そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

フジテレビの体質が露呈した記者会見である

2025-01-28 | 報道
昨日のフジテレビの中居正広に関する問題処理に関する,フジテレビトップの記者会見を冒頭見たが、日に油を注いだ感すらあり経営指導者の醜態を見させられた感がある。結論から言えば、フジテレビは信頼回復の場にする積もちだったろうが、どうもその逆になってしまった。10時間半もかけた徒労と言えなくもない。
質問は雑多に近いし中傷気味のものも少なくなく、何でも受け付けているのも前回の負い目があるのだろう。何よりも日枝取締役相談役を出席せなかったのは、彼らがその部下であり取りまきであるからの他ならない。日枝は関与していないと副社長の橋下はかばったが、彼方だって関与していないだろう。部下の不祥事だから出席して入りるのであろうから、彼も出席するべきであった。
女性の被害を知りながら、一年半にもわたって番組を続けていたことの説明は全くなっていない。金で解決したとの報告を受けていたのであろうか。
少なくとも番組を継続したのは、女性の被害状況を把握していなかったのか、確認していたのかいずれにしても、人気タレントに傷をつけたたくなかったのか、金で解決したと安堵したのであればフジテレビの怠慢である。
フジテレビの体質が最も問われるのは、被害女性の立場を慮ることなく番組優先にしたことである。そのことがその後の対応も、10日前の一方的な記者会見も日枝の出席も見送ることにしたのである。
視聴率競争を勝ち抜くことしか念頭にない体質にした結果といえる。女性をタレントに献上していたのは事実である。このことには触れることなく、第三者委員会にお任せと逃げる、港社長である。
本日文春が正月記事を訂正した。女性を誘ったのは職員ではなく中居だということである。職員は全員帰ったようであるが、被害女性を誘い込んだのは中居だと訂正した。ならばこれは中居の性犯罪であるだろう。
中居正広は起訴立件されて彼は収監される事件である。それを恐れた、9千万円の口止め料であろう。我々一般人が信じられないような高額を手にする芸能人の存在が問題である。

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春誓い羅臼港