地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

富山地鉄紳士録 (1) 西武レッドアロー16010

2014-07-07 00:00:00 | 地方民鉄 (中京北陸)


 早いもので東急8590改め富山地鉄17480形が富山に到着してから約1年、デビューしてから約8ヶ月となり、雪道で強力な2M編成が遺憾なく実力を発揮している今日この頃ですが、17480デビュー記念緊急富山遠征の際、ならびに今年1月に雪景色を行く17480を撮影した際には、他の同僚にあたる車両陣ももちろんそれなりに撮影していますので、その表情をぼちぼちアップしてみましょう~。
 まずは西武レッドアロー5000系改め16010形! 昨年の鉄道ニュースにおいて、副都心線を介した東急と西武の直通運転開始という話題は非常に大きなインパクトを放ちましたが、遠い富山の地においても、もと池袋~西武秩父線のスターであった初代レッドアローと、9000系と並ぶ東横線のスターであった8590系が競演するようになったとは、何とも言えない歴史の偶然と言うべきでしょう。



 もっとも、5000系の下回りはNRAに流用されてしまったため、16010形の下回りは国鉄485系の流用品であることは周知の事実。したがって、厳密には西武と東急の競演ではないと言ってしまえばそれまでですが、カタチから入る単細胞なヲタである私にとってはそんなことはどうでも宜しい (笑)。KATOが最近見事なN模型として再現した西武5000系を近所の模型屋で予約ゲットしたのち、富山地鉄の車両とも並べてニヤニヤしております♪ もっとも、貸しレイアウトなどに巣くっているといわれる厳密な「指摘屋」の皆様には文句を言われるのでしょうなぁ~(笑)。
 遺憾なのは、16013Fがミトー化されてしまったことであります。とはいえ、○トーカが一部の(私を含む)頑迷固陋な鉄道趣味者から怨嗟の対象となっている現実を知らない女子供や老人にはこの編成はウケているようですから、収入アップ・知名度アップを図る富山地鉄にはなくてはならない車両ではあるのでしょう。
 というわけで、キラキラネームならぬ「キラキラ車両」がイヤなヲタとしては、16011Fを集中的に追っかけ回したいところではありますが、アルペン特急運転期間中はどうやら優先的にアルペン特急に入るようで、日中は長時間立山で昼寝をすることが多いようです。むしろ、運用が限定されない冬場の方が、16011Fへの遭遇回数も多いのだろうか……とヨソ者ながら勘繰っております。

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