そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

自民党が脱炭素などとしゃれたことを口にするとこんなバカが出てくる

2020-10-28 | 原発と再生可能エネルギー

温室効果ガスを2050年までに実質ゼロにする、脱炭素社会を掲げた菅義偉首相の所信演説を受けて、自民党の世耕弘成参院幹事長は翌日の記者会見で「もっと新しい技術を採り入れた原発の新設といったことも検討を進めていくことが重要だ」とのべた。世耕は安倍晋三のコバンザメである。官房副長官時代どこに国しても影のようについていった。なんでもヨイショしてくれた世耕は安倍の評価を受けて、原発政策を担当する経済産業相に抜擢してもらっている。
これを受けて、世耕は「現実問題としてCO2(二酸化炭素)を出さずに大量のエネルギー供給ができる電源は、やはり原子力ということになる」と主張し、「安全に最大限の配慮をしながら原発の再稼働を進めていく」とし、原発新設の検討にまで触れている。
自民党は選挙公約で、
「原発依存度を可能な限り低減。経済成長とCO2排出抑制の両立実現に向け、責任あるエネルギー政策を遂行。」
と、聞きようによっては原発の新設にもで触れてもいるのである。
世耕弘成が代表を務める資金管理団体「紀成会」が、福井県高浜町の元助役で2億円もの原発マネーを周辺のめぼしい推進派に配りまくっていた、故森山栄治氏が退職後に籍を置いていた会社の社長から4年間で計600万円の献金を受けていたことが政治資金収支報告書で分かっている。世耕はゴリゴリの原発推進派である。
公然と自民党総裁が、初めて脱炭素などというおしゃれな言葉を使ったから、パシリは大喜びで原発再稼働を公然と口にする。そもそも、安全性や住民のことなど考えれば、原発推進や新設などできるはずなどない。
そもそも自由民主党が脱炭素社会の建設などできるはずがない。日本に原発を入れ込んだ旗振り役の中曽根康弘に1億円もの葬儀代を出した自由民主党が、脱原発などできるはずなどない。

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