先日の鉄道総研訪問では、湘南色のキハ30もさることながら、223系ボディの燃料電池車のご開帳も非常に楽しみにしていたのですが……残念ながらその期待は極めて微妙なかたちで裏切られました。確かに展示されてはいたのですが、車内を小学生以下のお子様とその引率者限定で公開……ということで、先頭ドアの前にはハシゴがかけられ、さらに運転席の周囲には列整理用の柵が……(-_-メ)。「大きなお友達」は、これでは全く楽しめません……(号泣)。そのうち、果たして何時になるかは分かりませんが、キレイな編成写真を撮影可能な状態で223系燃料電池車が展示されるタイミングと曇りが重なるのを、激しく期待し続けることに致しませうか……(鬱)。
それはさておき、これは展示対象車両と言えるのかどうか分かりませんが、とにかく撮りやすい位置に、新幹線ボディ・華奢な雰囲気の台車・スカスカな床下・他ではまず見かけない塗装……という、強烈にマニアックな好奇心を誘わずにはいられない車両が放置 (?) されていました♪ この標準軌車両を試験線へと引っ張り出すにあたっては、1067mm線路とブチ当たる部分のレールが存在せず、保線用車両用の脱線ポイントのような特殊な渡り線をその都度設置するのでしょうが、とにかく構内の標準軌試験線とも完全に孤立した位置に置かれており、何とも言えない悲哀が漂ってきます……(そこがまた良いのですが。笑)。果たして何の実験に使ったのでしょうか?!
というわけで、鉄道総研の車両展示では、もちろん自走可能な車両群にも期待しているのですが、出来れば今後、いつも撮りにくい位置に放置されている超ワイドボディ車両のような、想像を絶する奇妙奇天烈なゲテモノ系車両の形式写真を撮影する機会があれば……と思うのは私だけでしょうか?