そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

ついに死者までだしたSNSの無根拠情報の拡散被害

2025-01-26 | 民主主義

兵庫県元県議の竹内英明氏が亡くなった。自死のようである。N党の立花孝志の知事選応援の核に据えた、「斎藤を貶めた主犯格」とするネット発信のほとんどが根拠のないものであたことが解ってきている。
斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを調べる百条委員会の委員として、斎藤知事を追及してきた。立花にとっては恰好の攻撃ターゲットになったのでろう。
自殺した元局長の告発文を書いたのはこの男だと、立花孝志は竹内英明さんを「斎藤を貶めた主犯格」と決めつけた動画を引用し投稿している。この動画は249万回閲覧されている。
竹内氏が苦しみ県議を辞職すると、「竹内英明、フザケルな。消えてまえ」 「辞職すれば済む話じゃない。犯罪者じゃないか」 と追い打ちをかける。
朝日新聞が、県警幹部に取材した内容として、竹内氏に関して逮捕予定や任意聴取の事実がなかったことを報じると、立花は、「うそつき朝日新聞は逮捕や任意の事情聴取がなかったと言っていますが、まったく信用できないと私は思っています」と切って捨てています。
竹内氏の自死後は、「逮捕を逃れるために自死した。県警が逮捕してやれば自死することもなかった」、と述べ「竹内元県会議員、明日逮捕される予定だったそうです。メディアは相変わらず誹謗中傷が原因とか。誹謗中傷で何で死ぬねんって話じゃないですか」とまで述べている。
これに対し、兵庫県警のトップが異例の発言をした。 兵庫県警 村井紀之本部長 「任意の調べをしたこともありませんし、ましてや逮捕するという話は全くございません」と述べ、立花の誹謗中傷が事実であったことが明らかになった。
ここまで明らかになった、でっち上げ虚偽による誹謗中傷は、家族なら立花を告発することはできる。
東京都知事選挙で選挙ボードを占拠したり、コマーシャルに使う人たちに売り込んだり、今回の票後知事選のように私の投票しないでくれと、特定候補の応援のために理候補したりと、公職選挙法は、立花のような不遜な人物の登場を想定していない。
一度収監されて見るのも彼にはいい経験になるだろう。立花孝志くん、一度そういった経験もしてみるのも良かろう。

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春誓い羅臼港