イスラエルは本気で民族浄化に向かっているのかもしれない。地上戦の兵士たちは、肉親知人を今回のハマスの攻撃で亡くした兵士を優先させている。戦闘意欲は極めて高く、人道的配慮など全くない。
人道的に許されないガザ地区最大のジャバリア難民避難施設を、1日直接爆破した。上図は翌日のもであるが、今日もイスラエルが避難しろと言った難民避難地域キャンプを空爆している。ジャバリア難民キャンプは、5階建て大きな施設であるが、大きな陥没痕ば哀れでさえある。2日間で196人が死亡している。ほぼ無差別攻撃と言って良い。
極めて非人道的な残虐なイスラエル軍の行為である。世界各国から非難を受けていても、イスラエルの空爆艦砲射撃、地上侵攻は治まる所がない。これは自衛権の範囲を明かに超えている。あるいはテロへの攻撃すら意味不明になっている。むしろ彼らが無差別テロ攻撃と非難されても仕方がない。
イスラエルがハマスの現兵士たちを全員殺害しても、同胞を殺害されたパレスの人たちが、イスラエルに服従することなど考えられない。
新たなハマスがより巧妙な組織となって登場するだけである。憎しみを大きくするだけである。
アメリカ下院の140億ドルのイスラエル支援案は、否決される状況である。アメリカはイスラエルもウクライナの支援もままならなくなっている。
パレスチナ自治政府の保健省が2日発表したところによると、イスラエル軍のガザへの攻撃で9025人が死亡し、負傷者は2万2000人を超えるということである。瓦礫下の救助不能の死体は計算に入っていない。またハマスの兵士の死亡も計算外である。
イスラエルを虚言でこの地に招き入れた、イギリスとフランスさらにその後の支援国となったアメリカは大きな責任がある。彼らはいまだにイスラエルを支援はするが、停戦は興味を持たない。
イスラエルの非人道的な侵攻を強く非難し反対する。