そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

もたついてGotoやめたら、Gote Gote(後手後手)対応の迷走する菅義偉

2021-01-12 | 石破茂

Gotoを嫌々しながらやっと止めたと思ったら、今度は新型コロナ対策はやることすべてがGote Gote(後手、後手)対応である。緊急事態宣言をしなくちゃしなくちゃ、と言いながら何もしない。小池都知事には、北海道や大阪は頑張って感染を抑えていると、自助を強調してい動こうとしなかった。
首都圏一都三県の知事が直接要請することで、ようやく首都圏に限って緊急事態宣言をした。大規模な交流や人的な遮断が求められる中、首都圏だけを閉じ込めることもできるわけがない。この宣言はどの世論調査も80%程度の人が遅いと思っている。栃木や茨木が早速文句を言っているが、これに関して菅は聞く耳すら持たなかった。
ところが一昨日関西圏の大坂と兵庫と京都の知事が要請の動きを見せると、「もう数日、状況を見る必要がある」と菅は言ってはみた。が、明日にでもこの二府一県を緊急事態の対象地域として宣言するべく調整しているというのである。
そして今日、愛知と岐阜と三重県が緊急事態宣言をしてくれと要請をしている。明日検討するようであるが、早く強く短くが前提である感染症対策であるが、なんとノロまな動きであることか。首都圏の拡大を望んでいる、一週間当たりの感染者の率が全国3位の栃木、それに福岡県も対象の検討をするとする報道もある。嫌がる菅を厚労省か経産省が忠告したのであろう。
ここまでくると、菅義偉は後手後手以上の単に、迷走しているに過ぎない。ユージューフダンを絵にかいたような男である。小出しをくり消す哀れな男である。
なんともショボイ男であるが、首相として本当にやってゆけるのであろうか。

官房長官時代に一記者の質問に、「あなたに答える気はない」と感情を露わにした男である。自制が効かないのではない。度量がないのであるが、自らが置かれている立場の認識がないだけである。首相になっても、記者会見とは名ばかりで、人数制限をする理由はなくはないが、会見の時間限定や再質問は受け付けないなどと、度量のなさは情けない限りである。そのうえ、「仮定の事にはお答えできない」などと、想定外(少なくとも菅にとっての)についての危機管理がゼロである。すでに歴代最多になりつつある、「怠派は差し控える」を連発する。ショボイ限りである。
一国の宰相は一定の度量がなくてはならない。イデオロギーではなく人間としての厚みがなければならない。なんともショボイ男が首相になったものである。
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