地での一番人気はこれ?
東海キハ48。現在ヤンゴンでは、純東海色が来る頻度は低下中。
札沼線キハ48。昨年訪問時は車庫の中でしたので撮れてラッキー♪
東海キハ11も運用範囲を環状線の外側へと拡大中~。
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東南アジアの眠れる大国であったミャンマーは、自由で競争的な選挙によってついに平和的な政権交代を実現してさらに国際的な注目を集め、しかも現時点では労働力も低廉豊富であることから、猛烈な勢いで外資が入って目まぐるしい変化が進みつつあります。その勢いはまさに、1990年代の中国を思い出すかのような光景……。ヤンゴンの街のあちこちに、巨大なショッピングモールが出来つつあり、将来ここに地下鉄やMRTの類いの駅が出来れば一大商圏となること間違いなし……と思えるような状況となりつつあるほか、街外れに出ますと従来は一面の田んぼだったところが工業団地へと姿を変え、まだ造成中のところは乾いた暑季だけに猛烈な土埃が舞っています。
そして鉄道についても、例えばヤンゴン中央駅とその周辺の再開発計画をはじめとする新規投資については、政権交代以来このかた旧政権が決めた計画の妥当性を精査しているようで当面は足踏み状態が続いているようですが、いずれその作業が終わり次第、様々な計画が実行に移されて行くことでしょう。そう、今はまさに、これまでのミャンマー国鉄の最後の姿を楽しめるひとときなのかも知れません。
というわけでこのたび、ちょうど1年ぶりに5回目の訪緬をしまして、過渡期さなかにあるミャンマー国鉄を満喫 (と申しますか撮り鉄激闘 ^^;) したのですが、今回の訪問は二つの偶然が重なって、かつてなく濃厚・充実したものとなりました。一つの偶然は、昨年の秋に「インドネシアといえばこの方」といえる落花生。様がヤンゴンに転勤されたこと! そしてもう一つの偶然は、RP誌などでお馴染みの東南アジア鉄第一人者でおられる斎藤幹雄様が全く同時期にヤンゴンを訪問されたこと! (事前にメールを頂いて、余りの偶然に超!びっくり仰天♪
そこで、斎藤様が事前に手配された地方の機関区訪問には、MR幹部の方の機転あるお力添えもあって、落花生。様と私が便乗させて頂くことになりました。のみならず、一日に1往復しか走らない路線の訪問も、落花生。様のお抱え運転手つきの車をフル活用することによって、実に効率的に行うことが出来ました。そして夜は毎晩、高級なミャンマー料理店ならびに年々急増する日本料理店(味のレベルも全く素晴らしい!)を渡り歩きまして、ビールを飲みながら鉄ヲタトーク三昧に浸るというひとときを共有させて頂きました♪ いやはや、本当におかげさまをもちまして、超濃厚な訪問となったと思います……。
今後の記事化にあたり先ず、機関区訪問にご高配を頂いたMR幹部のM様、見事な日本語能力ならびに鉄ヲタの願望を即座に理解する能力で通訳の労を果たして下さったC様、そして斎藤様、落花生。様、現地在住で今後のヲタ界を盛り上げて下さることが期待されるT様には、この場ながら心よりお礼申し上げます m(_ )m
また、鉄ヲタ3名の来訪にあたり、感動・感激の光景を心置きなく見せて下さったP・B両機関区 (※) 関係者の皆様にも心よりお礼申し上げます m(_ _)m (※察しの良い方は、これらが何処か既にどこかお分かりでしょうが、具体的には今後の記事をお楽しみに~)
なお、今回の訪問では上記の通り、毎晩飲んだくれて画像を整理するヒマがほとんどなかったため (そしてタイ編も画像数がかなり怒濤)、帰国後も依然として画像の整理に手間取っております。なるべく記事化のペースアップに務めますが、他の諸々との兼ね合いで遅れ気味になるかも知れず、楽しみにして頂いている方には大変恐縮です。
最後に、毎年記していることではございますが、線路内での撮影につきましては許可を取っておりませんが、当面は文句を言われることはなく、関係者も気付けばライト点灯や手を振るなどフレンドリーな対応をして下さいます。ただ、今後の情勢次第では鉄道写真撮影に制約が加わるかも知れませんのでご注意下さい。その場での最低限英語での対応が出来ない方の訪問は全くおすすめ出来ません。また、車庫内での撮影は上記の通りの成り行きで許可を得ております。