そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

エリートは線路に乗ってこそエリート、脱輪した玉木はローリング状態

2025-01-21 | 安倍晋三
謹慎中どこ吹く風で、国民民主党党首玉木雄一郎が、女遊び同様にお盛んである。甘々でたった三カ月の党首活動は謹慎されているが、それすらお構いなく発言を止めることがない。通常なら議員辞職であるが、党が判断しても除名であるが、三カ月の謹慎である。それすらしていない。
言わずとしてた東京大学法学部を卒業して大蔵省入省しハーバード大学に留学、外務省へ財務省主計局を経て安倍晋三に促され国政に参加した、絵に描いたようなエリート中のエリートである。こんなに官僚のてっぺんを歩いていtら、世情には疎いだろうし、女性に触れる機会もないだろう。
自民党に席がなく民主党から縁戚を頼りに、大平正芳の孫娘を嫁に招き立候補し一旦は当選する。その後は民主党が崩壊し、民進党から緑の党などを経て,新国見民民主党に復帰し現在に至る。いつも自民党すれすれの野党として歩んできている。
竹中平蔵の元での研究員だったり、前原誠二の元で政調会長補佐として働いていた。
昨年の総選挙以降は103万円の壁の評価が高く、(私なんぞ何で今更ろ思うが)あちこちで好きな発言を繰り返す。玉木は後退したというが、多分前進しているのだろう。パクっと開かれたままになっている自民党の裏口を彼は目指しているのである。玉木はそれ懸命に前進する。
端的な例が、原発をベースロード電源にと、自民党と全く同じことを言いだしているのである。電気労組からの要請だと、すっかり連合の芳野に言いなりになって、飼い慣らされてしまった。民主党時代は原発廃止が党の方針であったはずである。
こんな政党が政権を担う気になれるものだと思うが、キャスティングぐボードを握っていることだけは間違いない。
そもそも103万円の壁は取り払われるべきであると思うが、細部は穴だらけであることも判ってきている。また石丸新党にも秋波を送っている。伸び盛りの政党は主張は譲るべきでなく、ぶれることは短命を意味する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バージョンアップしてトランプが戻ってきたが、課題は大きくなるばかりである

2025-01-21 | トランプ

トランプが戻ってきた。8年前は初当選で手探りで、半年も官僚体制が整わなかったことが嘘のようである。トランプは就任即日に100本越えの大統領令にサインした。因みに乱発したと言われるバイデンは4年間で160本の大統領令を発していた。一期目に学んでいることがはっきりわかる。
トランプの政治手法は解り易い。不可能と思われることを、ドカーンとぶち上げてそれに近づけるだけ近づこうとするのである。達成できれば幸いというのであろうか。
大統領令の中で目立つのが、不法移民政策であるが、国家異常事態宣言をして排除させるとのことである。アメリカで生まれた子に国籍を与える出生地主義は憲法に抵触するので、ハードルが高く実現不可能なものも少なからずあるようだ。議会承認を経ないということであるが、安倍晋三が乱発して定着した感のある閣議決定に酷似するが、議会無視の非民主性は否めない。4年前に国会突入したトランプ支持者たちに恩赦を与えた。自身の犯罪でさえ司法に了解を与えさせなかったから当然ということなのだろうか。
グリーンランドよこせ、パナマ運河はアメリカのものだ、メキシコ湾はアメリカ湾に名称変更するというのである。無知が生み出すトランプの愚行である。政治以前の知識も欠く哀れさである。とくにメキシコに関しては、アメリカが謀略によって仕掛けた戦争で、スペインから西部を奪い取った歴史を思い起こされるものである。せめて名前だけでも残されるべきである。
「アメリカは偉大な国家になって世界から尊敬される国を目指す」と、就任演説で言い放った。協調とか助け合いなどという、世界最大の国家はしないというのである。化石燃料は掘って掘って掘りまくるというのである。
パリ協定から離脱し、温暖化対策など微塵も述べることがない。理念など彼にあるわけではなく、唯一金の儲かること経済的視点しか持たない。そして化石燃料は掘って掘って掘りまくれと鼓舞する。
それに自国優先は、トランプ支持者優先にも重なり、民主主義の根幹に触れることになる。大統領は支持者でも不支持でも関係なく大統領でもある。偏在した政治は民族間にも国家間にもく影響をもたらすことになる。

然しながら、トランプは戦争には参加しないというのである。兵器は売らないとは言っていないので、実態は変わらないともいる。前任期中にトランプはシリアのロシア戦闘機を攻撃した以外は、攻撃はしてはしてはいない。かと言って、トランプは平和主義者などではあるはずもない。
もう一つ、関税である。とくに農業に関しては各国の地域性や風土が生み出す農業、食料がある。そのことを国ごとの保護するのは当然のことともいえる。大国が率先して、関税で自国の食料を守ろうというのであれば、日本も見倣うべきである。コメの関税は300%に戻せばよい。だってアメリカがやっているのだから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港