またしても起きた悲惨な無差別大量殺人事件である。フランス大統領はさっそく、ISIS(イスラム国)が首都と称するラッカに空爆を仕掛けた。これでは新たなテロの火種を振りまくようなものである。
イラクの首都バグダッドをアメリカが陥落させた時にブッシュは、「テロがなくなった」と大見得を切った。オバマが、まるでテロとしか言えないような行為でパキスタンには告げずに殺害した時もオバマは、「世界はテロの危険が格段に減少した」といった。周知のように、これらのアメリカの『勝利宣言』の後は、より一層テロによる非人道的行為はエスカレートするばかりだった。結局新たな火種、憎悪をアメリカはまき散らしたに過ぎない。
そもそもISISの主要メンバーは、アメリカやアメリカ以降のマリキ傀儡政権によって、家族や親族が殺害されたり凌辱を受けた人物たちである。シリアのアサド政権打倒を掲げ反政府勢力を支援しては見たが、結局ISISに風前の灯火の存在になってしまっている。アサドの暴力的非人道的な行為は容認できないが、同様のことをロシアはチェチェンでやっているし、中国だってチベットやウイグル自治区では一体何が起きているのかも、正確な情報がない。彼らは異民族や宗教的対立する国内の反政府勢力を、「テロ」と呼んで弾圧している。
ロシアや中国それにアメリカが反テロを掲げるのは、人道的視点が一義的なのではない。
そもそも、ほぼ同時期にイスラエルによるパレスチナ攻撃で数十人が死亡している。ブッシュが混乱社会を作ったイラクでは、恒常的に今回のパリで起きたようなテロが起きている。アメリカで頻繁に発生する、学生や若者たちによる無目的の銃乱射事件の報道は、中東のテロ報道を圧倒している。人間の命の軽重は明らかであるといえる。欧米に従属する日本では当然のことかもしれない。そういえば、世界史はヨーロッパ史ともいえる視点で、私たちは教えられた。聖地奪還と十字軍の性質を教えられた。イスラム側からみれば侵略者である。
う回路のように見えても、我が国の憲法が示す武力による解決を放棄することが、ほとんど唯一の将来を照らす方法であると思われる。暴力は新たなそしてより一層深刻な暴力を生み出すことを、私たちはこの10年で学んだはずである。
最も学んでいないのは、安倍晋三である。特に安全保障法案は国家間の戦争しか想定していない。これからは、国家間の戦争はほとんど起きることがない。無知である以上に非人道的な軍事国家を作ろうとしているのである。イラク戦争の最高責任者のラムズフェルドと日本に再軍備を協力に促すアーミテージに、こともあろうに旭日大綬章与えるのである。彼らは、日本にテロの温床を作ろうとしている。ペシャワール会の中村哲氏の言葉は届かない。
日本は70年間守ってきた宝物を捨てようとしているのである。
イラクの首都バグダッドをアメリカが陥落させた時にブッシュは、「テロがなくなった」と大見得を切った。オバマが、まるでテロとしか言えないような行為でパキスタンには告げずに殺害した時もオバマは、「世界はテロの危険が格段に減少した」といった。周知のように、これらのアメリカの『勝利宣言』の後は、より一層テロによる非人道的行為はエスカレートするばかりだった。結局新たな火種、憎悪をアメリカはまき散らしたに過ぎない。
そもそもISISの主要メンバーは、アメリカやアメリカ以降のマリキ傀儡政権によって、家族や親族が殺害されたり凌辱を受けた人物たちである。シリアのアサド政権打倒を掲げ反政府勢力を支援しては見たが、結局ISISに風前の灯火の存在になってしまっている。アサドの暴力的非人道的な行為は容認できないが、同様のことをロシアはチェチェンでやっているし、中国だってチベットやウイグル自治区では一体何が起きているのかも、正確な情報がない。彼らは異民族や宗教的対立する国内の反政府勢力を、「テロ」と呼んで弾圧している。
ロシアや中国それにアメリカが反テロを掲げるのは、人道的視点が一義的なのではない。
そもそも、ほぼ同時期にイスラエルによるパレスチナ攻撃で数十人が死亡している。ブッシュが混乱社会を作ったイラクでは、恒常的に今回のパリで起きたようなテロが起きている。アメリカで頻繁に発生する、学生や若者たちによる無目的の銃乱射事件の報道は、中東のテロ報道を圧倒している。人間の命の軽重は明らかであるといえる。欧米に従属する日本では当然のことかもしれない。そういえば、世界史はヨーロッパ史ともいえる視点で、私たちは教えられた。聖地奪還と十字軍の性質を教えられた。イスラム側からみれば侵略者である。
う回路のように見えても、我が国の憲法が示す武力による解決を放棄することが、ほとんど唯一の将来を照らす方法であると思われる。暴力は新たなそしてより一層深刻な暴力を生み出すことを、私たちはこの10年で学んだはずである。
最も学んでいないのは、安倍晋三である。特に安全保障法案は国家間の戦争しか想定していない。これからは、国家間の戦争はほとんど起きることがない。無知である以上に非人道的な軍事国家を作ろうとしているのである。イラク戦争の最高責任者のラムズフェルドと日本に再軍備を協力に促すアーミテージに、こともあろうに旭日大綬章与えるのである。彼らは、日本にテロの温床を作ろうとしている。ペシャワール会の中村哲氏の言葉は届かない。
日本は70年間守ってきた宝物を捨てようとしているのである。
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